犬笛 M767

犬笛



聴覚と若返りの関係-------------------------------------

 
人間は年齢と共に高い音や、速い音が聞き取れなくなる!と、言われています。高い音とは、周波数の高い音になります。「犬笛」という、人間には聞こえなくて犬だけに聞こえる音が出る笛がありますが、ご存知ですか?
 
 
同じ名前の小説もありましたが、犬の訓練をしている人などが、犬に合図を出すときに使われる笛のことです。この笛からでる音の周波数というのは、だいたい、2万ヘルツ〜3万ヘルツ位だと言われています。

 
人間が聞き取ることができる音というのは 20ヘルツ〜2万ヘルツ位といわれていますから、それ以上の周波数の高い音は人間には聞き取れないことになります。

 
多くの人が1万6千ヘルツ〜1万8千ヘルツ程度が可聴域の上限なので、2万ヘルツ以上の周波数を「超音波」と呼んでいます。音に敏感な人が2万ヘルツまで聞き取れたり、子供では3万ヘルツでも聞き分けられる場合もあるそうです。

 
犬は、人よりも3倍くらい聞き取る能力が優れており、約5万ヘルツ
前後の音を聴くことができるそうです。犬は、何キロも離れた犬笛の音が聞こえるのです。イルカも意志の疎通は周波数の高い「超音波」で行っているそうです。

 
私達には気づかない無限の世界が広がっていて、周波数を操作することにより、奇跡が起こせるのです。周波数の高い「超音波」も波の一種ですから素粒子であり、さらに、その先の氣のエネルギーになります。
 
 
ところで、私は、歳をとったのか、あるいは偏見を持っているのか、
テンポの速い若者の音楽や、ロック音楽が苦手で、それらは、やかましい騒音とか雑音にしか聞こえないのです。ですから、先日、紹介した、ロック歌手の歌声も雑音としか認識していなかったのです。

 
これも周波数の違いで自分の世界を狭くしていた例だと思います。ところが、スピードのある高い周波数の音にも反応できた!ということは、脳に何らかの変化があったように思われます。

 
テンポの速いロック音楽が趣味にはならないと思いますが、身心の波長が変わっていく時には、色々な事が起こるようです。この世のすべてのものや情報に周波数がありますから、周波数を高めればオールマイティに、すべての波長に同調することができて、波動の法則で、自分が望んでいるものや情報が引き寄せらる確率が高くなる様な気がしています。



肺の老化を補う大量の二酸化炭素の排出!-----------------

 
今までは、聴覚から考察しましたが、次に肺の視点から考察してみます。医学的な見地からも人間の老化は、まず肺の老化から始まると言われています。肺の老化は50歳で40%老化し、60歳では50%老化するため60歳になると肺の働きが半分以下に低下することになります。

 
肺の働きが悪くなると呼吸による酸素の吸収量が半分以下になるために、肝臓などの内臓の働きも悪くなり、生命力が低下し老化が進みます。肝臓もそうですが、特に腎臓は、肺とは母と子のような、密接な関係になっています。

 
白隠禅師の書かれた『夜船閑話』(やかんせんな)という本には、「母なる肺が苦しむときは、子なる腎臓(じんぞう)が衰える!」という記述があります。丹田呼吸は、白隠禅師が、どんな病気でも治らない病気はない!と、豪語して、もしも、治らなかったら、「私の首を切ってもいいです!」と、断言したほど、自信を持っていました。
 
 
そして、その根拠の核心となるのが、母なる肺で・・・。子なる腎臓の働きにも注目しなさい!というメッセージだと思われます。肺と、腎臓(じんぞう)の二つの臓器は共通して「血液の浄化」を営む臓器になっています。

 
そして、左右に二つずつペアであることも共通しています。一つを失っても、もう一つがカバーできるという優れた臓器になっていますから、重要な意味があって二つも存在しているように思います。母なる肺は、肺を構成している最小単位の肺胞で、広げると表面積はテニスコート程もあり、老廃物の炭酸ガス二酸化炭素)がびっしりと詰まっているのです。

 
そして、新鮮な酸素とのガス交換を24時間休み無く行っているのです。子なる腎臓(じんぞう)も、血液中の老廃物の濁りをろ過し老廃物である尿を生成して排出しています。炭酸ガス二酸化炭素)にしても、尿にしても、代謝の最終産物になり体外に排出されるものです。

 
「母なる肺が苦しむとき」というのは、呼吸が浅く、肺に新鮮な空気が至らず、老廃物の炭酸ガス二酸化炭素)が滞る状態のことになります。肺がこのような状態にあるときは、心臓にも、子である腎臓にも酸素を十分に含んだ血液が送られないことになります。

 
その結果として、「子なる腎臓(じんぞう)が衰える!」のですから、子なる腎臓(じんぞう)の機能が衰え、体内に毒素が回ったり、
尿が出なくなったり、と、肉体には様々な障害が起きるのです。腎臓の機能が不全になると透析(とうせき)になるのですが、そのままの状態にして置くと、命が数日も持たないほど深刻になってしまいます。

 
腎臓(じんぞう)の機能が衰えると、尿の出が悪くなるので、その体調の具合の悪さは、想像を絶する苦しみになります。そして、『夜船閑話』には、「母子互いに疲傷して、五位困倦し、六属凌奪す」とも書いてあります。これは、五臓六腑にその悪影響が出る!との意味になります。

 
すべての臓器の血液循環も悪くなり、全身の細胞も酸素不足で、機能も低下し、老廃物はますます滞るのです。その出発点を改善するのが、呼吸による肺への十分な酸素の供給になるのです。そのためにも、二酸化炭素を吐き出す深い呼吸を実践するのです。

 
以上、肺の働きを、「 あいうえお 」でダイエットからの文章を抜粋しましたが、肺の老化を補うためには、呼吸法が最重要なのです。まとめとして、五十音の実践は、高い周波数にも対応できる脳の機能を改善してくれて、さらに、肺の機能の衰えも補い、五臓六腑の働きも良くする!という結論になりました。

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五十音での倍音は、高い周波数の音で、5〜6種類くらいの音が聞こえますが、耳には聞こえない超音波の音もあると思います。通常の日本語の音声の発音は、男性は150ヘルツくらい、女性は250ヘルツから300ヘルツくらいで、子供はさらに高い周波数になり、赤ちゃんはさらに高い周波数になる!と、いうことですので、高い周波数には、高次元のゼロの領域、大いなる存在へのつながりに関係があり、氣のエネルギーの高まりが無限のパワーへ至ることになるのです。