100%の確率で起るシンクロニシティ その17

100%の確率で起るシンクロニシティ その17


 
イメージは自由ですから、自分がそのものと一体化を計り、そのものと一つに溶け込むのです。そのものになりきるのです。 これは、量子力学素粒子の世界になります。すべての物質は、限りなく細分化して行くと、素粒子の世界になり、最小単位の物質は、エネルギーであり波である、と説明しました。

 
宇宙の混沌には、無尽蔵の富が、このような最小単位の 物質で存在しているのです。人間の思いで、素粒子は波にも粒子にでもなるのです。人間の思いで、波を、粒子に、そして、現実の世界に望ましいものを現実化するのです。「人間の思い」と言っても、ここでは、イメージを深めて一体化することです。

 
一体化するということは、対象物の波に合わせる、つまり、望ましい現実化を引き寄せるために、思考やイメージを深めて、エネルギーレベルに一致させるということなのです。

 
この中には「無尽蔵の富」という言葉があります。先日の投稿には「無限の叡智」という言葉が出てきました。「無限の叡智」と「無尽蔵の富」とは、虚空蔵(アカシャ・ガルバ)の恵みでもあります。虚空蔵とは宇宙や人類のすべての情報が集積している宇宙の記録の殿堂です。そこには、万物の生命の記録もあります。

 
虚空とは宇宙の空間のことであり、蔵とはその宇宙空間に人類の集合無意識の蔵があるという概念になりますから、この概念が、数千年前から東洋にあった!とは驚きです。この概念は、現代科学では解明されていないのですから、数千年前のアジアに存在することは考えられないことです。

 
現代よりもはるかに進んだ文明の叡智がなければ、このような概念は生まれないのですアカシックレコードは、あたかも西洋人が発見したようになっておりますが、虚空蔵(アカシャ・ガルバ)の概念からの引用であることは明らかであります。ユングの集合無意識も、東洋の哲学やマンダラからの研究から生まれたものですから、その起源は東洋の古代の叡智になります。

 
さらに、虚空蔵菩薩アカシック・レコードを擬人化したものです。この発想も優れたもので、イメージがより鮮明になり、一体化することも容易になります。例えばアカシックレコードは、巨大なコンピュ−タにたとえられますその端末が私達一人一人であり、インタ−ネットと同じように誰でもアクセスは可能です。という説明は、現代ならうなずけますが、数千年前のコンピュ−タのない時代には誰も理解できません。

 
ところが、敬愛する人物や、尊敬する人物、理想とする人物なら一層の思いも深まり、その人物に成り切ってしまうこともできるのです。しっかりと成り切り、意識が深いレベルまで到達できれば、効果はまるで違ってきます。今まで能望の実践で効果がなかった人もすべては意識の深まりにありますから、このことを肝に銘じてください。なりたい自分になり、夢を叶えるために必要なこと。それは、なりたい自分と、叶えたい夢へのイメージを膨らませ、それをありありと鮮明に心に焼き付けることです。と、本に書いてある一般的なイメージの説明になりますが、物よりも人のほうが、しかも、敬愛しあこがれている人なら、心のより深いところまで感銘し、到達するのです。

 
さて、日本では空海が「虚空蔵の求聞持法」を百万遍唱えたことで有名ですが、虚空蔵菩薩に帰依して、一体化を切に願い、ひたすら委ねて全身全霊で虚空蔵菩薩に溶け込み一体化したのです。潜在意識を浄化して自分を殺し、命がけで徹底した意識の深まりを追求した実践が、百万遍という回数になっているのです。空海は何らかの目的があって唱えたと思いますが、百万回唱えるということは、完全に自我を捨てて、虚空蔵菩薩に心の最も深いところで、一体化したのです。

 
フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より-------

 
「虚空蔵求聞持法」で用いられる「ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ
オン アリキャ マリ ボリ ソワカ」(namaH aakaazagarbhaaya, oM
arika mari muri svaahaa) などで知られる。「虚空蔵」はアカシャ・ガルバ(「虚空の母胎」の意)の漢訳で、虚空蔵菩薩とは広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩、という意味である。そのため智恵や知識、記憶といった面での利益をもたらす菩薩として信仰される。

