「心のささやき」が邪魔 M968’

「心のささやき」が邪魔



今こそ、思考の転換=パラダイムシフトが必要な時なのです。逆境こそ神様の祝福である!という言葉もありますが、大胆な思考の転換=パラダイムシフトは、逆境など、余程の大きな出来事がない限り起きないのです。既成概念を打破する!既存の価値観が崩壊する!大胆な思考の転換=パラダイムシフトをはかる!これらは大変なことなのです。

 
それでも、百年に一度の危機を乗り越えるために、思考の転換=パラダイムシフトが自分にもできることを考えて意識するのです。

 
私達は毎日「心のささやき」に支配されています。「心のささやき」とは潜在意識に染み込んでいる膨大な過去の記憶から来るものです。この「心のささやき」が、本来は100%ある能力を98%も奪ってしまい、私達は、わずかに2%の力しか使えなくなっているのです。

 
これはハーバード大学のプロジェクト・ゼロという研究で、赤ん坊の知能の発達と、大人の知能水準を調べて、4歳までは誰もが100%の天才なのに、20歳を過ぎると、2%しか能力を発揮できていない!という内容でした。それでは、98%の能力はどこへ行ったのか?

 
実際には20歳を過ぎた大人であっても誰もが100%の能力を持っているのですが、過去の膨大な記憶から来る「心のささやき」が邪魔をしているのです。以前に、記憶障害の人や、自閉症の様な人が、インターネットの情報商材販売ではダントツに成功している例が多いと、紹介しました。

 
日常生活でも、ほとんどの身の周りの持ち物は忘れ、履歴書も書けないような、記憶に障害がある人達です。インターネットなのだから、大量に広告を出して成功する確率の問題も確かにあります。しかし、潜在意識の記憶の領域は科学では分析できませんが、記憶に障害がある人達の成功の確率が高すぎるので、何らかの法則に支配されていることは確かです。

 
ハワイの秘法でも記憶の浄化により、あり得ない奇跡の例がたくさん紹介されております。ミスター巨人の長島さんも、選手時代は毎日のようにグローブを忘れ、球場に幼い息子さんも忘れたエピソードありますが、軽度の記憶障害だったから成功できたと思われます。

 
ボクシングの歴代の世界チャンピオンも、何であんな人が?と、思われる人ばかりですが、まともな記憶の持ち主は世界チャンピオンにはなれません。なぜ、このような記憶に障害のある方達が高い確率で、とんでもない成功をしているのか?それは、過去の膨大な記憶から来る「心のささやき」が、邪魔をしないからです。

 
普通の人よりも、邪気による雑音がなくて脳はクリアな状態にあるからだと思われます。昨年は、おバカさんがブームになりましたが、彼らも軽い記憶の障害があるから成功できている!と、私達に気づきを促すための現象と捉えるべきです。膨大な過去の記憶のない人は「心のささやき」に支配されないので、本来は100%ある能力が、普通の人よりもたくさん使えるようになるのです。

 
例えば、20%でも使えたら、単純に普通の2%しか使えない人の10倍も能力が発揮できて、成功の確率も10倍も高まるのです。人間の脳は色々なところに繋がっていて、あらゆることを可能する神秘的な力を持っています。コンピューターとは次元が違うので、脳に対する規制の概念も変えて下さい。

 
成功するために馬鹿になれ!とか、ひたすら愚直になれ!とかの言葉がありますが、知恵があると余計なことを考えて、邪魔をするので、小ざかしい知恵は成功には何の役にもたたないので、本来持っている素晴らしい能力を引き出すために、このような言葉があるのです。

 
インターネットの情報商材に関しては、小学生でも、子供でも成功できます!という広告のフレーズがありましたが、迷いとか否定的な感情の「心のささやき」が子供は少ないので、そのぶんだけ成功できるのです。これは、一般のビジネスでも、同じことが言えるのです。

