帝釈天(タイシャクテン) M917

帝釈天(タイシャクテン)



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過去の記憶が私達に、望ましくない現実を招いている!つまり、過去のマイナスの記憶が、現実の不幸を招いている!という実際の数値による具体的なデータを知ってから、浄化することの大切さ、と、  能望の実践による潜在意識の浄化『幸せの和』の食べ物や持ち物、そして、空間や部屋などの浄化、これらの実践が、いかに大切なことか、そして、今までの実践の正しかったことの裏づけにもなりました。

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その時以来、私達を不幸にしている、膨大な過去の記憶は、アストラル体の記憶網から来るものだろう、と、考えていました。

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普通の人間のアストラル体にはおよそ4×10の23乗の電子が
含まれています。それぞれの電子は“記憶”を持っていて、平均的な街の図書館の棚に詰まったすべての本と同程度の情報量を保有することができるのです。と、いうことですから、その記憶の量は、恐ろしく膨大になります。一瞬に1500万もの膨大な過去の記憶が浮かび上がり、そのうち脳が認識できるのが15個程度、そして、一秒間に40個以上の過去のマイナスの記憶に振り回されている!ということですから、五十音の清音の実践の他にも、アストラル体に意識を向けて修正することはできないものか、それには、イラストや図形があれば、イメージしやすいのだが・・・と考えていました。

 
アストラル体は、サイコスフィアまたはバイブレーションの繭(まゆ)とも、帝釈天の網=天網とも関連しているような気がして、それらのイラストや図を探していたのです。そのように、何となく思っていたら、先日紹介した、「麻(ま)ことのはなし」で、副題が、「ヒーリングヘンプの詩と真実」の本のなかに、「麻(あさ)の葉模様」の図が載っていました。

 
これこそが、帝釈天の網=天網でもあり、アストラル体でもあり、サイコスフィアでもある!と、私には、思えたのです。この図をボーっと眺めていると、3Dアートの図のように、立体に浮き出て、鏡の様に透き通って見えたので、驚いてしまいました。この本には「麻の葉模様」は、カゴメ紋(ダビデの星六芒星)を内在したテトラ構造のフラクタル幾何学模様になっていて、調和のエネルギーを放射状に放っています。と、書いています。昔から、麻の葉模様の着物を着ていると意識が落ち着き、赤ちゃんが泣き止む!と、いわれていました。

 
「麻の葉模様」は、今までの意識を開放する、古代の叡智ですから、帝釈天の網=天網でもあり、アストラル体でもあり、サイコスフィアを連想するには、ぴったりの図形のように思えたのです。そして、『幸せの和』の中に、この図を入れて見たのですが、3Dアートが一層浮き上がり、網の目の一つ一つが宝珠のように、見えてきて、一点に意識を集中させるだけで、アストラル体の浄化がなされるような感覚になりました。

 
試しに、昔に覚えていた英文や漢文などがすらすら出てくるかどうか記憶の確認をしてみましたが、すらすら出て来るようです。「あいうえお」を唱えているせいなのかも知れませんが、過去のマイナスの記憶を浄化すれば、思い出したい記憶がすらすら出て来ることもわかってきたので、思いがけない副産物になりました。私のアストラル体の記憶の浄化にもなるので、遠隔ヒーリングの効果が高まり、皆様にもお役に立つと確信しています。さすがに古代の叡智は、有り難く、奥が深いです。
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これは、「幸せの波に乗るカルテ」に登録された人に、記憶の浄化をしてもらうために差し上げるツールの一つにもなります。この、『幸せの和』の中の「麻の葉模様」のカードは、マイナスの記憶の浄化と、調和を図り、そして、『幸せの和』の中に「愛」を書き入れた名刺は、皆さんが、神我に至る目的で差し上げようと思っております。

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その他にも、説明書を同封して、送らせて頂きます。以前にも書きました「帝釈天の網」の説明を掲載します。


<「帝釈天の網」と、「天網恢恢 疎にして漏らさず」>

 
弘法大師空海は「悟る瞬間、人間の身体は宇宙と一体になり、隙間(すきま)なく張り巡らされた帝釈天(タイシャクテン)の網のようなものである」と説かれました。私たちの体の奥には根源的な神聖さのようなものがありますので、この深遠な叡智に近づけば近づくほど、宇宙のリズムが、そのまま身体のリズムであることを実感できるものと思われます。

