龍脈からのエネルギー M52

龍脈からのエネルギー





塾生のために、 九頭龍の色紙を書いているせいか、龍脈が気になってきます。


龍は書いているだけでも、エネルギーがあり振動が伝わります。


「りゅう」には、「竜・龍・辰」の3つの文字があります。


 辰の文字の説明として、「辰は振なり、三月易気動き、物皆
伸舒(のびのび)する」と「説文」にあり、春の陽気に誘われて
万物が振動し、草木もその枝葉を速やかに伸ばそうとすることを
表しているそうです。


 やはりすごい氣のエネルギーがあります。


賞金を両手で抱えるようにしてもらう、朝青龍もエネルギーがあり敵なしなのに、八百長問題が気になりますが・・・。


 相撲の世界は、東は青房(ぶさ)、西は白房、南は赤房(朱)、北は黒房の四色で、これは、四方を守護する守護神「四神」、青龍・白虎・朱雀・玄武という神々の由来です。


真ん中の金龍を守護するように、青龍は東方をつかさどる龍神
白虎は西方をつかさどる白い虎神、朱雀は南をつかさどる朱雀神、玄武は北方をつかさどる玄武神になります。

 
「四神相応」と言われて、四方を守護する守護神に囲まれた
土地が理想の空間で、氣のエネルギーが最高に高まる!と
されてきたのです。


 ですから、行司の掛け声は、「発氣(ハッキ)よい!」なのです。

 
 悠久の歴史の中で練り上げられてきた風水思想では、理想的な
土地や空間は四つの神獣が守るとされます。


 北は「玄武」、東は「青龍」、南は「朱雀」、そして西は「白虎」。


こうした土地は、四神相応の地と呼びます。


この思想は古代日本に既に中国より伝わっており、日本の古墳の
壁画に描かれたりしています。


地球上の最も巨大な龍脈は崑崙(コンロン)山脈よりでる龍脈で、それは、東西南北に四つの支流に分かれているそうです。


 そのうち西に流れる龍脈はヨーロッパのアルプス山脈にまで流れ、南へ流れる龍は台湾から東南アジアへ、東へ流れる龍は中国本土へ、そして北へ流れる龍はモンゴルからロシアの最東端へと流れ、カムチャッカ半島を通って日本列島へと流れるそうです。


カムチャッカ半島は、北海道の右上、地図上では、北東の方向、
風水的には、鬼門の方角です。


ここでも、鬼門の方角から強い氣のエネルギーが来るのを感じる!と書きましたが、崑崙(コンロン)山脈からの龍脈だったの
です。


日本書紀」ではすでに、「龍」という文字を「タツ」とよんでいたと記されています。


「龍」のは架空の動物で、九似といって、九つの異なる動物の
特徴を兼ねそなえているそうです。


江戸時代の寺島良安が「和漢三才図会」に紹介しているように、
頭は駱駝、角は鹿、眼は鬼、耳は牛、項(うなじ)は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎に似て描かれています。


「龍」という字は、その文字自体ですでに「輝く」という意味を
内蔵し、古代から祥瑞・吉兆をよびよせるめでたい兆しとされて
きました。


 また「昇竜」という言葉があるように、持ち前の運気の強さに
スピードを加えて、破格の勢いで天上へ駆け登るイメージは、
良くも悪くも、人間を超越した宇宙のスケールを感じさせます。


 ウかんむりに龍で、寵(ちょう)という漢字があります。


ウかんむりですから、「家の中で龍を大切に養う様」と辞書には
この文字の意味が書いています。


寵愛・寵用などの熟語になると、その意味がわかってきますが、
家で龍を養うとは、どのような状態なのか?


龍は、龍神と言う言葉もあるように、大切に育てると九つの
願いが叶う!というメッセージなのか?


それで、九頭龍の夢を見たのかもしれません。


真ん中の金龍を守護するように、青龍は東方をつかさどる龍神
白虎は西方をつかさどる白い虎神、朱雀は南をつかさどる朱雀神、玄武は北方をつかさどる玄武神になります。


金龍の名刺は、明らかにシンクロで、「四神相応」のここでの
意味もわかってきました。


「四神相応」の氣のエネルギーを家庭の中に持ち込めば、理想的なエネルギー空間になり、生体環境を整えるばかりではなく、
自分と環境の同調・共鳴までできてしまうのです。


物事がスムーズに行かなかったり、トラブルが起こったり、
金銭や人間関係に困るのは、氣のエネルギーが足りない、環境との不調和、つまり、エネルギーの場が形成されていないからなのです。


ところが、エネルギーが高まると、自然と環境との調和がとれて
きますので、運気も上がり、物事がスムーズに達成されるのです。


さらには、エネルギー・フィールドが形成されますから、エネルギーもどんどん補給されます。


誰もが若々しくエネルギッシュに変身するのは当然と言えます。


日本列島には、北海道から本州、四国、九州、沖縄まで、太い龍脈が、流れています。


この龍脈からエネルギーを引き出すのです。