右ねじの法則  M633

「右ねじの法則」



中学の理科で習う「右ねじの法則」というのがあります。

 
直線状の導線に電流を流すと、電流を中心とする
同心円状の磁界ができる。この磁界の向きは、電流の向きに
右ネジを進めたとき、右ネジの回す向きと同じになる。
これを右ネジの法則という。

 
電気というのは、氣のエネルギーの一種ですが、とても便利な
エネルギーです。

 
目に見えませんが、エネルギーが大きいために、人類は200年も
前から利用するようになりました。

 
電気や、磁気や電波は測定可能なので、目には見えなくとも
人類は利用し、これらは、現代社会では、1日たりとも、なくてはならないものになりました。

 
電気と磁気の中でも、基本中の基本の法則に、右ねじの法則
があり、「電気は、前に進むと右回りの渦ができる」のですから、
氣のエネルギーも、右回りのときは前進し、思考の場合は、前向きに
なる!と解釈できます。

 
生物は、右巻きのエネルギーで、元気に生きられ、左巻きのエネルギーで、弱くなり、病気になり、死んでしまうのです。

 
江戸城は「の」の字型の右巻きに堀が巡らされ、右巻きのエネルギー
で、人の命を守り、城の運氣を高めました。

 
日本の中では、皇居が一番高いエネルギースポットになっています。

 
これは、大宇宙のエネルギー⇒銀河のエネルギー⇒太陽系の⇒
地球の⇒となり、それが、昇龍(みきり周りの渦)と知っていたから
このような、「の」の字型の右巻の堀にしたのです。

 
私達も無意識に、子供の頭をなぜるときは手を右に回しながら
なぜます。

 
お腹や体のどこかが痛くなった時は、痛いところに手を当てて
右に回します。丸は、右回りに書きます。

 
納豆をかき混ぜるときは、右に回します。
味噌汁も、お玉で右に回しながら味噌を解きます。

 
これらは、宇宙とは関係ないことのように思われますが、地球が
ものすごいスピードで周っている事や、太陽系の惑星も同じ方向で、
自転していることなどから、太陽も含めて、同じ渦の中から生まれた
事がわかります。

 
電子の世界でも、惑星と同じように自転しながら原子核の周りを
周っていますから、極大の世界も極小の世界も、大宇宙の渦の影響を
受けているのです。

 
私達の体のDNAも二重ラセン構造になっていて、これは、生命の
原型ですから、右ねじの法則が成り立つと思われます。

  
ヨガや仏教などは、人間の氣のエネルギーを高めるためにある
哲学であり、体の中になるエネルギーの中継所をチャクラ(光の輪)と呼んでいます。

 
光の輪のエネルギーを高める事が、生命のエネルギーを高めること、
仏像を見れば、何の目的で、仏教が成立したのか、生命のエネルギー
を高めて、より良く生きれるように!

 
いかに氣のエネルギーを高めて、心身ともに活き活きと生活できるか!これが本来の目的なのです。

 
権力者に、インチキ教祖に、違う目的で、仏教が利用されてきま
したが、もうそろそろ、氣のエネルギーの観点から科学的に見直した
方がいいと思います。

 
電気のように、エネルギーとして活用すれば、すべての生命体が
活き活きと輝いて生きれるようになります。

 
さて、赤玉、白玉を紹介しているサイトを読んでいたら、
合気道の達人の語録を紹介していました。

 
その中に、渦のパワーの具体的な説明がありました。





「自分の中心を知らなければなりません。自分の中心、
大虚空の中心、中心は虚空にあるのであり、自分で書い
ていき、丸を描く。


丸はすべてのものを生み出す力をもっています。
全部は丸によって生み出てくるのであります。
きりりっと回るからできるのです」(合154)とあります。


今まで、中心とは身体の上下を貫く中心、或いは中央に
ある仙骨のことと思っていましたが、このように自分が
大虚空の中心にあり、その中心もまた虚空であるという
捉え方は目から鱗の事でした。


つまり、中心は虚空ですから、台風の目の中が無風で
あるように、渦の感覚があれば、自分の中心もまた虚空と
思いました。


友達がふとんの中でうとうととしながら、お腹に銀河が渦を
巻きながら動いているのを観じていたら、やがて銀河と
自分が一つになってしまったというのです。


それを聞いたときに「それを試してみよう」ということになりました。


これが渦をつくる最初のきっかけだったのですが、向き合って立ち、
お腹(仙骨)を中心に気の流れで大きな渦銀河を作り、
その流れに乗ってほんの小さな円の動きをお腹に作ってから
両手をつかんでもらいました。


そこから手をタラリと返しただけですが、受けた人は、ころころと
畳の上を二回転しました。こんなことで二回も転がるとはまず
あり得ないことです。


お互いに試してみると同じようにころころと転がりました。


「合気は充分気を知らねばならない。武の気はことごとく渦巻きの
中に入ったら無限の力が湧いてくる」(合88)


これらの言葉の通りでした。「赤玉白玉」にも「富士の仕組みは
終わり、鳴門の仕組みに入るぞ。鳴門とは渦海のことじゃ、
渦海にて大きく動くぞ」とあります。渦をつくると、相手は大きく動きます。


渦は円とは違い、真中へと吸い込まれていく、或いは真中から
広がって行く働きがあり大きな力が生まれます。



 
大宇宙からの渦は、体の真中=丹田の一点に集めるて、
渦としてイメージすると、無限の力が湧いてくることが読み取れます。

 
銀河の渦の一番身近なものは、『幸せの和』であり、『幸せの和』を
今まで、創作し続けてきた意味がわかってきました。

 
『幸せの和』は、大宇宙の渦のパワーから来たもので、江戸城の「の」の字の右巻きのパワーと同じで、エネルギースポットになる事が確信できます。

 
『幸せの和』は、光の輪=チャクラに同調して、私達、生命体の
エネルギーを高めることも明らかになってきました。

 
私達人間の他にも、小動物も、ペットも、そして、すべての物質、
情報、宇宙にある、森羅万象すべてのもののエネルギーを高める
事もわかってきました。