メラトニン M394
五歳半の子供の二人に一人が、コンピューターゲーム!
五歳半の子供で、テレビゲームや携帯型ゲームなどのコンピュー
ターゲームをする子は51%!と、新聞の記事にありましたが・・・。
この割合は多いのかそれとも少ないのか?
五歳半の幼稚園児が51%もゲームに夢中になっているのですから、
小学生、中学生、高校生、大学生、そして、多くの若者が、相当の
高い割合でコンピューターゲームの虜(とりこ)になっている現状が
見えてきます。
現在、20代後半・30代〜40代前半?の人達が、小学生、中学生の
頃に、ファミコンが世の中を席巻しました。
彼らはファミコン世代とでもいうのでしょうか?現在、フリーターや
ニートなどが多いのは、ファミコンと関係がなければいいのですが。
テレビゲームの弊害は、私が塾で教えていた時から指摘して
おりましたが、集中力がなくなり、支離滅裂になり、切れやすくなる!
そして、短期間でやる気がなくなり、成績が極端に下がりました。
その当時は、詳しくはわかりませんでしたが、子供達が、心身共に
ダメージを受けることには気づいていました。
浮悪身困(ファミコン)という漢字を充てて、子供達に注意を促す
ための、お便りを書いた覚えがあります。
情緒不安定、攻撃的、自己主張が強い、キレやすい、と言った
問題行動を起こしやすい子が、この頃から急に増え出したので、
漠然とした危惧を感じていました。
どんなものにも光りと影がありますが、子供達には、自然と触れ合う
時間を多くとるのがベストだと思います。
うつ病で自殺した患者では脳内セロトニン濃度が減少していること、
抗不安薬としてセロトニン神経の働きを増強する薬が使われるが、
アメリカの高校で銃の乱射をした学生は、その薬を服用していたと
いわれることなどから、セロトニン神経の活動低下は、うつ状態を作り、感情の制御をできなくする、と考えられる。
それでは、なぜ、現代の子供でセロトニン神経が弱まるのか。
ファミコンによる息を詰める生活の日常化が、セロトニン神経の
働きを抑えてしまうのである。
これまで繰り返し説明してきたように、セロトニン神経はリズム性
運動によって活性化される。歩行、咀嚼、呼吸など、さまざまの
リズム性運動を継続することが、セロトニン神経を適切な活動
レベルに維持してくれる。
ファミコンをやっている時に、呼吸を測定してみると、ほとんど呼吸をしてない位に、息をつめている。それを、毎日、しかも、数時間繰り返していたら、セロトニン神経は弱ってしまう。
セロトニン神経を坐禅の呼吸法などで強く鍛えると、平常心が
養われ、あまり動じない心ができあがることを、以前に説明したが、それとは逆で、ファミコンによる息をつめる生活の日常化では、
セロトニン神経をひ弱にし、それは気分を落ち込ませ、感情を
制御できなくする。それがきれる子供を作ってしまう、と考えられる。
ですから、脳内のセロトニン濃度が減少している!ということは、
メラトニンが減少していることになります。
セロトニンから奇跡のホルモン=「メラトニン」が合成されます。
メラトニンは、脳の松果体から分泌されるホルモンの一種で、
アミノ酸の一種のトリプトファンから、神経と神経との情報を中だち
する神経伝達物質のセロトニンを経て合成されます。
さまざまのリズム性運動を継続することが、セロトニン神経を適切な活動レベルに維持してくれる。
これは、松果体の理想的な振動を意識して促すことです。
何よりも、能望の実践が、松果体の理想的な振動を促します。
松果体で生産されるセロトニンもメラトニンも、最近の臨床実験で、重要な働きをしていることがわかってきたのです。
奇跡のホルモン=「メラトニン」と言われるゆえんは・・・。
気分がよくなる・免疫力を高める・体内の活性酵素を減少させる。
増毛の可能性も報告・その他60種類以上への病気への効果が期待されている。
まさしく世紀の発見で、・不老長寿の秘薬でもある!とされ特に、
注目されているのは、老化予防(細胞を活性酸素から保護する。)
:ビタミンCやE、ベータカロチン等の抗酸化物質は一部の細胞に
だけしか浸透できないが、メラトニンは脳を含むすべての細胞に浸透
できるのです。
フリーラディカル(活性酸素)によって体内で生成される有害な
H2O2をメラトニンがH2O(水)に中和変換させることにより酸化を防ぎます。
メラトニンは現在知られている物質の中で一番強力な中和能力を
持っていて、最も強力に活性酸素を抑制する抗酸化物質なのです。
細胞の酸化と老化には深い関係があることが知られています。