 
この世に存在するすべての知識とすべての記憶が、私達の体の中に入っていると言うことですから、宇宙の根源のすべての叡智の記憶が蘇ってくるのでしょうか?「帝釈天の網」とは、仏教の概念で、これは、宮沢賢治の童話にも取り上げられた「インドラの網」と同じで、その網のすべての結び目には、ひとつずつ宝珠がついていて、その宝珠のひとつひとつに他のすべての宝珠が映り込んでいるという意味になります。

 
宮沢賢治の「インドラの網」では、肉体を離れた魂がさまよいこんだ場所で見たものが幻想的に描かれているのですが・・。「帝釈天の網」=「インドラの網」のことを以下のように表現しています。「いまはすっかり青ぞらに変ったその天頂から四方の青白い天末までいちめんはられたインドラのスペクトル製の網、その繊維は蜘蛛(くも)の糸より細く、その組織は菌糸より緻密(ちみつ)に、透明清澄で黄金で又青く幾億互に交錯し光って顫(ふる)へて燃えました。」

 
ひとつひとつの宝珠が他の一切の宝珠を映し出す!のですから、禅の言葉に、無一物中無尽蔵(むいちもつちゅうむじんぞう)というのがありますが、空の中にすべての叡智が内包しているという概念とも、類似しています。現代になって、人間の脳は宇宙の一部であり、また宇宙全体を内蔵している、という「脳ホログラフィー理論」が提唱されています。

 
アインシュタインの弟子でもあり、ロンドン大学理論物理学の教授であったデビッド・ボームは、人間の脳には、宇宙の全情報、それも宇宙創世から未来永劫までの全情報がインプットされている!と説いています。ボームは、「開示された秩序」のエネルギー・情報の奥に潜む、この「織り込まれた秩序」のエネルギー・情報こそ、現実の本質であると主張しました。

 
そして我々の脳はこの「本質」のホログラムの一部であり、本質と共振共鳴して、意識の振動を生み出すと主張しているのです。ほぼ同時期に、アメリカの神経生理学者カール・プリブラムも、脳の記憶についての仕組みとホログラムとが類似していることに気がつきました。そして、プリブラムは、脳はこのホログラフィックな宇宙を翻訳する
一片のホログラムだと考えてました。

 
量子力学が明らかにしたのは、あらゆる実体は客観的に独立して存在しているのではなく、非実体的な無数の波動によってつくられていることです。このことは、宇宙のすべての実体に当てはまるのです。老子の言葉に「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」という言葉があります。天の張る網は、広大で目は粗いようだが、何モノも漏らす事は無いと言う意味で、悪事を働いた者を取り逃がすことは無い!という意味で、さらに、「天」の情報網は、どの部分の網の升目を見ても、全体がその升目に 映し出されているとの意味にも思われます。

 
帝釈天の網」の意味にも、雷と金剛杵(コンゴウショ)を持って
破邪の活躍を行う帝釈天は、雷鳴が轟きき閃光が世界を明るくする
一瞬に、どこに隠れている邪神をも攻め滅ぼすとされていますから、老子の言葉の「天網恢恢 疎にして漏らさず」と、「帝釈天の網」は、全く同じものになります。老子が生まれたのは今から2500年前のことで、お釈迦様よりも早く生まれているようです。

 
岡本天明氏の「日月神示」にも老子だけを内に祭り、あとの神は皆外に祭れとありますから、老子は神に近かったのかも知れません。日本にも、古代の思想に、極微実相があります、インドも中国も日本にも、この様な量子力学的な概念があったことは、古代の叡智が共通して存在したことになります。これらは、量子力学が明らかにしてくれなかったら、気づいていないことになります。ところで、私達の体の中にある、記憶媒体で、考えられるのは、遺伝子か脳の神経細胞、あるいは、第4弾の「脳内革命」で紹介した、アストラル体になります。


普通の人間のアストラル体にはおよそ4×10の23乗の電子が含まれています。その電子の寿命は地球時間でおよそ1×10の22乗です。それぞれの電子は“記憶”を持っていて、平均的な街の図書館の棚に詰まったすべての本と同程度の情報量を保有することができるのです。

 
宮沢賢治の「インドラの網」・「帝釈天の網」・「天網恢恢・・・」の網と、どの網も、無限の叡智と無尽蔵の富が、五次元から叡智で、一網打尽の網となります。