 
その修法「虚空蔵求聞持法」は、一定の作法に則って真言を百日間かけて百万回唱えるというもので、これを修した行者は、あらゆる経典を記憶し、理解して忘れる事がなくなるという。空海室戸岬の洞窟 御厨人窟に籠もって虚空蔵求聞持法を修したという伝説はよく知られており、日蓮もまた12歳の時、仏道を志すにあたって虚空蔵菩薩に21日間の祈願を行ったという。

 
また、京都嵐山の法輪寺では、13歳になった少年少女が虚空蔵菩薩に智恵を授かりに行く十三詣りという行事が行われている。胎蔵曼荼羅の虚空蔵院の主尊であり、密教でも重視される。像容は右手に宝剣左手に如意宝珠を持つものと、右手は掌を見せて下げる与願印(よがんいん)の印相とし左手に如意宝珠を持つものとがある。後者の像容は求聞持法の本尊で、東京国立博物館蔵の国宝の画像はこれに当たる。

 
アカシックレコード(Akashic Records)とは、宇宙や人類の過去から
未来までの歴史全てが、データバンク的に記されているという
一種の記録をさす概念。多くの場合、宇宙空間それ自体に
その(一種の)記録がなされると考えられており、アカシャ (akasha) とはサンスクリットで「虚空」、「空間」を意味する。

 
サークルは、過去も未来もなく現代だけです。アカシック・レコードも、虚空蔵も同じ概念になります。つまり、どれも、三次元には存在しないのです。高次元に存在していて、私達に多大な恵みを与えてくれます。そして、心の奥には知恵の女神と、富の女神が宿っていて、知恵の女神に一生懸命になって思いを寄せると、日ごろは見向きもしない富の女神が嫉妬してすり寄って来る!

 
また、京都嵐山の法輪寺では、13歳になった少年少女が虚空蔵菩薩に智恵を授かりに行く十三詣りという行事が行われている。胎蔵曼荼羅の虚空蔵院の主尊であり、密教でも重視される。像容は右手に宝剣左手に如意宝珠を持つものと、右手は掌を見せて下げる与願印(よがんいん)の印相とし左手に如意宝珠を持つものとがある。後者の像容は求聞持法の本尊で、東京国立博物館蔵の国宝の画像はこれに当たる。
 
 
ところで、サークルは、過去も未来もなく現代だけです。アカシック・レコードも、虚空蔵も同じ概念になります。つまり、どれも、三次元には存在しないのです。高次元に存在していて、私達に多大な恵みを与えてくれます。そして、心の奥には知恵の女神と、富の女神が宿っていて、知恵の女神に一生懸命になって思いを寄せると、日ごろは見向きもしない富の女神が嫉妬してすり寄って来る!

 
世間の多くの人は、富の女神にばかり思いを寄せるので、富の女神は、そっぽを向いて、知恵の女神には元々思いも寄せないので、両方共に相手にされなくなる!という。富を得るための秘訣を紹介しましたが。虚空蔵にも、「無限の叡智」と「無尽蔵の富」があり、これは共通していますから、同じことを言っていることがわかります。


心の奥には、虚空蔵も、アカシック・レコードも、そして、サークルも、すべてが一体化して存在していることになります。虚空蔵には、「無尽蔵の富」も存在しているけれど、智恵や知識、記憶といった面での利益をもたらす!と、はじめから「無限の叡智」の一つだけを追求させているのも、素晴らしい意図だと思われます。

 
サークルの中でも、、「無限の叡智」と知恵の女神に意識を向けるようにして下さい。

 
「〜である」と現在形でお願いする
  

否定形は使わない
  

願いをひとつだけサークルに書き出す
  

常に感謝の気持ちを深める
  

1000に1つの「疑い」も持たない。
  

願ったことはサークルに委ねて忘れる 執着しない。

 
富の意識とは、豊かな心の状態のことですから、そのための知恵をこの連載で学ぶのです。心が豊かに満たされている状態に富が集まってくる!とは知恵の女神を先に追求したことになります。失敗を何度も重ねて、なるほどそうだったのか!と、失敗から学ぶのです。