極微の世界 M229

極微の世界



極微の世界はなぜ大切なのですか?という質問がありました。顕微鏡でも見えないような世界ですから、誰もが重要視できないのは当然だと思います。

 
日本で初めてのノーベル賞の受賞者は湯川博士ですが、極微の世界の理論物理学でした。そして、この分野では昨年度は日本人が3人も独占しましたが、注目すべきだと思います。

 
私達が住んでいる現象界では、物理の法則に支配され、不思議なことも、魔法も、奇跡も、起こり様がないと思われています。ニュートン力学では、すべての現象が連続に起きてパターンが決まっているのです。

 
ところが、素粒子レベルの極微の世界では不連続性が当たり前で、かんたんに次元を超越してしまうので、常にシンクロや奇跡が起きる
のです。

 
昨年日本人の科学者が、30年前の素粒子論でノーベル賞を3人も独占して受賞したこともあり得ない奇跡で、小柴博士も偶然の奇跡が起きて、物理学で受賞しています。
 
 
小柴博士の幸運は、宇宙のはるかかなた、大マゼラン星雲で383年ぶりの超新星爆発がおき、それまでとはケタはずれに多量のニュートリノが地球に降り注いだのです。

 
超新星とは、急激に明るさが増し、太陽の100億倍もの光度になる星のことで、一つの銀河内で出現するのは約100年に1個といわれています。湯川博士も初めは誰にも相手にされない異端児扱いを受け、
たまたま、外国で同じような論文を発表した科学者が出現したので、受賞できたのですから、この分野の受賞者はほとんどが奇跡の様な幸運に恵まれた人が多いのです。

 
素粒子レベルの極微の世界を意識をしているだけで、常にシンクロや奇跡が起きる!と言えるのです。量子力学によれば宇宙には一つの秩序があり、私達の心、私達の思想にも関係があり、私達がどう考えるかによっても物理的に影響を与える!となっています。

 
つまり、目に見える世界だけを信じて生きるか、それとも目には見えない世界も意識して生きるかという選択にもなってきます。最先端の量子力学が2000年以上も昔の仏教の哲学に類似しているので、300年前のニュートン力学しか受け入れない現代人にとっては、厳しい選択になります。

 
これは、現実の流れや、運命を変える!という概念にもなってきますが、素粒子レベルの極微の世界=ミクロの世界を意識しているのと、していないのとでは、肯定と否定の違いですから、天と地ほどの差が
出てきます。

 
「そんな物はない!」と、否定ている人にはシンクロや奇跡は起きないのです。話を元に戻しますが、大宇宙から銀河系そして、太陽、地球、生物、物質、分子、原子、素粒子、氣のエネルギーに至るまで、
すべてのものが回転しています。

 
銀河系は巨大な渦になっていて、ものすごいスピードで回転しています。太陽も、地球も回転しています。原子の構造も、電子が高速で回転していますから、マクロの世界もミクロの世界も同じくすべてが回転をしているからエネルギーが生じこの世が成り立っています。

 
回転により様々の物が出来て変化して、また消えまた出現しての繰り返しをしているのです。回転は真空から螺旋回転が起こり、蛇行運動・波動運動・上下運動などが起ります。気象や景気の変動などもすべての現象に関連しています。

 
人間の体の中でも、遺伝子の螺旋(ラセン)回転、分子のモーターなど心臓の血液の流れ、循環という言葉があるように、ミクロでもマクロでも回転しているのです。

 
この回転には、宇宙から人間の体、そして極微の世界まで、完璧な
秩序があるのは明らかで、量子力学の概念が正しいことがわかります。
 
 
例えば、心臓を考えても、血液が入ってくる部屋と血液を送り出す部屋が、リズムをとって交互に縮まったり、広がったりしています。このようなリズムは、心臓の中に、ごく弱い電気が流れることにより成り立っています。
 
 
その流れはあたかも川の水が上流から下流へと流れていくように心臓の中の決まった経路を伝って流れて行きます。心臓に流れる弱い電流を捉える検査を『心電図』といいますが、このように、心臓のポンプの働きは『秩序』を持って行われているのです。

 
遺伝子の働きも、ミトコンドリアでの発電も、すべて、宇宙の一つの秩序があり、動いているのです。宇宙の秩序を保つために、回転の流れを意識することが大切であり降龍(スパイラルシート)の実践は、回転の流れを円滑にして、運命の好転を促す原動力になるように思います。
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さらに、脳は右と左の二つ、目も耳も二つ、肺も二つ、心臓は4つの
部屋がありますが、左右の心房と心室が、二つずつペアになっています。「肝腎」という言葉がある、肝臓は一つのようですが、左葉と右葉に分かれていて、腎臓は二つあります。

 
手足は二本あります。これは、メビウスの形をイメージして、左右のエネルギーの流れを円滑にしなさい!左右の脳は典型的な例ですが、目も耳も、耳には蝸牛もありますので、肺や心臓、そして肝臓や腎臓も、左右のエネルギーを合流させて、合流させれば、秩序が保たれ、いつまでも健康で若々しくいられる!ということなのかも知れません。
 
 
ミクロの世界になると遺伝子はラセン構造であり、おびただしい数の
ミトコンドリア内の分子のモーターは回転していますので、降龍の回転のイメージや実践は、チャクラばかりか全身の細胞にも遺伝子にも働きかけることになります。

 
極微のミクロの世界を意識することは、見えない世界の暗在系を肯定
することであり、シンクロや魔法のような奇跡が起りやすい!さらに、回転や流れを意識すれば、運命の流れを好転する鍵があるようです。



「富と豊かさに恵まれる」天恵シート 



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