新・軟酥(なんそ)の法 その1
新・軟酥(なんそ)の法 その1
光輝く『神液』と神氣が、全身に巡り潤う、新・軟酥(なんそ)の法
瞑想の目的は、雑念を取り払うために行うものです。雑念を取り払えば、頭脳は明晰になり、直感やヒラメキが頻繁に与えられ、あらゆることが良い展開になり、奇跡が起きるからです。
普段私達は、潜在意識の膨大な過去の記憶が左脳の思考となり、朝目が覚めた時から寝るまで休みなく、漠然とした思考が止めどもなく頭の中を流れています。
この過去の記憶が止まらないために、取るに足りない思考が雑念になって左脳を支配しているのです。私達の意識は、肝心な右脳との連絡が不通になっていて、左脳の思考の中に閉ざされている状態なのです。
この過去の記憶が健全な思考の邪魔をしていて、あらゆる悩みや心配事、そしてマイナスの現象を招いているのです。左脳は、肉体の意識、右脳は高次元のエネルギー体の意識とつながっています。
左脳がいつまでもだらだらと思考を続けている限り、本当に求め
ている思考が右脳に届かずに、偉大な天才である右脳の協力が得られないのです。
メンタルブロックの壁も、思い通りに浄化ができないのも、すべては、膨大な過去の記憶からの左脳の思考が止めることができないから
なのです。
この思考を止めて、雑念をシャットアウトするのが、瞑想法です。色々な瞑想法を紹介してきましたが、簡単な瞑想法としては、イチロー選手の実況中継でした。そして、最近気づかされたのが、唾液の効用から再度浮上してきた、軟酥(なんそ)の法です。
安全性、簡便性、そして、抜群の効果からこれ以上優れている瞑想法はありません。世界でもトップクラスのイメージ法になります。今まで、脳内ホルモンの効用を説いてきたのに、どうして、軟酥(なんそ)の法を積極的に紹介してこなかったのだろう?と、思ってしまいました。
頭だけでも、脳内ホルモンをはじめとして、涙や唾液などの津液(しんえき)、そして、血液やリンパ液など、たくさんの魔法の分泌液があります。
体の中にも胃液、腸液、ホルモン、血液、リンパ液など、体の全体の水分が、60%から70%もあるのですから、この体全体の魔法の水分を浄化して活性化させることは、ものすごい効果が期待できるのです。
唾液や涙、脳内ホルモンに、体内ホルモン、そして、血液やリンパ液など、これらは神から与えられた『神液』です。
神から与えられた『神液』が頭頂でひとつに統合して、さらなるパワーを得て、全身を巡れば、全身に流れている「神液」にパワーを与えて、活性化するのです。
まるで神から分かれた分身が、無限のパワーを得て神に戻るように!