闇の時代から光りの時代へ M68

闇の時代から光りの時代へ



「闇の時代から光りの時代へ」--------原点回帰--------


ニュースを見ても、恐慌前夜は、悲観論だらけになります。経済の専門家は、色々なことを言いますが、2008年のサミットまでは、ほとんどの学者も、世界の首脳も、市場が最優先の「強欲・無責任」経済を奨励してきたのです。まだまだ延命を計り、「強欲・無責任」経済を続けようとしている国も企業も破綻するのは目に見えています。

 
闇の時代での成功方程式が成り立つ!と闇の時代の成功者達は未練を捨てきれないでいるのです。日本の証券会社や銀行が、リーマンの日本法人や社員を何千人もそっくり抱えて、アメリカの破綻寸前の大手銀行を買収したのには驚きました。日本ではトップの証券会社も銀行も、経営幹部も経営者も何を考えているのか? 同じ路線で悪巧みを考えている?

 
自分達もリーマンのやってきた「強欲・無責任」経済を引き継ごうと、考えて、大金をつぎ込んでいるのでしょうか?闇の世界でしか通用しない詐欺商法をこれからも永遠に続けようと思っているのでしょうか?「強欲・無責任」の商行為が一番儲かると思っているから、有能な詐欺集団を高額で雇っているのでしょうか?

 

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野村ホールディングス(HD)が27日発表した2008年4−12月期連結決算(米国会計基準)は、米証券大手リーマン・ブラザーズ破綻後の世界的な金融危機の高まりで、純損益が4923億円の赤字(前年同期は860億円の黒字)となった。会見した野村HDの仲田正史執行役は、経営責任を明確にするため、取締役と執行役の役員20人の賞与をゼロにし、役員報酬を2−3割程度減らすことを明らかにした。コスト削減に関連し、リーマン買収で大幅に増加した従業員の扱いについては「事業の取捨選択を進める過程で1つ1つ考える」と述べるにとどめた。
 
 

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この記事からも、4923億円の赤字になり、取締役と執行役の役員20人の賞与をゼロにしているのにも関わらず・・・。この会社はこれからも欲の皮を突っ張って「強欲・無責任」経済を続けようとしているのでしょうか?ただ同然の紙くずを売りまくることは、5000億の赤字を抱えてもものすごいおいしい商売であることがわかります。

 
有能な詐欺集団がいくら巧妙に紙くずを売ろうとしても、地球上にはそんなもの買う企業も人もいないことに誰も気がつかないのでしょうか?かなり知的レベルの高い集団の会社だと思いますが・・。今までの行動は素人には理解できません。

 
オバマ大統領が就任式の演説を発表した翌日、株価は歴史上何番目かのレベルで下落しました。ウオール街の証券会社も、金融機関も歓迎しなかったのです。彼らは、「強欲・無責任」経済を、ペテンの商売をいつまでも続けたいのです。
 
 
これしか道はないと思っているのです。闇の世界には、オバマ大統領の演説はきれいごとにしか聞こえなかったのです。アメリカやヨーロッパの金融筋では、まだまだ隠しているものが多く、例えば、サブプライムローンは、あくまでもサブで、主流のローンではなく、「プライムローン」という主流のローンがあり、今後800万人の破綻者が出るそうです。

 
これも悲観論ですが、隠している膿を早く出さなければ、疑心暗鬼のままに、事態はますます悪化してしまいます。早期発見が回復も早まるのですから、病気も景気も、氣の作用ですから、同じことが言えます。闇の世界では、魑魅魍魎(ちみもうりょう)や疑心暗鬼は当たり前ですから、まだまだ隠しているものがたくさんあるようです。

 
難しいことを書いてしまいましたが、金融も、経済界も、政界も、企業も、社会も、大学も、野村HDや銀行の例からもわかるように、世の中の中枢は、闇の世界で活躍して、これからも暗黙のルールで、成功しようとしておりすから、何も変わってはいないのです。社会のリーダー格は、オバマ大統領の演説の主旨を理解していないのです。

 
日本の経済学者は、内需拡大を盛んに強調しておりますが、これからは、一人一人の人間の内需を拡大すべきなのです。闇の時代は、一寸先が闇ですから、外に外にと意識が向かい、自分の内面など、かまってはいられない無視していた状態でした。

 
常に、心は、疑心暗鬼で不安だらけ、外に向かって構えて、身も心も、ふらふらの中心軸のない、ブレまくる人生なのです。しかし、光りの時代は違います。自分の中心軸がしっかり定まり、いつも穏やかで安定していられるのです。



イヤシロチで上昇運


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