音楽の原点“Sgt.pepper’s lonly hearts club band” ⅩⅠ

”GOOD MORNING,GOOD MORNING”



A--------Em--------G-------------------------A--
Nothing to do to save his life call his wife in


A--------Em--------G-------------------------A--
Nothing to say but what a day how's your boy been


D------------------------E--
Nothing to do it's up to you


E7------A----------------------G-----
I've got nothing to say but it's O.K.


G------A-------------D------------A-----
Good morning good morning good morning a!


by BEATLES



「グッドモーニング・グッドモーニング」




いよいよアルバム11曲目。残すはあと2曲。
ジョンが自宅でゴロゴロしながらテレビを見ていたら
ケロッグのコーンフレークのCM」がながれてきて
これにインスピレーションが沸き 出来た曲。



リンゴはこのとんでもない
変拍子リズムをリズムトラック8テイクでなんなくこなしている。
サビに至っては3連のハイハットを刻みながら
スネアは2、4拍目に入り 乗りのリズムを刻む。



5、5、5、3、4、5、4、3−−−と拍子は
音楽理論なんてナーニ?という感じで 
”ぐちゃぐちゃ”に進んでいく。これがかっこいい
リズムで聞こえるのはナゼ?



よくこんな曲つくったもんだ!また演奏する方も
どうかしている。よく演奏できるもんだ!
4分の5拍子はただ1拍足せばいいというものではない。
ガイドの音が全体のリズムがバラけないように
かすかに「コツコツ」ときこえる。



”TAXMAN”で弾いているリードギターはポールだが、この曲もそうだ。
やはり よく似た奏法だ。



ブラスセクションがこの曲のポイントでもあるが
ジョンの要望で当時の「コンプレッサー的」なもので
音を凝縮し凹凸のないつぶれた音にしている。
これはブライアン・エプスタインがマネジメントしていた 
リバプール時代の仲間の
”サウンズ・インコーポレイテッド”が担当している。



そして例の エンディング---
まず小鳥、猫、犬の鳴き声、馬のいななき、羊、ライオン、
象、そして馬のひずめの音----



こういった効果音により すさまじい勢いで通りすぎていく。
目に浮かぶような臨場感あふれるエンディングだ。



そして「コッコッコッコケッ!」でギターの音とダブラせて
次の曲”SGT.PEPPER'S---(Reprise)”へと続く。