タオ心理学―ユングの共時性と自己性 M48

タオ心理学―ユング共時性と自己性



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ゼロのシンクロ--------------------------


ゼロポイントフィールド、ゼロリミッツ、のゼロです。「ゼロリミッツ」とは、「瞬間の奇跡」とでも訳すのでしょうか、膨大な記憶の流れが止まり、ゼロに至れば、インスピレーションやシンクロなどが頻繁に起きて、偉大なパワーに導かれ奇跡が起きる・・・。という、内容が「ハワイの秘法」の本には書かれています。

 
「瞬間の奇跡」は、降龍・昇龍でも、九つの和でも、九頭龍でも、
命数でも、マトリクス・マップでも、天恵シートでも、誰もが体験しています。能望の実践や、『幸せの和』の体験からも「瞬間の奇跡」やシンクロ現象が多いこともわかります。
 

瞬間の奇跡を、より多くの人に、いかに長く持続できるか!そのためにも頻繁に起きるシンクロ現象が重要になってきます。シンクロに
ついて、最近書いた内容を思い出し、探して見たところ、その文章では、19の数字がキーになっていました。1月9日と19ですから微妙ですが、9位から1位ともつながっているようです。19は20につながり、ダブルのゼロ!になります。9も10の1とゼロにつながる!という当たり前のことですが、2009年は、一人でも多くの人が「ゼロの奇跡」につながる道を作るのが使命でもあります。

 
新年が明けて10日目で、ゼロにつながる9の数字に気づかされ、心も新たに使命感を自覚しています。知性や論理という「心の殻」を打ち破り、人格に大きな変化が生じた時に、シンクロ現象は起きます。


19と言えば、「パワーかフォースか」の19章の小題は、“意識のデータベース”になっています。これは「虚空蔵」であり「アカシック・レコード」でもあります。そして、物理学の「統一場」でもあり、仏教の「涅槃寂静」であり、「極楽浄土」や「彼岸」の概念でもあります。そして、道教の「道」(タオ)でもあります。

 
人類に共通するアーキタイプ(人間の心理の深層にあってあらゆるものの情動の源泉になるもの。)カールユングは、それを「集合無意識」と名づけました。また、ユングは、因果関係が同時に起きる、シンクロニシティ共時性)の概念も提唱しております。

 
シンクロニシティ共時性)とは、ある人の心の中で起こっている
出来事(心理的現実)と周りの環境で起こった現実の出来事(物理的現実)とが、その意味において一致することです。一度や二度起こったくらいなら偶然の一致として無視することもできますが、同じ人が何度も似たような経験を持ったり、大勢の人々が同じような種類の体験を持つようになる場合もあります。

 
何度もそれが重なって起こり始めると、人はそういう出来事には何か意味があるのではないかと考え、これが意味のある一致ということであり、共時性の体験になるのです。知性や論理という「心の殻」を打ち破り、人格に大きな変化が生じた時に、シンクロ現象は起きます。

 
「希望する人にとっては、共時的現象がよく見えるようになる。共時的現象は、実のところよく生じているのだが、われわれがそれを把握していないのだ、とも考えられる。」「希望する」人は、心が広く開放されているので、共時的現象によく気づくとも考えられる」
            
ユング共時性」より。
          
 
「自然発生的な共時的出来事は、心の中の状況が活発に働き、強い情動を帯びるのに共鳴し、それにともなって起こるものです」「心が霊的に中心化されてくると、タオに触れることによって、積極的に共時的出来事がおこるようになってくる」「イエスは、人々をみちびくにあたって、神の国について教え、この最高の価値は人々の手元にあって到達できるものであるということを語りながら、それを求めるように説きました。

 
私には、もしも人がまず神の国を求めさえすれば、現実の必要をみたすために共時性が与えられるであろう、と語っているように思われるのです」
 
  「タオ心理学―ユング共時性と自己性 」より。


>「心が霊的に中心化されてくると、タオに触れることによって、
>積極的に共時的出来事がおこるようになってくる」

 
心が霊的に中心化されてくるとは、降龍の実践のことでもあり、愛や感謝を深めるハワイの秘法のことでもあります。心の中心化とはエネルギーの中心化でもありますから、右巻きの『幸せの和』の場が中心化を促進します。中心化とはゼロへ至ることでもあり、臍下丹田の一点への命中のことでもあります。命の核心へ至る道がタオでもあります。

 
そして、タオとは心の核心でもあり、「集合無意識」や意識のデータベースのことでもあり、虚空蔵やアカシック・レコードでもあります。これらを意識するだけでも、心を開くことになりシンクロが頻繁に起きるようになります。

 
9の数字は、1や0(ゼロ)の中心に導く数字の様です。この文章の中に出てくる、道教の「道」(タオ)とは、自然と調和する素直な心、固定観念とは正反対の柔軟性のある柔らかい心、老子の無為(むい)の心とも通じています。この世界には何一つの偶然はない!全ては「道」からのサインである。

 
「道」からのサインを見逃さないように、心を開き、感謝して、謙虚に、素直に生きることが大切である。それが「道」に従って生きることに他ならない!老子は、「命の根源」を「道」(タオ)と表現していて、自分の中に満たされる命そのものの在ることに気づき、その命の根源を知ることを、本当に智恵がある!と教え。

 
与えられるものに満足することを自らに知れば、それが本当の富となるが、欲が多ければ、その富は小さい。自らの命の働きを知って、命のままに怠けず働き、自分に強く生きる者を、志を持つ者と言う。このことを見失わずに生きるなら、その人は命を永らえることができる。

 
人は一なる「道」を抱き、これをこの世界の方式とし、自分の在るべきを見つめて、故に「道」に明るく。我を忘れて人々に尽くすが故に成功があり!とも教えてくれています。「道」(タオ)は生命の根源。生命そのもの。「道」は全てのものを生み出し、確実にある法則を以て人の生命に働きかけて、その全てを握っている。

 
それ故、この「道」の在る事を信じて生きるなら調和の世界を生き、人の果てしない欲にまかせて生きるなら混乱と悲惨な世界に生きる事になる。人は生命の法則によって生まれ、そして生きているに過ぎない。

 
老子の生まれ変わりが、お釈迦様と言われているくらい、「空」の思想に近いものがあります。老子も、釈迦も、イエスも、ユングも、、松下幸之助さんも、白隠禅師も、空海も、弓の名人の阿波研造氏も、武術家の肥田春充氏も・・・・。すべてに共通しているのは、自分の体の中の中心に宿る「偉大なるパワー」の存在を自覚されていて、神がかり的な奇跡や業績を残し、さらに、後世の多くの人に、気づきを
促していることです。

 
聖人や名人とまでは至らなくても、逆境に生まれ、恵まれない暮らしや絶望的な状況のなかでも、苦難を乗り越えて名前を残している偉人の多くも・・・。人は誰もが「無限の力」を秘めている!と、確信して、生き抜いたことです。

 
現在、地球の人類にとっては、それこそ百年に一度の未曾有の危機に直面しています。今こそ、自分自身の足元を見直す絶好のチャンスなのです。天は、自分を見つめ直し、自分の内なる「本当の自己」に巡り会える天寵の気づきを与えてくれているのです。