奇跡の気体「一酸化窒素」M94

奇跡の気体「一酸化窒素」

 

窒素は、空気中に78%もありますが、純粋の窒素の中に生物を
入れると窒息して死んでしまうので、「有毒空気」とか、「ダメな空気」とか言われていました。

 
空気中に、5分の4もあるのに活用していないのは、不自然な
ことだと思いましたが、今までは、解明できなかったのですから注目されなくても仕方がありません。ところが、ミクロの世界まで詳しく分析できるようになると、すごいことが解明されたのです。

 
それが、能望の実践の効果と密接に関連しています。ですから、今までの奇跡の体験の原因もはっきりと断言できるようになりました。

 
自動車の排気ガスに含まれる汚染物質である、「一酸化窒素」は、
今までは嫌われものでしたが、体の中では重要な役割を果たしている
ことがわかってきました。

 
それも、この10年間で、「ダメな空気」から「超奇跡の気体」になったのですから、ミクロの世界での研究の成果は今後も色々な分野で、人類に恩恵を与えてくれると思います。

 
「一酸化窒素」は、体のほとんどすべての働きにが関与していることが解明され、1998年、ロバート・ファーチゴット、フェリッド・ムラッド、ルイス・イングナーロの3人の学者は、それまでの医学を変革する画期的な発見をしました。

 
人類に多大な役割を果たしている「一酸化窒素」の働きの重大な発見
により、この3人の学者は、ノーベル医学・生理学賞を授賞したのです。

 
その結果、アメリカ政府や大手の製薬会社が、この一酸化窒素の
研究に数百億ドルを投じているそうです。

 
一酸化窒素は体内物質として血管を拡張して血流を良くするなど、
重要な生理作用を担っていることが明らかになり、続いて免疫系でも、一酸化窒素が体内異物排除の最前線を担っていることが分かり、
医学界では基礎から臨床の分野まで騒然となったそうです。

 
免疫機構では、マクロファージが一酸化窒素を産生して、ガン細胞や
細菌に作用して、DNAの合成とミトコンドリアでの呼吸作用を阻害する
ことで細胞毒性を発揮しガン細胞を殺します。

 
一酸化窒素は、強力な抗酸化物質であるので活性酸素の様なフリー
ラジカルを除去し、コレステロールの酸化や血栓の生成を防ぎ、
動脈硬化や心臓病、脳卒中を防止します。

 
神経系では、一酸化窒素は、伝達物質として働き神経細胞
脳の機能を効率化します。一酸化窒素がうまく作られないと記憶力が
低下することもわかってきました。



老化による記憶力低下防止


学習能力の低下防止


一酸化窒素はミクロレベルで、バクテリアやウイルスを殺傷し、
私たちの免疫組織の機能を自然に高め、感染を予防し感染と戦う
能力を増進させます。

 
一酸化窒素は、脳や小腸にある神経系の情報伝達を担っている
ことも分かってきました。

 
一酸化窒素の量に応じて血管の平滑筋は弛緩し、血管は拡張し
血圧が低下します。



細胞のバイタリティー、血流、心臓の治癒を増進する。

ストレスへの抵抗力、高レベルのエネルギーとスタミナを増進する。

自律神経組織のバランス化により、メンタル的なクリアーさを鋭くし、精神的落ち込みを減少させる。

消化能力と自然なクレンジングを改善する。

胃壁を守る、修復作用。

腎臓の利尿活動を助ける。

腸の運動を調節する。

心因性インポの改善

頭皮の血管の拡張により、薄毛の予防。

ゼンソクなどの呼吸器疾患病を予防

更年期の自律神経失調症を予防

細胞・遺伝子修復機能

 

一酸化窒素は、血流と血圧が整えられるので高血圧や冷え性
悩む方にも有効です。また、一酸化窒素は白血球でも大量に生産され、体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃して感染から体を守ります。

 
血管の他にも、肺や胃、腸、尿路、脳など体内のあらゆる部分の
生理機能を正常に保っています。


一酸化窒素には生理活性効果があり、人間が若々しく生きる為に
欠くことのできない物質とされています。