五体満足な体、初心に返れ M695

五体満足な体、初心に返れ


目の不自由な人からのメール-----------------


こんにちわ。  


あかしっくてすとの ことで おききしたいのですが わたし
わ しかくしょうがいしゃで まったく めが みえないのですが てすとを うけ
ることわ かのうなのでしょうか?  


よいじんせいを おくりたいし しあわせに
なりたいとも おもいます。  


それとも のうぼうの しいてでぃいを きいたほ
うが よいのでしょうか?  


ちなみに しごとわ じたくで ちりょういんを ひ
らいていて まっさあじと きこうを くみあわせた ちりょうを しています。
 
 
どちらが せんざいのうりょくを ひゃくぱあせんと ひきだせるのか わかりま
せんので おおしえください。  


そして おといあわせわ めえるのみなのですか
?  


いろいろな しょうひんを あつかって おられるようですが みえていない
と せつめいを きいただけでわ はんだんしにくいことも あるので どうかと 
おもうのですが いかがなものでしょうか?  


1にちでも はやく じぶんの じ
んせいを ぷらすほうこうに むけたいので どうか よろしくおねがいします。

                                                                              • -

 
このメールは、私の独断で勝手に皆様に紹介しておりますが、実は、私は、感動して涙があふれてきました。子供達の作文を読んでも「うるうる」になりますが、人間の偉大さに触れた時にも感動します。

 
どんなにか苦労されて、この文字になり、メールを送信されたのか?
これまでの道のりを想像させて頂きました。いつぞや、盲人の方からお電話を頂いたことがありましたが、メールを頂いたのは、初めてのことで、目が見えないのに、何かのツールを使われてまで、私のメルマガを読んでくれている方がいると思うと、それだけでも有り難くて、感動してしまいます。

 
そして、私達は目が見えるのが当たり前になって、当然のように
振舞っていますが、目が見えるのに、本来持っている能力を全然
生かしきれていない!という自責の念も湧いてきました。目が見えて、耳が聞こえて、五体満足な体を、神様が、そして、両親が授けてくれた奇跡を、心から感謝して、毎日を有意義に過ごさなければ!と痛切に感じています。

 
初心に返れ!という何よりも優る勇気と気づきを頂きました。さて、質問にお答えします。

 
アカシック・テストは、振り子を使いますので、不可能になります。熟達すれば振り子を使わなくてもできるようになりますが、習得するまで、振り子を使いますので、残念ですが、今の段階では、無理だと思います。

 
アカシック・テストの原型でもある、オーリング・テストやキネシオロジー・テストなら目が不自由な方でも、取り組めると思います。これらは、二人の人がいないとできない!という難点もありますが、一人でできる方法もあります。

 
いずれにしても、オーリングやキネシがあるので、判定だけを目的とするなら、アカシック・テストよりも、これらの方法をお勧めします。アカシック・テストの目的は、判定もそうですが、そのほかにも「無心」になり、内なる叡智=大いなる自己に到達することにあります。

 
自我やエゴを排除して「無心」になることが判定の精度を上げる
ことにもなりますから、「楽しく瞑想する」という概念になります。
私の主観ですが、目が不自由だと、外の世界よりも、内面の世界に
精通しているので、アカシック・テストの様なツールに興味を持たれたのではないでしょうか?

 
無意識にも、アカシック・テストの様なツールに反応していると思われます。アカシック・テストは、判定しているだけでも、気づきや直感が鋭くなり、シンクロ現象が頻繁に起きるので、心の中の深いレベルにまで到達しているからだと思います。自我やエゴに邪魔をされずに、無心になれる機会が多くなる!という点では、まさしく、座禅や瞑想そのものなのです。

  
集合無意識では誰もがつながっておりますから、盲目の方でも、これに関しては条件は同じで、健常者よりも、瞑想の環境は整っております。アカシック・テストも、オーリング・テストやキネシオロジー・テストも、内なる智との対話により、心のさらに奥にある内なる叡智に近づくことなのです。

 
ホーキンズ博士の本を読めば、このことが理解できると思います。エゴや自我を脱ぎ捨てて、偉大なる内なる叡智=神我=「大いなる自己」に至れば判定のツールなど必要なくなるのです。神の領域である、偉大なる叡智ですから、直感は鋭くなり、直ぐに正しい判断をしてくれて、最良の道を選んでくれるのです。

 
自分の周りに起きている現象は、自分の自我やエゴ、それを支配している心の表面にあるマナ識が呼び込んだものです。

 
前述の自我やエゴ、それらを支配している心の表面にあるマナ識の浄化は、「のうぼう」の実践が一番です。この音の響きには、現代の科学では考えられない生体への効果があります。

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氣のエネルギーが出て、脳内ホルモンの分泌を促し、複雑な生体
機能が向上するように働きかけるのですから、驚くばかりです。お仕事に気功を併用して取り組まれているなら、『幸せの和』の波動を感じることができると思います。

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せんざいのうりょくは、100%引き出せば神になってしまいますが、
私も、気功に取り組んで20年以上になりますが、能望の実践は、
丹田呼吸の実践にもなりますので、優れた方法だと確信しております。ここまで、書いたところで、電話がかかってきました。何と、このメールを書いてくれた方でした。

 
私のところには、毎日たくさんのメールがきて、その中でも紹介す
る候補をいくつか選びます。紹介しない日もありますから、皆さんの
メールがすべて紹介できるとは限りません。その中でも今日は、なぜかこの方のメールを選びました。障害者の方でもあり、不安があったのですが、自分が一番感動したものをタイムリーに伝えるのが、メルマガのいいところで、正直な気持ちが伝われば、わかって頂ける!だろう?と、勝手に思って書いていたところでした。


それでも、一抹の不安を抱きながら書いていたところに、本人から
電話を頂いたのですから、集合無意識では、確実につながっている
ことがわかります。これが、ユングの集合無意識であり、望ましきシンクロ二シティなのです。