時間には連続性がない M79


時間には連続性がない



フロー状態になると、シンクロニシティが頻繁に起こります。他人にフォーカスして、それに没入するときも、命中しようとする的と心の中で一体化している時も、フロー状態に入ります。

 
心の中で一体化する!とは、シンクロの延長であり、より良くなるための幸運のシンクロを意識しているのです。人間は固定観念に支配され、今までの観念をなかなか変えられないものです。観念の念とは、今の心と書きますから、観念は今の心を観ていることになります。ほとんどの人が今の心が固定されているのです。

 
今の心が固定されている状態では、プログラムも固定されていて、現実の状況は今までとは何も変わらないのです。プログラムを変えるためには、マトリックス・日記やカルテに書くことをお勧めしてきました。
 
 
そこで、フロー状態に入るために必要となる九つの価値観を、八つにまとめて、マトリックス・カルテに書いてみました。


0、フローに入る=白龍のエネルギーに満たされる


1、自分に素直になる


2、真剣に取り組む


3、今の瞬間に生きる


4、勇気を持つ


5、心に壁をつくらない


6、物事をあるがままに受け入れる


7、情熱を持ち前向きに生きる


8、信頼する

wa_9.jpg

 
マトリックス・カルテは、九つの和の1〜8の和の中に、天恵シート と同じ右巻きに書くので、右巻きの渦のエネルギーが発生します。(第一段階)

 天恵シート.jpg

マトリックス・カルテは、1〜8のそれぞれの要素についても、深めるために、同じように、中央の和に主題を書いて、要素を書いてゆきます。

 
1〜8の要素が主題になり、それぞれに8個の要素が書き出されますから、8×8で、64個の要素が出てきます。(第二段階)この段階でマトリックス・カルテが9枚になります。

 
そして、さらに、注目すべき要素が出てきたら、その要素を絞り、短い言葉にして、さらに深めてゆきます。(第三段階)

 
第一の段階でもフローに至る内容は把握できすが、(第二段階)まで、深めると自分でも思ってもいないことや、今まで見えなかったことが見えてきます。例えば、3の「今の瞬間に生きる」を、マトリックス・カルテで、(第二段階)まで深めてみると-----------


0、今の瞬間に生きる!


1、今の瞬間に意識を集中し、自分の行為に気づく、無意識に支配されずに、この気づきを続けていく。


2、過去に悩まず、未来を憂えず、今の瞬間に生きるので心が穏やかになれる。


3、今の「瞬間、瞬間」の行為と現象に気づきを続けて今の状態に、心から満足して深く感謝をしていると懐かしい郷愁と本来の自分が戻ってきたような感覚になる。


4、今の瞬間に気づいて、今に生きている感覚を続けているならば、思考は止まり、心は静寂になり、固定観念のプログラムが消去されるので、すべての問題が自動的に消滅する。


5、今の「瞬間、瞬間」に、自分に気づいて、意識を完全に集中できて、心を開けば、必要なものや情報は与えられる。
 

6、「今の瞬間に生きること」を実行している人が、天才と言われてきた人達です。


7、今の瞬間に目覚めることは、無限の可能性を秘めた「今」に開放されることなのです。


8、今の「瞬間、瞬間」に生きていると、豊かなエネルギーに満たされ、自由と平和の感覚が深まり、至福の感情に満たされます。

 
フローの現象⇔⇔⇔今の瞬間に生きる!この二つの言葉と今まで学んできた概念を融合させながら1〜8の円にそれぞれの文章を書きました。本当かな?と思って、このマトリックス・カルテの図を眺めて
いたら、最近読んだ雑誌に、最先端の物理学では「時間には連続性がない」という説があることを思い出しました。

 
時間には連続性がない!宇宙には時間の極小の単位が一瞬、一瞬、それぞれ単独で存在しているそうです。無限に存在する細切れの時間、その刹那から刹那を生命現象だけが飛び越える事ができるのです。


「刹那」と言えば、ミクロの命数の「六徳」の前の単位で10のマイナス18乗になります。広辞苑で調べてみたら、「刹那」とは梵語からきた言葉で、弾指(指で弾く短い時間)の間に、65刹那あるという!と意味が書いてありました。

 
弾指(指で弾く短い時間)も、「刹那」の前の命数で、10のマイナス
17乗になっています。このように、マトリックス・カルテに色々なものを書くと、どんどん新しい情報が出てきたり、今まであやふやでいたことが結晶化されるのです。この「65刹那」あるというのは、恐らく誇張して言われていることだと思われますが、それにしても、仏教の仏典に書かれている事が、最先端の物理学の理論と同じ内容になるとは?古代に現代よりも進んだ叡智がなければ、この様な微細なレベルの時間や単位は考えも及びません。

 
「弾指」と「刹那」の間は、一瞬のようにも思われますが、フィルムの一コマ・一コマが連続して画像になっているように、細切れの時間が無数に存在しているものと思われます。この「刹那」の次に、「六徳」や「虚空」があります。これらの間にも、無限の時間の断片があり、高次元では過去も未来もないのですから、現代の一瞬のたった今の時間しか存在しません。

 
人間の体の肉体の部分だけが三次元の時間に縛られていて残りの大部分のエネルギー体は、高次元の今の瞬間しかない永遠の自由な世界に存在しているのです。ところで、フローの状態になると時間の感覚は、まるで止まっているように感じて、スローモーションのように見える!と、言われています。

 
フローの状態の意識は平和と喜びに満ちた至福の状態の時に起きていますから、今の瞬間の時間にいることになります。高次の自己が、低次元の自己に打ち勝ち、あらゆる奇跡が起きるのですから、いかに今の瞬間に入れるかが、カギになってきます。


「 →⇒◎(的)・・・命中です。」以前に、このような記号と言葉を書きましたが、命数で『命の源流』に向けて「命中」すれば、次元を超越することができます。命中は命の中ですから、今の瞬間の瞬間の瞬間は、自分の心の中に的を狙うことでもあるのです。固定観念のプログラムを変えて、目の前の現状を良くするために、今の瞬間に生きることに専念するのです。