 
90%以上の人は、まともな記憶を持っています。ですから、今さら、おバカさんや、軽度の記憶障害や自閉症にはなれません。そのために、思考の転換=パラダイムシフトを速やかに行うのです。一般的には、自分の心を止観する!今までの習慣的な見方を保留する!という取り組みから始めます。傍観者の立場になり、目の前に起きている現象や自分の心の反応を冷静に見るのです。

 
そして、松下幸之助さんのように、感謝を深めて「素直になる」ことが何よりも大切なのです。感謝を深めて「素直になる」ことは、空海も使っていた、「還源」(げんげん)という言葉にも通じています。返本還源(へんぽんげんげん)とは、心は真っ白、自由自在、天真爛漫、変幻自在。何のとらわれもない心が、宇宙と世界と一体になった。目に見えるものみな、美しい。会う人みな愛しい。この世は、自然は、精一杯光り輝いているではないか。何で今まで見えなかったのだろう。
  
 
そして、次の段階は、意識の保留から、意識の転換になります。意識の転換をより良く促進するためにも、意識を「命の源流」に向けて深めるのです。降龍の実践(スパイラルシート)でも「命の源流」の涅槃寂静へと深めますから意識の転換には素晴らしい実践だと思います。


「命の源流」に意識を向けている人のメッセージより-------------


先月、冨と豊かさに恵まれる天恵シートを頂きました。以来、実践しておりますが50個の言葉の中で、私はあまり反応しない言葉「極楽浄土」があったのですが、成程と思うことがありました。一年くらい前からたまに博物館に行くようになりました。


今は奥州藤原氏の平泉展が催されており、何となく魅かれ先日行きました。平泉については源義経とか中高生の教科書程度の知識しかなく、金であしらわれた成金文化だろうくらいに思っておりました。展示場入ってすぐ、平和な世の中、極楽浄土を願っての文化であるということで、大きく印象が変わりました。


仏教の流れで、○○曼荼羅図や涅槃を顕した絵画、大小様々な仏像などあり、時間が経つのも忘れていました。中でも薬師如来坐像に対面したときは、巨漢力士が鎮座したくらいの大きさでしたが、武者震いというか鳥肌が立ちました。


右手掌は正面を向け、左手には玉ねぎのような如意宝珠?を持った像でしたが、無条件に有難うございますと呟いていました。他の仏像も左手に如意宝珠?を持った仏像が多かったのですが、不思議な一時を過ごしました。


実際はもっと深みのある言葉かと思いますが、少なくとも極楽浄土=平和な世の中を表す言葉でもあると私は感じました。成程、素晴らしい言葉ですと思いました。昨年、インカ・マヤ・アステカ文明展に行ったときは古代の叡智みたいなものを感じたのですが、同文明では人間の生贄の儀式もあり少し引いてしまった部分もあったのですが、今回の平泉展は静を感じる有意義な時間でした。


「命の源流」の言霊に連れて行ってもらったように思います。有難うございます。また、マトリックス・マップ名刺もよろしくお願いします。

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メッセージ:有り難う御座います。


>実際はもっと深みのある言葉かと思いますが、少なくとも
>極楽浄土=平和な世の中を表す言葉でもあると私は
>感じました。


「命の源流」は森羅万象の創造の場であり、神の宿る場でもあります。意識を深めるだけで、私達の脳と臍下丹田の一点との共鳴が起こり、私達をより良き方向へと導いてくれます。

 
>中でも薬師如来坐像に対面したときは、巨漢力士が
>鎮座したくらいの大きさでしたが、武者震いというか
>鳥肌が立ちました。
>右手掌は正面を向け、左手には玉ねぎのような如意宝珠?
>を持った像でしたが、無条件に有難うございますと
>呟いていました。

 
自己対話をしているときや夢に、時々このような像がで出てくるときもありますから、驚かないで下さい。ユングの「賢老人」のように、助言を与えてくれますよ。


>「命の源流」の言霊に連れて行ってもらったように思います。

 
このような擬人的な表現になるのは「命の源流」に対しての
深い感謝の気持ちの表れだと思います。「命の源流」に感謝することは原点回帰でもあり、シンクロ現象が頻繁に起きますから、これからも続けて下さい。