愛のエネルギーで、闇を光に M319


愛のエネルギーで、闇を光に



メビウスの輪が、ローレンツのバタフライにも類似していて、この世に起きる現象の臨界点にもなっている!としたら。 



原子が1個だけでは、物質の性質を示さなく、原子が2個以上集まり分子になった時に物質や現象になります。物質ですから色即是空の「色」になります。

 
水素分子も、酸素分子も、分子のモデルにすると8の字のようになり、原子と原子が結合して、分子になって、初めてその物質の性質を示すようになるのですから、物質化現象には分子が鍵になってきます。

  
素粒子(原因の世界)⇒⇒⇒原子・分子(結果の世界)

 
そして、分子の中では、化学結合に結び付けられた分子内の原子は内部エネルギーにより振動しているので、分子の中に、(原因の世界)と(結果の世界)があるのです。

 
ですから、メビウスの輪・(∞)の形をイメージして(原因の世界)
から(結果の世界)へとエネルギーを送り、現実化することを意識することは、現実化が早く実現することになるようにも思われます。

 
現在の結果の世界は「闇」の世界ですから、(原因の世界)の『光』をどんどん招き寄せるのです。

 
以前に書きましたが、人間の体の中には回転する分子のモーターがあります。

 
ATP合成酵素は、直径およそ10万分の1ミリ(10ナノメートル)。その構成は、F0・モーターとF1・モーターとの2つの回転する分子のモーターできています。

 
この二つの回転する分子のモーターも、メビウスの輪・(∞)の形を
彷彿させます。ところで、分子モーターは、細胞内のエネルギー工場「ミトコンドリア」にあり、回転することで、日夜、生体に必要な化学エネルギー(ATP)を作り出しています。

 
この細胞内のエネルギー工場「ミトコンドリア」の内膜の中はマトリックスと呼ばれています。エネルギーの創造の場ですから、マトリックスと呼ばれているのです。

 
2つの回転する分子のモーターできているATP合成酵素は、このマトリックスの中にあり、エネルギー(ATP)を発電しているのです。


ところで、人為的に、磁場の回転によりATP合成酵素を時計回りに
回転させるとATPが合成され、次に磁場をなくしたところ、合成された
ATPを消費してATP合成酵素が反時計回りに回転するのが観測された
そうです。

 
説明が複雑になりましたが、分子のモーターは、時計回りに回転させるとATP=エネルギーが合成され、反時計回りに回転すると、エネルギーが消費される!ということです。

 
これは、人間の細胞の中の10万分の1ミリ(10ナノメートル)の分子の世界の営みです。

 
人間の体も、神経も、生体エネルギーが原動力になって動いています。

 
人間は生体エネルギーが増えれば増えるほど、エネルギーに満ち溢れ元気になります。その反対に、気が枯れると穢(ケガレ)=氣枯れの状態になり、病気や死につながるので、エネルギー不足は昔から忌み嫌われていました。

 
穢土(えど) ⇔浄土 という対立する言葉がありますが、穢土(えど)とは、この世のことで、浄土とはあの世のことです。メビウスの輪の中にも、穢土(えど)と浄土があるのです。

 
愛のエネルギーで、闇を光に、そして、穢土を浄土に変えるようにイメージして下さい。