その人の発する言葉 Ｍ８２９
その人の発する言葉
現代人は、普段の自分は、本当の自分とは違う別人になっています。内からのエネルギーが湧き出てくることもなく、外界からは、エネルギーを奪われるのです。
エネルギーの枯れた状態は、太古の昔から氣枯れ（ケガレ）として最も忌（い）み嫌われました。氣枯れ（ケガレ）の状態は、何をやるにもうまく行かず、確実に病気や死につながるからです。
日本には、氣枯れ（ケガレ）の状態から弥盛（イヤシロ）に転化する言霊の文化が継承されてきました。言葉だけで、痛くも痒くもなく、何の変化もない！と、思うのは、現代人が盲信している西洋の唯物思想です。
目には見えないものですから、そんなものにパワーなどあるはずがない！という風潮が言葉の劣化を招いています。八百万（やおよろず）の神という言葉があるように、万物に命があり、神が宿る！と、日本民族は太古の昔から思っていました。
言葉のような情報にも神が宿ると考えたのです。これぞまさしく、量子力学の概念でもあります。物質には、酸化と還元の状態がありますが、これは電子の移動による変化ですので、唯物的に考えても、氣枯れ（ケガレ）は電子が離れた酸化で、弥盛（イヤシロ）は電子が付いた還元になります。
電子が原子に付くと原子は安定し、原子どうしの結合も安定して、物質になる最小単位である分子が安定するので、いつまでも劣化しない状態なのです。 これが、弥盛（イヤシロ）の還元になります。
電子が原子から離れると、原子は不安定になります。原子どうしの結合も不安定で、物質が劣化する状態になり、これが、氣枯れ（ケガレ）の酸化です。若さ⇔老い、 新鮮⇔腐乱、波動の高い言葉⇔低い言葉。これらも、還元と酸化の現象になります。
言葉の場合も、その言葉に反応した時に、脳のシナプスの中か、それともアストラル体の中で、電子が移動しているのです。
つまり、言葉の力で、体内で電子が移動して、酸化と還元の状態になり、氣枯れ（ケガレ）と弥盛（イヤシロ）の状態に分かれるのです。10のマイナス16乗の素粒子のサイズの電子が移動するということは、
当然、それよりもはるかに小さなサイズの氣のエネルギーも移動します。
命数の涅槃寂静のサイズは10のマイナス24乗ですから、電子よりも1億分の1も微細なサイズになります。極微実相で、小さければ小さいほど、高い次元に至ることができますから、パワーは強力になります。
言葉のエネルギーは、意識のエネルギーでもありますから、その人の意識が言葉になり、そのエネルギーも目には見えない極微のサイズになります。
言葉は意識でもありますから、単なる伝達の手段としての記号にしか過ぎないと、思っていたら、言葉からのパワーの恩恵も得られないので、現代人特有のエネルギー不足になるのです。
悪い言葉→最悪の言葉→汚い言葉→ケガラワシイ・汚れた言葉、→呪いの言葉→悪霊の怨念（おんねん）の言葉と、色々ありますが、言葉が単なる伝達の手段としての記号であれば、これほどの形容はないし、昔の人は、言葉の威力を十分に熟知していたから言葉によっても、氣枯れ（ケガレ）ることがわかっていたのです。
その人の発する言葉は、意識でもあり心でもあるのです。言葉の使用で、自分のエネルギーも、運命も好転することができるのです。
酔っ払いの事件を起こした閣僚もアイドルスターも、二人とも、気が優しくて、お人好しで、アルコールに依存してしまうタイプです。典型的な心が寂しい現代人で、内からのエネルギーが湧き出てくることもなく、外界からはエネルギーを奪われているから、毎日、ストレスに負けて、マイナスの邪気が鬱積して、心は氣枯れ（ケガレ）の状態にあるのです。
ストレスを解消するために、無意識にも、自分を無にして本当の自分に逢って助けてもらうためにアルコールに依存してしまうのです。ところが、本当の自分に逢うどころか、理性のない、狼の様な自分になってしまうのです。
周りに支えになってくれる人がいたら、心の中まで響くような言葉をかけてくれる人がいたら、眠っているエネルギーが湧き出てきて立ち直れるのですが、この現状からも言葉の大切さがわかります。
自分の心の奥までも、魂を揺さぶるほどに染み渡る言葉に巡り逢えたとき、その言葉は、その人を支え生かしてくれるエネルギーの原動力になります。たった一つの言葉でも、人生を左右するほどのパワーを持っています。
素晴らしい言葉を意識して下さい。そして、周りの人にも素晴らしい
言葉を与えて下さい。与えるから、与えられるのです。
四神相応あなたの名前入り色紙 [ 24.5cm×27.5cm ]
中央にあなたの名前を入れた、あなただけの四神相応の色紙。
これは「九つの和」を色紙に書き、東の「青龍」、西の「白虎」、南の「朱雀」、北の「玄武」、そして、中央に、あなたの名前を書き入れます。
中央の文字は名前が入りますので、ご注文されるときは、お名前をメッセージ欄にご記入ください。