これらのことから、奇跡のホルモンと呼ばれているのです。
このホルモンは、自分の脳の中の松果体から分泌するのが、副作用もなく、理想的なのです。
さて、現代の子供達も、大人も、ファミコンやコンピューターゲーム
により、息を詰める生活の日常化で、セロトニン神経の働きを抑えて、奇跡のホルモン=メラトニンの分泌を抑制していることになります。
受験勉強や、オフイスワーク、ストレスがかかる仕事なども、
呼吸が浅く、ほとんどまともな呼吸をしてない状態ですから、恒常的
な酸欠状態になり、セロトニン神経の働きを抑えて、奇跡のホルモン
=メラトニンの分泌も抑えてしまうのです。
「あくび」や「ため息ばかり」!というのも、脳や細胞が酸素が不足
しているからです。
自分には健康だから関係のないことである!と思われる人もいると
思いますが・・・。
毎日元気で生活している健常者であっても、毎日3000個の
がん細胞が発生しているそうです。
これは一人の例外もなく、60兆の細胞の中から、毎日3000個のがん細胞が発生しているのです。
この3000個のガン細胞が、ガンの塊りにまでならないのは、免疫
作用が働いているからです。
同じ環境下にあっても、病気にならない人、病気になる人、個人差は
ありますが、これは、免疫力の違いなのです。
免疫力の違い!といえば、降龍の実践には皆さん驚いております。
風邪にかかった!と思ったら、降龍を10分〜20分実践してみて下さい。免疫力が一気に高まり、風邪だったのか何だったのか?と、なります。
脳と腸のセロトニンとメラトニンが、血液を巡り、短期間で免疫力が
最高レベルになるようです。
手を回すことがオーラの修復になり、氣のエネルギーの巡りが良くなり氣と血は同じく体内を巡りますから、このために、セロトニンとメラトニンが全身をめぐり、何かに働きかけているように思われます。
とにかく、奇跡のホルモン=「メラトニン」を恒常的に、分泌することが、日ごろから、免疫力を高めることになるのですから、このことを意識すべきです。
能望の実践で、免疫力が最高になり、体内の活性酵素を減少させて、ガンを防ぐのですから、例え、毎日3000個のがん細胞が発生しても、ガンにはならないのです。
そればかりか、60種類以上の病気への効果が期待されているの
ですから、ほとんどの病気にも罹らなくなるのです。
メラトニンは、50歳を過ぎると50%しか分泌しなくなり、また、否定的な思考は、最近の脳生理学的な研究によりメラトニンの不足との関係が指摘されています。
この事からも、能望の実践で、思考がプラスになり、若返る人が増えている!というのは、50を過ぎてからもメラトニンの分泌が、正常に行われていることがわかってきます。
そして、能望の実践で、超奇跡の気体の一酸化窒素も、体内生産されるのですから・・・。
これらのことを意識すればするほど、奇跡のホルモンや気体の効果は
高まってきます。
天海和尚が、108歳まで現役で活躍できたのは、天台止観と丹田呼吸
そして読教・・・、密教だったので、エネルギーを高めるために、弘法大師の研究もされたと思います。
天海和尚は、世界遺産の日光東照宮を建立し、江戸の市街や江戸城を
再建し、江戸時代としては、佐渡の金山や石見の銀山などを管理下に置き、江戸幕府の三大の将軍の参謀として、歴史上最大の富を江戸幕府に集めた人物だと思われます。
江戸幕府300年の礎を築いた人ですが、108歳まで生きるだけでも信じ難いのと、氣のエネルギーなどの氣学は、歴史学者には受け容れられないので、歴史の表には出てこない人物です。
けれども彼は、奇跡のホルモン=「メラトニン」と、超奇跡の気体の一酸化窒素も理想的な形で活用できて、頭脳明晰、無限の富を呼び込み、あらゆる願望の実現を果たし、健康で、長寿を全うした人物なのです。
松下幸之助氏の参謀は、真言密教の高僧でしたから、同じことが言えます。
奇跡のホルモン=「メラトニン」と、超奇跡の気体の一酸化窒素を、
理想的な形で、活用できて、頭脳明晰、無限の富を呼び込み、あらゆる願望の実現を果たし、健康で、長寿を全うしたのです。
現代なら、奇跡のホルモン=「メラトニン」と、超奇跡の気体の一酸化窒素を理想的な形で、活用できれば、120歳まで、頭脳明晰で、無限の富を呼び込み、あらゆる願望の実現を果たし、健康で、長寿を全うできるのです。
能望の実践は、奇跡のホルモン=「メラトニン」と、奇跡の気体の一酸化窒素を、体内生産して、万病を予防し、若さを維持することができるのですから、多くの人に取り組んでもらい、幸せになってもらいたいものです。