原点回帰 Ｍ９４８

　原点回帰

「パワーかフォースか」の本には、「すべての人間は、創造の神性さによって平等であり、人権は人間の創造に備わっているものである。したがって、奪い取ることはできない」

　
これが合衆国憲法の概念で、700の意識レベルで測定されます。と書かれています。「神性なる権利」とは、人間の本質での深い権利であり、人間の生そのものに内在する原理を定義しています。

　
リンカーンの演説の意識レベルは700もあり、南北戦争でのリンカーンの感情には憎しみはなく、敵である南軍に対しては悪意よりむしろ慈愛がありました。と、関連のあることが、この本の8章と10章に書かれています。

　
疑問に思ったことやオリンピックやニュースに出てくる大きなイベントなども、開くと、タイミングが良く不思議とこの本には書かれています。今回のオバマ大統領のことも、リンカーンとの関連についても、非常に詳しく書かれていますから、まるでオバマ大統領が、この本を読んでいるようにも思えてきます。

　
言葉が多くの人の心に響き、多大なる影響を与えることも、この本にある高いレベルの言葉も、今回の就任演説の中にもたくさんありますので、この本から学んでいるかのようです。

　
ブッシュ大統領は、南部のテキサスに帰りましたが、南北戦争で、国をめちゃくちゃにした南軍の敗軍の将にも思えました。オバマ大統領は、リンカーン大統領が、敵である南軍に対して、敵対ではなく慈愛を示したように、ブッシュ大統領には敵対もせず心より敬意を示していたように思いました。

　
敵対よりも慈愛の心が成功に結びつく豊かな心でもあります。そして、彼は、党派を越えて、友愛の精神で、この難局を乗り切り、最悪の状態の合衆国の再建に取り組もうとしております。リンカーン大統領は、南北戦争を勝利して、国を一つにまとめ、黒人の奴隷を解放しました。歴史の教科書にも載っています。

　
これらの歴史に残る偉大な業績は、リンカーン大統領の精神の高さが成し得たものです。オバマ大統領が、リンカーンの精神と一体化して、合衆国憲法の高い理念に従えば、パワーはいかなるフォースにも勝ちますから、この難局を乗り越えて、歴史的偉業を成し遂げることができるのです。

　
合衆国憲法の高い理念は、ガンジーの「万人共通の宇宙原理」（意識レベル700）と同じで、不可能を可能にし、彼が歴史的偉業を成し遂げた原理でもあります。
　
　
天恵シートのグレードアップ版が、もうすぐ完成しますが、世界一の超大国の大統領が、崩壊寸前の国の再建のために、この国の建国精神や、合衆国憲法の理念、そして、リンカーン大統領の精神と一つになる！という意図を確信できるのは、天の計らいでしょうか。

　
アメリカの大統領ですから、世界の叡智が結集したシンクタンクもあり、科学的な見地から有能なブレインがあらゆる事態に対処したはずです。ところが、まるで効果がなく、国は何もかにもずたずたで、一切がムダであったということが、ブッシュさんの8年の実績が教えてくれたのです。

　
ですから、原点回帰です。平和と品格を重んる合衆国憲法の理念や
リンカーン大統領の慈愛の精神の方がはるかに優れているのです。高い精神のレベルに至ることこそが、激動の時代を乗り越えることができる最良の方法なのです。

　
原点回帰とは、心の根源の『命の源流』へ至ることです。これこそが、私達に与えられた天恵の教えなのです。

　
オバマ大統領の選挙演説の時は、「パワーかフォースか」との類似性はあまり感じませんでしたが、今回の就任演説と、就任までの行動は「パワーかフォースか」との強いシンクロが感じられます。

　
この本をお持ちの人は確かめてみてください。驚かれると思います。合衆国憲法の理念、ガンジーの「万人共通の宇宙原理」、リンカーンの演説の意識レベル、マザーテレサ、松下幸之助さんのレベルが、700という意識レベルで同じです。

　
オバマ大統領も、私達も、これらの高いレベルに少しでも近づくことができれば、これらの意識と一つになり切る努力をすれば、望ましい未来が実現できるのです。