災い転じて福となす M579

災い転じて福となす



9章、人間の心構えにおけるパワーパターン


[10のマイナス9乗・塵という命数の単位・9章の意識レベル800]弱いパターンの影響によって失敗や苦しみが生まれ、最終的には病が生じます。いっぽう、成功、幸福、健康といったものは、強力なアトラクターパターンから生じますと、この章の冒頭には書いてあります。


そして、9章には、ポジティブ(プラス)とネガティブ(マイナス)の
言葉が対照的なパターンになって書かれているリストがあります。この本には、多くの対照的な組となっている言葉の性質を検討することによって意識を向上させるプロセスが始まり、徐々に人間関係やビジネスなど、人生を織り成すすべて異なる相互作用に働きかけているパターンに気づくようになります。そして、自分が以前には決して観なかったことにあなたは気づき始めるでしょう。と、書いてあります。

 
これは、明らかに、「塵沙大王」=「深沙大将」のことを言っているのではないかと思ってしまいました。ネガティブ⇔ポジティブ、陰⇔陽、地獄⇔天国、厳しい冬⇔春、ふん怒相⇔慈悲相、暗黒⇔光明

 
この様に、相対する対象物があるから、つまり、厳しい冬があるから
春が一段と輝くように、ポジティブな事ばかりに反応して、ネガティブなことにも関心を向けなければ、本当に深い理解は得られないよ!
という教えなのかも知れません。

 
三次元の人生には波があり、波は浮き沈みですから、苦と楽の繰り
返しになります。次から次に押し寄せてくる苦は、すべてが無意識の自分が招いているものですから、何とかできるはずです。苦難とも言いますが、これは降龍で、無難にする方法がわかってきました。

 
最近、読まれた人は、そんな馬鹿な?と思われるでしょうが、自分の周りに起こっている左巻きの難のエネルギーを、降龍という左巻
きの渦で、大難→中難→小難→無難と、沈めることができるのです。
『ようするに私達自身で、天国も地獄も創り出すという意味です。』
と、この章にも書いているのですが、私達自身で、地獄を招かない
ようにして、天国を創り出せばいいということになるのです。

 
この世で、地獄を経験するから、あの世の天国が素晴らしい、と思うのかも知れませんが、私達は、この世にいながらも、天国を創りだす方法を追求しているのです。この世もあの世も天国になればそんな素晴らしいことはありません。

 
先ほどの話しをもとに戻すと、私の場合は、考えてみると、プラスの
高いほうへ高いほうへと思考が向いていました。ネガティブ(マイナス)の波動には同調しないように、意識的にも避けていたのです。
左回りの渦巻きに関しても、避けていたので、その活用なんて、昨年まで、考えも至らなかったのです。

 
日月神示に、降龍(左回りの渦)と昇龍(右回りの渦)が出てきた
時には、降龍(左回りの渦)は、間違っているのでは?と、勝手に思っていました。どうしてなんだろう?と、悩んでいた時期もありました。こんな渦くらいで・・・、と、思われるでしょうが、この渦巻き(スパイラルシート)が、宇宙の法則である、と、日月神示に書かれてあるので、色々調べましたが解明できないでいたのです。

 
そして、忘れていた頃に、自分の左腕が麻痺して動かなくなって、
私にとっては深刻な大難が襲ってきて、本当に困り果てた時に、
降龍の左回りの渦を、右回りに降りる!という発想に至ったのです。苦難や困難が襲いかかってきた時に人間の能力は最大限に高まります。人間は、難を抜け出す最良の方法を考えようとするのです。

 
その時、物質は繊細になればなるほど、波動が高くなる事も実感としてわかりました。例えば、水は、温度の変化により、氷→水→水蒸気と変化しますが、氷の0度よりも、常温の水のほうが、さらに、100度で沸騰する時の水蒸気のほうが、エネルギーが高くなります。

 
熱のエネルギーを無視しても、固体→液体→気体と、微細になればなるほど波動が高くなるのです。人間も、肉体の身体よりも、人間の本質である微細体の身体の方が、波動は高いのです。素粒子や、さらに小さな氣のエネルギーなどでもわかりますが、微細であればあるほど、どんなものでも、浸透して通過してしまいます。

 
氣のエネルギーなどは地球の裏側までも一瞬に到達しますから時間も、空間も、障害物も、全然関係がないということです。つまり、波動の高いものは超微細で、三次元の世界とは限りなく超越している!という事なのです。ミクロの命数などは、とんでもなく、波動が高いので、イメージするだけでも、風邪が治ったり、注射の痛みがなくなったり、大難が無難になったりと、簡単に奇跡を起こしてくれるのです。

 
フトマニ図も、印刷しても820もあるのですから、こんなに波動の
高いものは、めったにありません。しかも、驚くべきことにフトマニ図の中央の三神に、降龍(左回りの渦)と昇龍(右回りの渦)が、あるのですから、なるほど、波動も高いのも当たり前です。天からの氣と、地から氣が、降龍と昇龍になるのです。
 
 
原子と、原子の中の原子核、そして、陽子や中性子、電子などの
素粒子などの目には見えない、10のマイナス8乗から16乗までの
大きさですから、高いエネルギーレベルなのです。さらに、その先にある、ミクロの命数は、10のマイナス19乗〜24乗の世界ですから、まさしく高次元のパワーになるのです。

 
このことが、アカシック・テストでも判定できたので、ミクロの命数も、渦巻きの中に組み込んで、私の左腕の大難を無難に変えることが
できたのです。

 
「災い転じて福となす!」ということわざ通り、すべてに、降龍の
極意が使えて、その原理がわかって、意識を同調してくれている
多くの人が、その効果を体験できているのです。インターネットは、多くの人が実験台になってくれて検証してくれて、短時間で直ぐにわかるので、本当に有り難いことです。


さて、偉そうな事を言っても、私は、ほんの最近までは、ネガティブな物や事には、極力避けていました。いつもプラス・プラスと言っておりますが、マイナスを怖がる臆病者だから、プラスと言っているのかも知れません。

 
空海の展示会に行っても、「塵沙大王」=「深沙大将」を見る事は
見ましたが、正直なところ、何でこんなものが?と、拒絶して、受け容れない自分がいました。六つのどくろを、胸の飾りとして巻きつけて、子供が見たら直ぐにでも泣きそうな恐ろしい顔をしているのですから、夢にでも出てきたら、大変なことだ!と、思っていました。

 
それでも、降龍(左回りの渦)の活用の時点から、マイナスに対する
見方が変わってきたのです。