”ICタグ” いよいよ本格導入!

ICタグが、いよいよ試験導入期から普及期に入る。



三越」と「阪急百貨店」は、それぞれ4月から、”婦人靴売り場”を対象に「ICタグ(荷札)」活用の在庫管理システムを、本格導入する。



商品に付けたICタグをかざすと、来店客が希望するサイズや色別の在庫の有無が、即座にわかる。



接客時間の短縮と、増収効果の期待が、できるとみている。



婦人靴は、同じデザインでも色、サイズの組み合わせが膨大で、在庫管理が煩雑であるが、客が、購入にいたるまで、店員は何度も、売り場と倉庫を行き来する場合がある。



阪急が、昨年4月から6月までの実験で、店員が1人で、対応できる顧客数が増え、売上高が約10%増えたという。






著者: NTTデータユビキタス研究会, 荒川 弘煕
タイトル: ICタグって何だ?―ユビキタス社会を実現するRFID技術