生体エネルギーの高い環境 M367

生体エネルギーの高い環境



能望の実践の方法についての質問がありましたので、お答えします。今までも頂いていましたが、疑問に思われている人も多いと思いますので、参考にして下さい。

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いつもお世話になります。大阪の○○と申します。先日は私のメールを取りあげて頂きましてありがとうございました。先日の質問に関連する部分もありますが、改めて確認させて頂きたくメールさせて頂きました。よろしくお願い致します。


能望を唱える場合、松果体を意識して唱えているのですが、長時間続けていますと、脳内の圧力が徐々に上がってくるのを感じます。短時間の能望であれば問題ないと思いますが、長時間唱える場合心理的抵抗を感じてしまいます。


意識の焦点を松果体ではなく、臍下丹田に置けばこの問題は解消され、心理的抵抗もなくなるのですが、能望の効果を高める為には、意識は松果体においた方がいいと思いますが、急激に集中的に松果体を刺激することに一抹の不安があります。


考えすぎかもしれませんが、アドバイスを頂けると助かります。大変お忙しいとは思いますが、よろしくお願い致します。


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質問有り難う御座いました。


>能望を唱える場合、松果体を意識して唱えているのですが、
>長時間続けていますと、脳内の圧力が徐々に上がってくるのを
>感じます。短時間の能望であれば問題ないと思いますが、
>長時間唱える場合心理的抵抗を感じてしまいます。

 
そうですね。この様な質問をされるということは、熱心に取り組んでいるからだと思います。「脳内の圧力が徐々に上がってくるのを感じます。」と、いうのは、生体エネルギー=氣のエネルギーの高まりのことです。

 
初心者の人には何のことかわからないと思いますが、熱を帯びてきて、圧迫感さえ感じるようになります。頭に氣が上ると「のぼせ」のような状態になります。

 
私の場合は、気功や丹田呼吸から始めましたから、臍下丹田を常に意識しながら能望を実践していました。息を長く吐き出せば、臍下丹田に氣が充実するので、 能望の実践も丹田呼吸と同じく 、徹底して息を吐き出すので、皆さんも私と同じような氣の流れになるものと思っていました。

 
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けれども、同じような質問が後を絶たないのは、私の説明不足でありますので、お詫び致します。能望を唱えながら息を吐き出している時は、臍下丹田に氣のエネルギーが集まっているイメージを、そして、松果体は音の振動に同調して振動している意識をしながら能望を唱えて下さい。

 
氣のエネルギーを感じない人には、臍下丹田でも松果体でも関係のない話ですが、能望の実践を重ねてくるとこのイメージは大切になります。能望の実践をスムーズ行うためには、五十音の実践が最高のお手本になると思います。

 
五十音のすべての音のエネルギーが臍下丹田に集まりますから、能望の実践でも、この道を作っておくと、スムーズに氣のエネルギーが流れてくれるからです。理想的な頭寒足熱の状態になります。


>意識の焦点を松果体ではなく、臍下丹田に置けばこの問題は
>解消され、心理的抵抗もなくなるのですが、能望の効果を
>高める為には、意識は松果体においた方がいいと思いますが、
>急激に集中的に松果体を刺激することに一抹の不安があります。


そうですね。この不安を解消して安心して取り組めるように臍下丹田に意識の焦点を置いてから能望の唱える音のエネルギーに松果体を同調させて下さい。それぞれの自分に合った取り組み方というのがあると思いますが、実際に実践されて、自分に最適な方法で取り組まれて下さい。

 
>考えすぎかもしれませんが、アドバイスを頂けると助かります。
>大変お忙しいとは思いますが、よろしくお願い致します。

 
こちらこそ宜しくお願いします。

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さて、能望の実践は、現代の激動の時代の荒波を乗り切るための最良の手法だと思っています。能望の実践は、今までの膨大な体験談より、氣のエネルギーが非常に高まります。昔から氣のエネルギーを取り入れるには、気功、座禅、瞑想、ヨガ、または、宗教界に入り、荒行など厳しい修業や鍛錬が必要とされてきました。

 
現代はエネルギーが高まっているのと、インターネットの普及で人類の集合意識が徐々に変わってきているために、以前ほど、困難ではなくなっていますが、それでも氣のエネルギーを体得するのは、まだまだ一般的なものにはなっておりません。

 
能望の実践は手軽に 、氣=生体エネルギーを高めることができる最高の実践法なのです。そして、特に能望の実践では、氣のエネルギーが高まると同時に感謝のエネルギーも高まるのです。

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この感謝のエネルギーは、キメの細かな周波数の高いエネルギーになります。五十音も周波数の高いエネルギーがありますから、古代の叡智からきたものと思われます。

 
一般的な気功やヒーリングでの気のエネルギーとは違います。呼吸法や気功を経験していますから、氣の違いがわかります。つまり、気功で気のエネルギーを高めても感謝の気持ちは湧いて来ないのです。

 
気功の気は〆の気ですから、内に閉じ込める気になり、米の字の四方八方に放射するマンダラの氣にはならないのです。治療家やヒーラーの平均寿命が短いのは周波数の低い気のエネルギーのためで、世界の偉大なる治療家で、90歳代になっても治療を続けてる例は周波数の高い氣のエネルギーの違いによるものと思われます。

 
周波数の高い氣のエネルギーは高次元と通じており、周波数の低いエネルギーは肉体の次元だけになります。空海は最良のものを残してくれたのです。

 
天海や白隠さんなどお坊さんの書などからは、同じようなキメの細かな周波数の高い氣のエネルギーが出ています。白隠さんの若返りの例は、周波数の高い蘇生のエネルギーでもありますから、これは読経と丹田呼吸から生まれるのです。

 
日本のお坊さんは奈良時代からずっと一般の人よりも20歳以上も平均寿命が高かったとう記録があるそうですが、現代でも僧侶の寿命は一番高いようです。私は音声を出して養う周波数の高い氣のエネルギーを推奨しているのです。

 
ところで、氣=生体エネルギーの高い状態とは、人間のあらゆる機能が高まり、発揮される状態になります。私達が高い能力を発揮する為には出来るだけ生体エネルギーを高める状況にあることが必要なのです。

 
生体エネルギーが低くなると、行動力や免疫力の低下、老化の促進などの現象が起きます。気力の低下になりますから、元気がなくなり、病気にかかりやすくなり、回復も遅くなります。

 
身体や物質が生体エネルギーの高い環境にあると、外界の情報を処理する能力が高まるために、色々なマイナス要因を克服する能力も高まり、様々な困難にあっても乗り越えることができるのです。

 
生体エネルギーは、森羅万象のあらゆるものの基本になるエネルギーです。そして、その中でも、 周波数の高いキメの細かな能望や五十音の氣のエネルギーが、奇跡を起こし、100年に一度の危機でも乗り切れるのです。

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