千手観音 M45−2

千手観音



私達の体内に宿る100兆の生命は、医学的に分析されているだけでも
今のところ、14の働きをする事がわかっています。大まかに、まとめてみると---------------------


抗ガン作用があり、あらゆる病気を治す免疫力を活性化する。
 
血液を浄化し、病氣に罹らない丈夫な体にする。
 
脳の神経伝達物質を活性化し、頭脳を明晰にする。
 
各種酵素やホルモン・ビタミンを生成する。
 
脂質の代謝を活性化し、理想の体型を作る。
 
老化を防ぎ若返りを促進する。 
 
体内のエネルギーの10%を生産する。
 
消化・吸収機能を高める 
 
感染防御をし、病原菌から体を守る。

 
体内のエネルギーの生産者は、ミトコンドリアです。その数は、60兆×数百個ですから、300個とすると、約2京になり、体内のエネルギーの90%をミトコンドリアが生産すると、つじつまが合ってきます。

 
それにしても、体内には100兆の生命が共生していて、体内の
エネルギーの10%も、供給してくれているということだけでも、
素晴らしいことです。

 
このエネルギーの有効活用が、これらの働きを強化し、私達の
運命も好転するのは明らかです。


1500兆のDNAの渦巻きのエネルギーの増幅は、全身の細胞の
エネルギーにも影響を与えます。

 
白隠禅師は、臍下丹田のことを、氣海丹田と呼びましたが、
氣のエネルギーの海ですから、海のように無尽蔵に氣のエネルギー
があるところ!という意味になります。

 
100兆の生命のエネルギーは、何層ものオーラにも敏感に反応し
ていますから、無限の宇宙にも、五次元の高次元にも通じているのは
明らかです。

 
能望の実践とともに、スパイラルの実践は、100兆の生命のエネルギーの有効活用あるいは、統合化をすることにもなるのです。

スパイラルシート.jpg


エネルギーという観点から、もう少し深く考察してみます。

 
千手観音が、臍下丹田のところで、手を組み、宝珠のようなものを持っております。

 
私達も、立ち姿で、同じように、腕を組んで、二本の親指を合わ
せると、親指のところがとんがり宝珠のような形になります。

 
この姿勢で、命数を意識して、丹田呼吸をしていると、体の中心の
臍下丹田から、じわじわと温かくなってきます。

 
腕が腸を押さえる形になり、両手が丹田を押さえているので、
とぐろを巻いている龍に刺激を与えるのかも知れません。

 
降龍の実践で、手を回しながら涅槃寂静まで降りても、同じような氣感がありますので、実際に体に触れるのも、オーラに働きかけるのも、同じ効果があることがわかります。この姿勢に慣れたら、椅子に座ったままでもできます。

 
丹田⇒手⇒腕⇒背中⇒腰から足⇒と温かくなり、(個人的に
エネルギーの流れが違うかもしれません。)とにかく、丹田からの
エネルギーが100兆の生命に刺激を与え、燃えるようなエネルギー
になり、それが、全身に行き渡り、頭の中心の松果体もじわじわして
きます。そして、第三の目のところが光り輝いてきます。


臍下丹田(腸)と松果体は、連動しているのです。