世界最小の “電源内蔵型ICタグ”


物流管理などの使われる無線ICタグ(荷札)で、「YRPユビキタス・ネットワーキング研究所」は、電源内蔵型としては世界最小のタイプを、開発したと発表した。



名称は“DICE(サイコロ)”。本体の1辺が約1・5cmの立方体で、電池は約2年持つとのことだ。



従来の電源内蔵型に比較し、1辺の長さを半分、電池寿命を2倍以上とした。



この本体に約34cmのひも状アンテナをつけて使う。1つの読み取り装置で、1000個のICタグから受信でき、大量の荷物の管理に向いている。



電源を内臓していないICタグには、より小さいタイプもあるが、内蔵型はさまざまなセンサーを組みこめるのが特徴だ。



荷物が不正に開封されたことを、検知し管理者に連絡する使い方も可能ということだ。


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