ゼロの状態からの出発 M429

ゼロの状態からの出発



冬の間は、種や根の状態で、土の中で春の雪解けを待つことになります。草も花も、地上に出ると冷凍状態になるので、冬期間は地上では1ミリたりとも成長することはできなのです。

 
ですから、春には完全にゼロの状態からの出発になります。大げさかもしれませんが、毎年、雪が解けたあとに草花の芽を見ると、厳しい冬に耐えてがんばりましたね!と、ほめてやりたくなるような感情になってしまいます。

 
考えが少し飛躍するかも知れませんが、この芽吹く瞬間のゼロの状態の時に、最大のエネルギーが内在しています。メビウスの輪=無限のマーク=∞の左右の○と○の境目は、ちょうど、ゼロの状態の位置になります。

 
2つの輪を球に仮定して、2つの球を衝突させると、その瞬間がエネルギーが最大の状態になります。2つの球が衝突して、くっ付いた時がエネルギーが最大限になり、これが「ゼロの状態」です。

 
メビウスの輪=無限のマーク=∞の形と対応させた時の境目がゼロの状態になります。


「春草萌芽」というのは、秋には枯れて何もなくなり「無」の状態になり、厳しい冬に耐え抜いて、春には芽がゼロから未来に向かって伸びて行くのです。

 
無限のマーク=∞は、過去・現在の瞬間・未来にも対応することができます。現在の瞬間が∞の境目であり、最大限のエネルギーの点でも
あるのです。

 
つかの間の春に、芽吹く一瞬の瞬間に、エネルギーが最大になっているから、私達の意識に同調するのでしょう。今という瞬間に最大のエネルギーを活かすことを自然は教えてくれています。

 
ですから「ゼロ」とは、全てのエネルギーを含んだ、未来へ伸びる最大のエネルギーの点のことでもあります。過去からのエネルギーを最大限に生かし、瞬時に最大のエネルギーを未来の最高のエネルギーに変えるのが「ゼロ」であり、自然の摂理なのです。

 
「原点回帰」とは「ゼロ」の状態になることです。ところで、降龍の実践は、渦をイメージしたり、渦巻を手でなぞりながら下に進みますから、横から見ると、メビウスの輪=無限のマーク=∞の流れを描いていることになります。

 
8の字を何層も描いていることになります。今という瞬間に最大のエネルギーを活かしていることにもなります。

 
そして、降龍(スパイラルシート)の実践 は過去からのエネルギーを最大限に生かし、瞬時に最大のエネルギーを未来の最高のエネルギーに変えていることにもなります。

  スパイラルシート.jpg

「パワーかフォースか」では、ローレンツのバタフライが、(∞のマークに類似していて)、最小の力で最大の力を引き出せる運命を変える臨界点になることを示唆しております。

 
 
阿波踊りも、ハワイのフラダンスも、∞のマークを流暢に描いているようにも思えてきます。エネルギーが湧いてきて何時間でも「無」になって踊れる!という共通点があるようです。



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中央にあなたの名前を入れた、あなただけの四神相応の色紙。
これは「九つの和」を色紙に書き、東の「青龍」、西の「白虎」、南の「朱雀」、北の「玄武」、そして、中央に、あなたの名前を書き入れます。中央の文字は名前が入りますので、ご注文されるときは、お名前をメッセージ欄にご記入ください。



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