進化しすぎた脳 M964
進化しすぎた脳
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- 著書「進化しすぎた脳 」 -----------
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池谷裕二 (著)(コロンビア大学研究員 東京大学薬学部助手)
この本には、脳は6層構造になっている!と、書いてあり、
著者の池谷裕二氏は、その6層構造の解明に励まれているそうです。
千手観音の事も書かれており、20本の指があっても毛虫のように足がたくさんあっても、人間の脳の容量があれば、十分対応できる!と、書いてあります。
人間の脳は「宝の持ち腐れ」である。ということを強調したいようです。
専門的な事をとてもわかりやすく書かれていて素晴らしい本です。
実は、昨晩、事務所の前の道で、「ねずみ」が横になっているのを
見ました。思わず、「わぁ!」と声を出して、驚いてしまいました。
薄暗かったので、はっきり見えませんでしたが、荒い息をしている
ようでした。
翌朝、同じ場所の辺りを見てみましたが、「ねずみ」はいませんでした。
夜だったので、そのままにして気がかりでしたが、この時期に「ねずみ」とは、何のメッセージなのか?と、思ってしまいました。
さて、冒頭に紹介した本は、読みかけの本で、脳神経の事が詳しく
書かれていて、「ねずみ」のイラストが印象的だったので、この本を
読みなさい!とのメッセージなのかな?と思い、100ページほど、読んでみました。
そうしたら、注目すべきは、脳は、6層構造になっていること、そして、千手観音のくだりでした。
千手観音は、子(ねずみ)年生まれのご本尊です。(千の慈眼と千の慈手で一切の悩みを救い、願い事をすべて叶えてくれる。)となっております。
千手観音の像を見ると、正面には、胸のところで合掌している手と、
おへその下のところでも、手を組んでおりますが、その位置が臍下丹田の位置になります。
胸と臍下丹田に、一対ずつ手が組んであるもの意味があります。
ハートの第4チャクラと、第2チャクラです。
臍下丹田のところで、両手を組んで、親指を合わせれば、ちょうど
宝珠の形になります。
臍下丹田が重要でなければ、この位置で手は組まないし、この位置に
宝の山があり、宇宙の無限のパワーにつながっていますよ!と、教えてくれているのです。
手が1000本も有って、それぞれに目がついているのは、マンガの世界のように思われますが、昔の人は、大真面目に創っています。
昔の仏師は何世代にも渡り継承する職業ですから精魂込めて、命がけで、仏像を彫りますから、気迫が迫ってきます。
この仏像を拝む人々は、こんなにたくさん手が有るのだから、自分にもご利益があるだろう!と思うだろうし、仏像の側からすれば、
多くの手で、できるだけ大勢の人々に、願いを叶えてあげて、すべての人々に、慈悲を与えよう!となるのです。
「手」は、色々な意味があります。次の一手! 手に入る!手塩にかける!手に職をつける!手柄!手堅い!手腕!手話!・・・など、手にまつわる慣用句は、何百もあります。
掌(てのひら)のことを、「たなごころ」とも読みます。
カタカムナという文字を使っていた太古の昔から、手のひらに心を込めて物事を行なうことを「たなごころ」と呼んでいたそうです。
手と脳は直結していますから、手の動作で、脳に指令を送ることにより、自我の妨害を取り払う方法を、千手観音が教えてくれているのではないでしょうか?
手のひらの真ん中の労宮(ろうきゅう)という所から氣のエネルギーが出ます。心を込めれば、たくさん氣のエネルギーが放出されますから、エゴの自我を超越することができます。
今までの頭だけの考えでは、自我に邪魔をされて、ことごとくうまく行きませんでした。ですから、慈眼と慈手で、エゴの妨害を取り払うのです。
境界、壁、囲い、閉鎖、断絶、区別、など、つながりを断ち切っているのはエゴのかたまりの自我です。
脳は、6層構造になっている!というのも、奥の中には入れないように
なっているのです。
願い事をいくらしても、エゴの自我が関わっていれば、ことごとく
邪魔をされます。
慈眼と慈手のパワーを出すために、千手観音の心と一体になり、千手観音の心にゆだねてしまうのです。
6層構造になっていても、スパイラルのドリルがあれば、貫通することができます。
そして、普段から、観音様の慈愛を周りの人に与えるのです。
深い感謝の念を持ちながら、千手観音の心にゆだねて、周りのひとに
慈眼と慈手を与えるのです。
エゴの自我が関わる割合が極端に少なくなります。