五大に響きあり M307−2

五大に響きあり



空海は、五大に響きあり!」の言葉を残しました。五大とは地・水・火・風・空で、宇宙の根源の成分になります。

 
その意味は、森羅万象のすべてがそれぞれ独特の音を発していて、つまり、万物のすべてが音を出し、お互いが共鳴し響き渡っている!と、なります。

 
空海が作ったと言われている五輪の塔というお墓の形があります。その形に、五大が対応し、五体・五形 ・五色 なども対応しているのです。

                                                                                                        • -


  頭 宝珠形  青  空    空輪


  首  月形  黒  風    風輪


  心臓  三角形  赤 火    火輪


臍 円形   白   水    水輪


 足・腰・脚 方形  黄  地    地輪


  五体  五形 五色   五大   五輪 

                                                                                                • -


 
この、五大や五体にも、万物のすべてが音を出し、お互いが共鳴し響き渡っているのですから、「あいうえお」の五音も当然ながら対応しているのです。ですから、深い意味があるのです。

 
さて、「あいうえお」ですが、これは母音ですが、遠くまで響いて
音を伝えられるのが母音で、近くにまでしか響かないのが子音という
そうです。

 
どの子音にも母音がついているので、子音と母音が一体になり、倍音が発生し、シータ波が出てくるのですから、奇跡の脳波の出現になります。

 
こんな簡単なことで、シータ波が出るのは誰も考えも及ばないことですが、元大阪大学工学部教授の故・政木和三博士は、このシータ波を
研究されて、生命エネルギーの核心であり、奇跡を起こす「魔法の脳波」である!と説明されています。

 
生命エネルギーの核心であり奇跡を起こす!とは、その通りであり、倍音が出てきてシータ波になると、いままで感じたこともないほど、
強力な生体エネルギーが発生するのです。

 
まさしくシータ波こそが生体エネルギーの核心!とは、その通りの言葉だと感心してしまいます。母音は心を開く音なので、遠くまで響いてくれるので、心の奥とのコミュニケーションが可能になるのです。

 
あいうえおの母音のバイブレーションは、五臓六腑にも確実に共振共鳴して、エネルギーを与え、内臓の働きも活性化するのです。


aiueo