「統一場」 M328

「統一場」


「世界の未来は進むだけ進み、その間に幾度も幾度も闘争が繰り返される。しかし最後はその闘争に戦いに疲れ果てるときがくる。


そのとき人類は真の平和を求めて、世界の盟主を掲げなければいけない。その世界の盟主とは、武器や金の力ではなくて、あらゆる国の歴史を抜き超えたもっとも古くてもっとも尊い家柄でなくてはならない。


世界の文化はつまるところアジアにはじまってアジアに帰る。それはアジアの最高峰、日本に立ち戻らなければならない。われわれは神に感謝する。われわれに神が日本という尊い国をつくっておいてくれたことに。」
                by  アインシュタイン


この言葉は、アインシュタイン博士が書いたと言われておりますが??下の言葉は、アインシュタインの残した言葉として記録にもありますので、多少のニュアンスは違っても、同様のことを考えていたものと思われます。

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「日本には、われわれの国よりも、人と人とがもっと容易に親しく
なれる一つの理由があります。それは、みずからの感情や憎悪をあらわにしないで、どんな状況下でも落ち着いて、ことをそのままに保とうとするといった日本特有の伝統があるのです。


個人の表情を抑えてしまうこのやり方が、心の内にある個人
ずからを抑えてしまうことになるのでしょうか? 私にはそう思えません。この伝統が発達してきたのは、この国の人に特有な感情のやさしさや、ヨーロッパ人よりもずっと優れていると思われる同情心の強さゆえでありましょう。」

by アインシュタイン

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アインシュタイン博士は現在からちょうど100年前の、1905年から1910年にかけて、「特殊相対性理論」や有名な E=mcの2乗の式を発表しており、1921年にはノーベル賞を受賞しております。その後、アインシュタイン博士は1922年(大正11年)に来日し、大の親日家になりました。

 
彼は、時間と空間を超越した世界で時空の限界から解き放たれた経験をされていることを文献に残しています。日本の神社仏閣や精神性に興味を示していたので、日本の文化からも多大なる影響があったものと思われます。


アインシュタイン博士は、時間と空間を超越した世界を「統一場」と
言っておりました。 この「統一場」は、仏教の「空」や「涅槃寂静」と同じ概念になります。宇宙には重力、電磁気力、強い力、弱い力の4つの基本的な力があるのですが、この4つの力を矛盾なく統一する理論を構築することが、アインシュタイン博士の晩年の念願だったのです。

 
ミクロの世界からマクロの世界まで、つまり、極小から極大まで、すべての物理現象を解き明かす理論、それは「統一場理論」と呼ばれていて、アインシュタイン博士は、晩年の30 年間は「統一場理論」構築のために、全精力を傾けて研究に没頭されています。

 
彼は、20年間、ほぼ5年に一度ずつ、五次元の方法を試みた
論文を発表しております。その後の10年間も、彼は、色々な角度から追求していますが、「統一場理論」の構築には至りませんでした。五次元の概念は空海の虚空蔵の概念とも類似しております。

 
アメリカでの有名な日本人は以外にも「空海」です。空海は世界の天才として多くの人に知られております。特に世界のノーベル賞級の物理学者は空海の信望者が多いので、五次元に関しても多大に影響があったと思われます。虚空蔵とはアカシック・レコードのことで、五次元に存在していることになっていますから、当然注目されるのです。

 
ちなみに、現代の世界の最先端の物理学者達も、熾烈な競争を繰り広げながら、この「統一場」を追い求めていますが、まだ発見はされていません。スイスのジュネーブで現在行われている世界最大の加速器
での実験で高次元の糸口が・・。現在故障して修理中とのことです。
 
 
さて、時間と空間を超越した世界は、涅槃寂静、虚空蔵、アカシック・レコード、意識のデータベース、集合無意識、織り込まれた宇宙・・・・色々言われております。アインシュタイン博士が、晩年の30年間をかけて達成しようとした宇宙の最終理論である、「統一場」の世界が、「涅槃寂静」の世界なのですから、東洋では、2000年以上も前に、この時間を超越した世界の存在を知り、名前までつけているのですから、驚きです。

 
「般若心経」の「空」の世界は、まさしく量子論の世界ですから、人類がやっとそのことに気づいただけでも、この後の展開が明るくなります。アインシュタイン博士は、晩年の30年間を費やしても、「統一場理論」の構築には成功できませんでした。 

 
それでも彼は、今まで人類が300年以上も盲信してきた、いや、現在でも盲信している空間や時間、そして、宇宙の構造についての概念を変えてくれたのです。そして、「量子力学」のきっかけになる「光量子仮説」を発表したのですから、偉大な科学者なのです。

 
「無一物中無尽蔵」という言葉があります。「華厳経」に、「一つの塵の中に全宇宙が宿っている!」と説かれてあり、天台では「南無の一念に三千世界を見る!」という意味のことが説かれ、禅に「無一物の中に無尽のもの(全宇宙)がある!」と言われております。

 
これは、最先端の物理学のフラクタル構造の概念と同じになります。金太郎飴はどこを切っても金太郎が出てくるように、宇宙も同じで、髪の毛の中にも、素粒子の中にも宇宙があるのです。

 
この概念から、限りなく微細の「ゼロ」に近づけば「無」になります。「ゼロ」や「無」というのは、言いかえれば「無限」でもあります。ですから「ゼロ」や「無」には無限のパワーが宿っています。限りなく0に近づける事によって、無限のパワーや、無限の可能性を得る事ができるのです。

 
世界は100年に一度の危機で、政治も経済も競争原理もすべてのシステムや価値観が崩れて振り出しに戻ろうとしています。限りなく「ゼロ」や「無」に近づいているのです。ですから、私達は、「ゼロ」や「無」のエネルギーを意識することにより、無限のパワーや、無限の可能性を得る事ができるのです。


「 統一場」は、「ゼロ」や「無」のエネルギーのことでもあります。
もしも、アインシュタイン博士が「 統一場」と同じ概念とエネルギーを持っているこれらの言霊を見たら、「統一場理論」の構築に成功
できるかも知れません。
 

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統一場 

無限のパワー 

ゼロポイントフィールド 

真如 

真我

「大いなる自己」=Self

神我 

神格 

ブラフマン 

内在神 


涅槃寂静 

虚空蔵 

大日如来 

アカシック・レコード 


意識のデータベース 

純粋な愛 ・創造の源 

ハイヤーセルフ 

サムシング・グレート 

真理・ 

神の領域 

アトラクターフィールド

集合無意識 

ワンネス ・・・・・・・・・・・・。

 
私達は、100年に一度の危機を、100年に一度のチャンスに変えることができるのです。