脳ホログラフィー理論  M396

ホログラフィー理論



第五弾“「あいうえお」で、五次元・成功革命”を途中まで書いています。五なので、五次元・成功革命になりましたが、六は、六神通革命七は、ラッキー7革命など、勝手に浮かんできています。友人のところに、電話をかけましたら、日本人の脳の本について、教えてくれて、「あいうえお」の母音は日本人の脳の構造を作っている!と、本に書いてあったそうです。やはり、五十音は、日本人の脳や精神の根幹にも関わっているようです。

aiueo

                                                                                                            • -

「あいうえお」で、五次元・成功革命

 
第一章≪五次元の超越意識≫

  
○ABC⇒⇒⇒A→B→Cの因果関係を五次元で実現!!

 
第二章≪五次元流・ビジネス成功意識と言霊≫

 
第三章≪五次元流・学問成功意識と言霊≫

 
第四章≪健康・人間関係を良好へ導く意識と言霊≫

 
第五章≪具体的実践法≫


                        • はじめに--------------

 
日本語と同じ母音構造を持った言語は、現在のところ、世界広しと言えども、太平洋東南(ハワイ・ニュージーランドイースター島を結ぶ三角海域)に広がるポリネシア民族にしか見い出せないそうです。イースター島には、ムーの文明が残したと言われているモアイ像があります。

 
虫の音は日本人は人の声と同様に言語脳で聞いているので、雑音として聞き流すことはできません。自然の音も、雨、風、川のせせらぎなども、欧米人は右脳で雑音として聞きますが、日本人は、左脳の言語脳で聴いているそうです。このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけに見られ、中国人や韓国人も西洋型を示すということです。日本語と同じ母音構造の言語が、古代に高い文明があったといわれているムーの文明の周辺だけにある!ということは、日本人の遠い祖先が何らかの関わりがあったことになります。


帝釈天の網」と、「天網恢恢 疎にして漏らさず」

 
弘法大師空海は「悟る瞬間、人間の身体は宇宙と一体になり、隙間(すきま)なく張り巡らされた帝釈天(タイシャクテン)の網のようなものである」と説かれました。私たちの体の奥には根源的な神聖さのようなものがありますので、この深遠な叡智に近づけば近づくほど、宇宙のリズムが、そのまま身体のリズムであることを実感できるものと思われます。

 
この世に存在するすべての知識とすべての記憶が、私達の体の中に入っていると言うことですから、宇宙の根源のすべての叡智の記憶が蘇ってくるのでしょうか?「帝釈天の網」とは、仏教の概念で、これは、宮沢賢治の童話にも取り上げられた「インドラの網」と同じで、その網のすべての結び目には、ひとつずつ宝珠がついていて、その宝珠のひとつひとつに他のすべての宝珠が映り込んでいるという意味になります。

 
宮沢賢治の「インドラの網」では、肉体を離れた魂がさまよいこんだ場所で見たものが幻想的に描かれているのですが、「帝釈天の網」=「インドラの網」のことを以下のように表現しています。

 
「いまはすっかり青ぞらに変ったその天頂から四方の青白い天末までいちめんはられたインドラのスペクトル製の網、その繊維は蜘蛛(くも)の糸より細く、その組織は菌糸より緻密(ちみつ)に、透明清澄で黄金で又青く幾億互に交錯し光って顫(ふる)へて燃えました。」ひとつひとつの宝珠が他の一切の宝珠を映し出す!のですから、禅の言葉に、無一物中無尽蔵(むいちもつちゅうむじんぞう)というのがありますが、空の中にすべての叡智が内包しているという概念とも、類似しています。
 
 
現代になって、人間の脳は宇宙の一部であり、また宇宙全体を内蔵している、という「ホログラフィー理論」が提唱されています。

 
アインシュタインの弟子でもあり、ロンドン大学理論物理学の教授であったデビッド・ボームは、人間の脳には、宇宙の全情報、それも宇宙創世から未来永劫までの全情報がインプットされている!と説いています。ボームは、「開示された秩序」のエネルギー・情報の奥に潜む、この「織り込まれた秩序」のエネルギー・情報こそ、現実の本質であると主張しました。そして我々の脳はこの「本質」のホログラムの一部であり、本質と共振共鳴して、意識の振動を生み出すと主張しているのです。

 
ほぼ同時期に、アメリカの神経生理学者カール・プリブラムも、脳の
記憶についての仕組みとホログラムとが類似していることに気がつき
ました。そして、プリブラムは、脳はこのホログラフィックな宇宙を翻訳する一片のホログラムだと考えてました。量子力学が明らかにしたのは、あらゆる実体は客観的に独立して存在しているのではなく、非実体的な無数の波動によってつくられていることです。このことは、宇宙のすべての実体に当てはまるのです。

 
老子の言葉に「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」という言葉があります。天の張る網は、広大で目は粗いようだが、何モノも漏らす事は無いと言う意味で、悪事を働いた者を取り逃がすことは無い!という意味で、さらに、「天」の情報網は、どの部分の網の升目を見ても、全体がその升目に 映し出されているとの意味にも思われます。「帝釈天の網」の意味にも、雷と金剛杵(コンゴウショ)を持って破邪の活躍を行う帝釈天は、雷鳴が轟きき閃光が世界を明るくする一瞬に、どこに隠れている邪神をも攻め滅ぼすとされていますから、老子の言葉の「天網恢恢 疎にして漏らさず」と、「帝釈天の網」は、全く同じものになります。

 
老子が生まれたのは今から2500年前のことで、お釈迦様よりも早く生まれているようです。岡本天明氏の「日月神示」にも老子だけを内に祭り、あとの神は皆外に祭れとありますから、老子は神に近かったのかも知れません。日本にも、古代の思想に、極微実相があります、インドも中国も日本にもこの様な量子力学的な概念があったことは、古代の叡智が共通して存在したことになります。これらは、量子力学が明らかにしてくれなかったら、気づいていないことになります。

 
ところで、私達の体の中にある、記憶媒体で、考えられるのは、遺伝子か脳の神経細胞、あるいは、第4弾の「脳内革命」で紹介した、アストラル体になります。普通の人間のアストラル体にはおよそ4×10の23乗の電子が含まれています。その電子の寿命は地球時間でおよそ1×10の22乗です。


それぞれの電子は“記憶”を持っていて、平均的な街の図書館の棚に
詰まったすべての本と同程度の情報量を保有することができるのです。宮沢賢治の「インドラの網」・「帝釈天の網」・「天網恢恢・・・」の網と、どの網も、無限の叡智と無尽蔵の富が、五次元から叡智で、一網打尽の網となります。