パワーとスポーツ M85−1

パワーとスポーツ

 

[10のマイナス12乗・原子核の大きさ・12章の意識レベル800]


12章、パワーとスポーツについて考察します。スポーツと、原子やフトマニ図は関連していないように思われますが、12章の最後に、どんな分野にせよ、「最優秀」を追求することによって、人類のまだ実現していない「偉大さ」のあらゆる形での具現化に対して、我々を励ましてくれるからです。と、書いてあります。

 
「あらゆる形での具現化」ですから、私達の追求しているものです。
10のマイナス12乗は、原子核の大きさですから、この章には、あらゆる形の願望の具現化の核になるものが書かれているのかも知れません。すべてを書くことはできないので、いくつかのキーになる
文章を載せて行きます。
 
 
まずは、「自己を超越することと、生命の本質に自分自身を委ねる」。これは、前回も取り上げた、「委ねる」という概念になります。本質を捉えた核心に迫るものですね。


パワーアップノート(ファイル一式 内容:言霊一体化セット・願望達成シート)

power2.jpg

 
自己を超越した本当の自分こそが、光り輝くダイヤモンドであり、黄金であり、無尽蔵の富の源泉につながっているのです。心の奥には、無限の叡智の女神と、無尽蔵の富の女神が住んでいる!と、古代インドの経典には書かれておりますので、邪魔をしているのは自我になるのです。

 
12章には、陸上競技で、世界新記録を樹立して、人間の可能性の
新たな水準を達成した例や、世界一の深海に潜る、フランス人の
ジャック・マイヨールの映画など紹介されておりますが、これらは、高い意識状態で、内なる静寂さが心に宿り、通常の人間の限界を超え、非常に優れた功績を達成することが可能となります。そして、武道についても書かれております。


もっともレベルの高い武道においては、ずば抜けた技を達成するには
「動機」と「原理」が究極的には重要であることを明確に示しています。武道を習得した彼らは口をそろえて、「力をむりやり使わないこと」と言います。


こういった武術の道場からは達人が生まれます。彼らの唯一の関心は、本当のパワーに基づいた目標に専念して、そして、コントロールやトレーニングを通して、高次元の自分によって低次元の自分に打ち勝つことです。

 
高次元の自分によって低次元の自分に打ち勝つ!とは、はじめから
高次の自分を百も承知で、それを意識しているのが武道です。低次元の自分だけでは、低次元のエゴの自分には勝ち目がないので、高次元の自分の助けを借りるとは、非常に賢い方法ですね。


「人に勝つよりも自分に勝て!」という言葉がありますが、これは、
克己という言葉と同じで、究極には、自我がなくなる状態のことです。大いなる自己につながって、パワーが何倍も引き出され、そんなに力を出さなくとも、最大限の力を発揮できて、最高のレベルに到達
できる!ということの意味も含まれています。無心の境地とも言われています。

 
克己:自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと。


子供から、わがままをなくすだけでも、学業の成績が大幅に上がりますから、この現象は、ほんの少しでも、パワーにつながった!と考えた方が、指導に厚みが出てきますね。

 
高次元の本当の自分を味方につけて、低次元の自分に打ち勝つことと、指導すれば、子供達は、喜んでトライするでしょう。自我を捨て、無心の境地になることは、偉大なパワーにつながり、自分の持っている最高の力以上のパワーが出るということになります。

 
自我を捨て、無心の境地になるとは難しいことですが、感謝の気持ちを深めて、高い意識レベルに、自分の意識を同調すれば、委ねればいいのです。良くわからない人は、高次の自分に質問をされたら、教えてくれますよ。


人類の共通無意識=無限の叡智=アカシック・レコードにアクセス