多次元理論 M108

多次元理論



「多次元理論」を証明する電子・陽電子対の観測に成功?(11月21日11時51分配信 WIRED VISION)という、ニュースがありました。21日は、空海の日なので、宇宙や五次元に関連するニュースが目につくのでしょうか?

 
火星の赤道近くに埋もれた「巨大氷河」発見!というニュースもありました。さて、「ベクトルポテンシャル」という量子力学上の概念があります。この概念は、高次元から基本となるエネルギーが、この世に降り注いでくることになるという概念だと思いますが。


カルツァ=クライン粒子(KK粒子)は、宇宙の多次元理論によって[第5の次元方向に運動量を持つ重量子として]存在が予測されている粒子で、長い間、暗黒物質の構成要素として有力候補の座にある。


今回の新しい発見が確認されれば、時空の構成には、人間が知覚できる4次元だけでなく、多数の「コンパクトな」次元があるという証拠になるだろう。


カルツァ=クライン理論における対消滅の説明が正しいと証明されれば、こうした多次元宇宙に関するより徹底的な調査が必要になるだろう。これは、われわれの宇宙の理解に重要な意味をもたらす可能性がある」と、研究論文の執筆陣は結論付けている。と、「多次元理論」を証明する・・・、ニュースの一部を抜粋しましたが、この理論は、ここで説明してる、エネルギー体、氣のエネルギーや遠隔・ヒーリングの根本になる理論なのです。
 
 
私達の体は、身体(Body)、心(Mind)、命(Spirit)で構成されて
います。ちなみに、国連のWHOの総会では、健康の定義に Spiritを入れるべく論議をし、このSpiritの日本語の定義に厚生労働省では、見解がまとまらなかったために、WHOの総会で日本はこの決議に棄権したそうです。

 
Spirit・スピリットと言えば、魂でもありますから、大和魂など、日本人の得意とするもので、日本のお家芸なのです。日本人は、昔から、武士道とは死ぬことと見つけたり!の言葉があるように、身体(Body)や心(Mind)よりも、命の核心である、Spirit・スピリット=魂を重んじてきました。

 
Spirit・スピリット=魂は、目には見えないし、科学ではその実態も解明されていないので、厚生労働省の役人も見解が出なかったと思われます。けれども、Spirit・スピリット=魂は、300年程度の歴史しか
ない遅れている科学では、足元にも及ばない日本文化の高尚な叡智なのです。

 
現代の科学ではどうにもなりませんが、愛や喜び、そして、感謝など、目には見えなくとも人間の心では常に感じることができます。「氣」にしても「ヒーリング」にしても自己体験している人にとっては、紛れもない事実なのです。

 
愛も感動も喜びも、見えないけれど確実に自分の中にあるのに、遅れている科学ではそれを見ることも証明することもできないのです。眼には見えない情報をもったエネルギーが、この空間にはどこにでも充満していて、私たちは常にそのエネルギーにさらされているのです。

 
特に、Spirit・スピリット=魂は、私達の中にあるのですが、この世の次元と高次元と二つの領域に存在しています。五次元なのか、八次元なのか、とにかく高次元に存在していて、この世と高次元との両方にも存在していることを、日本では太古の昔から知っていたのです。

 
「むすひ」という言葉があります。苔むす、むすこ、むすめ、の「むす」、と、「ひ」が合わさった日本の古代からある言葉です。「むすひ」は、漢字では産霊・産巣日・魂などと書き、「むす」は、『産』『生』という意味を持ち、「ひ」は神様の霊力を表す意味であり、古事記日本書紀に登場する神々の名にもあります。

 
また「結ぶ」の清音が「むすひ」なので「むすひ」には当然、結ぶの意味もあります。まとめると、「むすひ」とは「創造・発展・完成の力」という意味になります。また、「産霊」は自然にものごとが発生する意味ですから、「宇宙に内在する生命力」の意味にもなります。
 
 
「結び」の意味は、現代でも使われている通り、二つ以上のものとものとをくくりつけること、関係づけることになります。さらに、「もともと一つだったものを、再び結合させること」の意味にもなります。ちなみに、息子(むすこ)娘(むすめ)はこの神様のお力を得て生まれて来た子供と言う意味です。

 
また「ひ」は、「神様の霊力」、「たましい」の意味で、日や火も古代から「ひ」と呼ぶのも、同じような意味合いがあります。また、「神様からたましいを与えられた子供」として、男の子を彦(ひこ)、女の子を姫(ひめ)とも呼びます。

 
古代からの日本人は全てのものを産みなす「神の霊力」を尊び、大切にして来たのです。八神光の「ひ」の音霊は、愛ですが、「むすひ」の「ひ」も気高い精神性のある「霊力」になり、高次元に通じている
「愛」のエネルギーそのものになるのです。

 
日本には、「むすひ」の様な言葉があり、万葉の昔から使われていたのですから、現代の科学はいかに遅れていることか、現在、私達は、身体(Body)と、心(Mind)と、魂・命(Spirit)が、「むすひ」の状態にはなってはいません。

 
遅れいる科学のために、この3つがバラバラに離れているのです。さらに現代の科学のために「人と自然」「人と人」のつながりも薄くなり、様々な問題を抱えています。内なる神や自然から遠ざかれば遠ざかるほど、不幸や病に近づくことになります。


身体(Body)と、心(Mind)と、魂・命(Spirit)が、一つになり、「むすひ」の状態にはなると、心に柱ができて、心がぶれなくなるのです。無限のパワーとも結びつきますから、計り知れない恩恵が与えられます。日本人は、本来の「むすひ」の状態にはなることが、本当の平和、健康、幸福を達成することになります。