僕を助けて頂けないでしょうか M794

僕を助けて頂けないでしょうか



中三の受験生からの質問がありました。

 
このような投稿は、これから多くなりますが、一番大切だと
思われることを、書きますので、受験生の皆さんは参考に
して下さい。

                                                                                        • -


はじめまして


○○と申します。

早速ではありますが今は中学三年をやっていまして、今年が受験です
しかし、自分の成績はあまり、伸び悩んでいます。

来週には期末テストがあり、内申点が付く最後のテストになります。

そんな、ピンチなタイミングにインターネットで願望について、あなたは詳しく書かれていて、こういう世界が有ることを初めて知りましたし、もっと早く見つけていれば良かったなぁ〜と、思っている次第です。

ですので、なにか良い対処法が有れば教えて頂けないでしょうか?

本当に、こういった質問は余りにもアバウトすぎるとは思いますが、
どうか、僕を助けて頂けないでしょうか?

よろしくお願いします。

                                                                                        • -


質問有り難う御座いました。


>もっと早く見つけていれば良かったなぁ〜と、思っている次第です
>ですので、なにか良い対処法が有れば教えて頂けないでしょうか?

 
あなたにとっての良い対処法は、とにかく自分の現状に感謝することです。

 
感謝とは、心の底から「ありがたい!」と思うことです。

 
いきなり、「感謝」と言われても面を食らうかもしれませんが、
これから入試に向けて、何かとプレッシャーがかかりますので、
不安や、イライラ、心配など、心が穏やかではいられなくなります。

 
この心の波を静めるためにも、感謝の念が必要なのです。

 
五体満足で毎日健康で暮らせること!足があり、手があり、
自由に動けて、文字を書くこともできる。

 
そして、何でも見ることができて、学校にも行けて、先生の話が
聞けて、色々なことを考えたり、知識をたくさん覚えることもできる。

 
こんな当たり前のことができない人もたくさんいるのです。
ですから、この当たり前のことに感謝するのです。

 
何よりも、親や保護者がいなければ、今の自分がありませんので、
今まで育ててくれた親に心から感謝するのです。

 
恵まれている現在の自分の境遇に感謝するのです。

 
ホームレス中学生」という本が、脅威的なベストセラーになっておりますが、現代の若者に、恵まれた現状に「感謝の気持ち」を深めなさい!という警鐘のような気がしております。

 
食べるものも、毎晩眠る温かいフトンもベットも、お風呂も、
テレビも、パソコンも、ゲームも、何もない状態のことは想像も
つかないと思います。

 
ヘレンケラーの生活を1ヶ月間でも経験したら、感謝の本当の
気持ちが理解できて、世の中から、いじめや不良の子は、一掃する
ように思われます。

 
けれども、本を読めばある程度のことはわかりますので、子供達の、意識の方向性を感謝する方向に向けることが、必要なことなのです。

 
普段から、「感謝」という意識の向け方を、子供の頃から教えて
もらわなければ、あるいは指導する人がいなければ、本当の
意味はつかめない!かも知れませんが、私の文章を読んで、
50%でも理解してもらえれば、嬉しいです。

 
中学1年生だと、その子の目の前で、何度も言って聞かせないと「感謝」の意味が理解できない!と思いますが、一般的な中学3年生だと、
文章を読むだけでも50%くらいは理解できると思います。

 
すべてに当たり前!と思っていると、毎日の考えや行動に力がなく、
散漫で惰性に流れてしまいます。

 
ありがたい!という気持ちが浅いとあなたの持っている本当の
力が出ないのです。書物を読んでも、先生の話しを聞いても、
心の働きが弱いので、うわの空になってしまうのです。

 
特に学習になると、いい加減な状態で、いつも中途半端のままで、終わらせてしまいます。

 
先生の話や教科書の知識は自分にとって「ありがたいもの!」と深く思うから身につくのです。

 
道端に落ちているゴミや、くだらないものと同じように思っているから、毛嫌いをして、遠ざけるのです。

 
学問は、頭でするものではなく、心でするものです。 

 
「学力三分に人間七分!」という言葉がありますが、人間を支える
根源の柱=心がしっかりしていなければ、いくら勉強をしても、30%しか成果が上がらないのです。

 
入学試験などは、最後の最後でこの人間力が発揮されるのです。
 
 
ですから、感謝の気持ちを深めることが、人間力をつけることであり、今のあなたにとっての最良の「対処法」になるのです。

 
毎日、机に向かって勉強できることに感謝するのです。教科書を
読むことができ、ノートに文字を書けて、深く考えたり、知識を記憶したり、毎日、進化して向上できることに感謝するのです。

 
どんどん成績が上がってくれば、このことが良くわかってきます。

 
感謝できなければ、自我のエゴに負けてしまうのです。

 
感謝の気持ちを深めれば、力が湧いてきて、今までとは行動がまるで違ってくるのです。

 
この気持ちをいつも心に持っていなければ、毎日の勉強も、ブレーキを踏みながら、前に進むようなものですから、常に持つことが大切なのです。

 
12月・1月と、2ヶ月間あれば、感謝の気持ちは養成できます。

 
そして、これから、入試まで、親とのケンカはしないこと

 
親や先生に感謝の気持ちを深めていたら、エゴの奴隷になって
イライラしたり、反抗したりすることは、あり得ないことです。

 
以上のことが守れたら、あなたの成績はトップクラスになり、
志望校にも必ず合格できます。


感謝の念を深める努力をしてください。それが一番の近道です。

 
がんばってください。