心のエネルギー  M838

心のエネルギー

 

最近のシンクロ現象から、天寵(てんちょう)とか、恩寵(おんちょう)という言葉が、私の頭の中でクローズアップしてきます。寵愛という言葉もあり、自分の感覚では、寵の漢字は印象は良くないのですが、龍の文字が入っているので、籠目(かごめ)の籠の字もそうですが、かなりエネルギーが高そうです。

 
天寵(てんちょう)とは、天の恵み。また、天子の慈しみ。天子の恩愛。

 
恩寵(おんちょう)は、神が人間に与える恵み、神の無償の賜物(たまもの)のこと。聖寵ともいい、現在では恩恵といわれる。と、辞書ではそれぞれ同じような意味になりますが・・・。

 
私達の誰もが共通して持っている、「神性さ」や「大いなる自己」は、まさしく、天寵(てんちょう)だと思います。これは、元々東洋の叡智でもありますから、今回の百年に一度のピンチを乗り越えるために、駅伝の東洋大を通じて、天寵(てんちょう)に気づきなさい!
と、メッセージを送ってくれているのです。

 
ラソンだけではありません。西洋式の運動だけに限らず、西洋式の
生活・思想・行動様式全般、仕事も学問も芸術も、あらゆる分で・・・。東洋哲学の真髄である「心のエネルギー」に注目して、活用しなさい!と、言うことなのです。

 
「神性さ」や「大いなる自己」=「大いなる力」は『命の源流』につながっているので、生命力や活力を与えて生き生きと輝かせるものです。現代の、西洋式の生活・行動様式全般、仕事も学問も芸術も、あらゆる分野では、最も肝心な「神性さ」が失われているために、何事も思うようにいかなくて、病気や死に向かってしまうのです。

 
せっかくの天寵(てんちょう)が宝の持ち腐れになっているのです。具体な例を上げると、私の場合『幸せの和』を書く時は、丹田の一点に意識を沈めます。

 
邪念をなくして無心になるため、そして、自分の実力以上の力が授かるからです。これは、日本の武道に共通している伝統の教えであり、禅宗密教の修行にもある、言わば、東洋哲学の真髄である「心のエネルギー」の活用になります。

 
ヒーリングをする時も、何かの問題が起きた時も、丹田の一点に意識を沈めます。そして、『命の源流』からエネルギーをもらうのです。

 
『幸せの和』は、ただの紙と墨なのに、命が吹き込まれて、生き生きとしているから、5年以上も皆様に愛用されて、あり得ない奇跡を起こしていると思っています。

 
武術家の、肥田春充氏は、丹田の一点の「中心力」は、これ武術の
精華、健康の極致、無念無想の妙諦、心頭滅却の奥義、一切衛生の
根本、新元気迸出の源泉、病魔撃退の熱火、すなわち処世の一大
秘訣である。と、言っており・・・。

 
何度も紹介している白隠禅師は、臍下丹田こそが、本当の自分(本性)であり、故郷であり、唯心の浄土であり、阿弥陀様でもあるので、全知全能のパワーが宿っている!と断言しているのです。

 
私達の誰もが共通して持っている、「神性さ」や「大いなる自己」のことを、これぞまさしく、天寵(てんちょう)なのです!と、いくら
説明しても、多くの現代人には、チンプン・カンプンだと思います。

 
「お金」の天恵シートや、「富と豊かさに恵まれる」天恵シートを起爆剤にして、多くの人に気づきを促しているのです。「富と豊かさに恵まれる」天恵シートの五十の言霊が書かれたマトリックス・マップを見ても何も感じない人もいるかと思います。

 
中には、潜在意識の反応でイライラする人もいると思いますが、九つの和に書き込んでなれてくると、本来の自分に反応してきます。私達の誰もが共通して持っている、「神性さ」や「大いなる自己」に共振共鳴してきますので、徐々に天寵(てんちょう)の意味がわかってきます。