厚生労働省 フリーター雇用対策を強化！
厚生労働省によると、フリーターは２００３年、推計２１７万人に達し、年間約１０万人ずつ増加。
２０〜３０代の割合が上昇しており、厚生労働省は゛社会の経済力が弱まり、社会保障の支え手が減る”と危惧している。
仕事も通学もしないニートやフリーターの増加が、社会問題化するなか、厚生労働省は１１日、経済、労働団体のトップらで構成する国民会議を、５月下旬に発足させ、全国で２００万人超とされるフリーターのうち、年間２０万人の正規雇用を目指すとしている。
国民会議は、経済、労働団体のトップや、学識経験者など、経団連の奥田会長を議長とする約２０人で構成。
シンポジウムやタウンミーティング開催のほか、職場体験を希望するフリーターの受け入れなどを企業に要請する。
また、厚生労働省は、ハローワークにフリーター専用窓口を開設し、専任職員を配置する新事業など、正規雇用につながる就職支援も強化するようだ。
