100%の確率で起るシンクロニシティ その18の2

100%の確率で起るシンクロニシティ その18の2

 
儀式の説明

 
その前に要素1と要素2をもう一度確認するために今まで説明した中から抜粋致します。「願望を実現するスピリチュアル・サークル」の
第一章の要素1の意図(エネルギーを方向づけるもの)を説明します。要素1の意図では、サークルの中で願い事をします。

 
心から望んでいる願い事を一つだけ円=サークルの中に書いてお願いするのです。その願い事の条件として、実現させるには現在形で表現
すること。否定形での願いは望まないものを強めますから、肯定形で表現すること。という条件があります。

 
サークルでは、願うことと、願いが叶うことが同時に起きます。そこには過去、現在、未来という違いはありません。未来は今、起きているのです。ですから、サークルの中では「ほしい」ではなく、「もっている」と表現します。もうすでに現実になっているように願い事を書くのです。

 
「お金に苦労したくない」と願うのでなく、「望むだけのお金を持っていて、好きなことができる」と表現して下さい。「病気でなければいい」ではなくて、「健康で活力に満ちている」と表現して下さい。「職場の嫌なこと」ではなく、「認められて成功していること」に集中して下さい。そうすると、あなたの内面的な力が、目標を達成するためのチャンスを見出すように方向づけられます。

 
サークルでの願い事は、すでに叶っているように表現することが大切なのです。この内容からも、サークルの中は、次元が違うことが分かります。まるで、五次元の世界のようです。五次元の世界は、すべての波動が高く、プラスの派動で、思いが叶い、何でも実現する世界と言われています。

 
あらゆる事象の原因の世界であり根源と考えられている五次元の世界で、望ましき未来が生成され、三次元の世界に投影されるのですから、サークルは虹の架け橋にもなります。ここでも「魔法のランプの図」とのシンクロが起きました。

  
要素2の具体化では、願い事をありありとイメージできて、それを体験し、すでに起っているかのように行動することが重要になります。本には、あなたは今、具体的に体験しているものにいずれなるのですから、自己成就する予言をしていることになります。あなたはエネルギーの枠組みを作っているのです。と、書いていますが、成功して願望を叶えているもう一人の自分がいて、その存在のエネルギー体をありありと想定するのです。

 
そして、成功して願望を叶えているもう一人の自分の振る舞いを意識して、あなたの現実を具体化させて行くのです。大きな声で新しい現実について話してください。すべての感覚でそれを体験するのです。願い事は、ヴァーチャルな体験を繰返すたびに、あなたとあなたの生活の本物の一部分になっていきます。そして、あなたは新しい現実にいっそう近づいていけるのです。

 
要素の3は儀式になります。<古い習慣のパターンが古い現実に閉じ込めています。>最初の要素の意図では、無意識に流れる生活から意識的に選択する生活へと変えて行くことの重要性を強調しました。次のプロセスとして、第2要素である具体化では、願い事を実際に経験しました。

 
そして、この第3要素である儀式では、現在の願い事とはつながりのない多くの無意識の習慣を、願い事を表すような意識的な儀式に置き換えていきます。具体化が周りにある宇宙エネルギーの中だけでなく、意識的な心や無意識の心にも願いごとを刻むように、儀式は、環境や毎日の行動、外界での生活などに願い事を刻印して行きます。

 
儀式は、あなたが今作り上げている出来事に形を与えて、神聖さという力を与えます。この儀式には宗教的な意味合いはありません。私たちは、あるものに深い重要性があると認めたことをあらわすために儀式を行います。儀式と習慣とは別のものです。習慣とは魂のない反射のような行動のようにフラフラと揺れ動く生活となります。儀式が重要なのは、私たちがそこに意味を与えるからです。

 
儀式と習慣のちがいは神聖なものと世俗的なものの違いもあるのですが、私たちがそのものに与えている意味のちがいです。サークルの本では、私たちの毎日の生活は無意識の習慣に支配されていて、その習慣が古い現実を繰り返すので、願望の達成の邪魔をしている!と、説明されています。不幸にも、ほとんどの人たちは、どんなに一生懸命努力しても自分の習慣を本当にはやめることはできません。

 
毎年毎年、同じパターンの考え、感情、行動となってしまうのです。
子供の時から同じ台本を繰り返しているということに決して気づかないのです。私たち一人一人が、考え方、感じ方、行動の仕方について習慣てきなパターンをもっています。それらはあまりにも長くおこなってきたので、生活の中に深く組み込まれており、もはや意識もしていません。


現代社会は、とても複雑になり、私たちはあまりにも早いスピードで暮しているので、生活の大部分を無意識のものへと委ねてしまっています。習慣は、私たちを自動操縦で動かしているため、反応する前に状況について考える必要がなくなります。


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