NTT “人体通信” 携帯装置 開発!!
NTTは、専用の小型携帯端末で、人体を通信線の変わりに活用して、双方向通信する技術を、開発したと発表した。
PCカードサイズの装置を胸ポケットに入れておくと、装置が送信データを、微弱な電気的な力(電界)の信号に変換、信号が体の表面を伝わり、受信側で読み取る仕組みだ。
応用が見込めるものとしては、握手するだけで、名刺のように、データ交換したり、ドアノブを握るとIDを認証して、解錠したりするシステムだ。
さらに運転席に座ると、ハンドルの位置を自動調整する機構や、商品などに触れると、詳しいデータを、取り込める仕組みなど応用範囲が広がる。
ドアノブ認証については、2006年をメドに実用化の計画だ。
量産化すれば、装置は1台2000円〜3000円程度とみている。