セレンディピティ M959

セレンディピティ



シンクロ現象で、何回も続くと、 セレンディピティ」(偶然幸運に出会う能力)が高まってきます。皆さんと、シンクロ現象を共有して「セレンディピティ」の能力を一緒に高める事ができるのです。シンクロ現象や偶然の出会いは誰にでもありますが、その現象に気がつくかどうかが問題になります。

 
潜在意識の支配下で、無意識に生きていると、つまり、惰性で生きていると、「偶然」の出来事が起きても、関心もなくなるし、例え認識できても、固定観念の縛りが強いために、そんなことがあるはずない!と、否定してしまいます。中学生くらいの段階で、科学万能思考になると、シンクロやセレンディピティに関する能力は閉ざされてしまうのです。

 
シンクロ現象に気づき、セレンディピティが高い人がいろいろなものに意識を向けて、幸運を呼び込み、「偶然」を「必然」にして行く能力も高まり、成功へ導かれるのです。これは成功のプロセスでもあり、心を開いているか?それとも閉じているか?ということにもなり、私達の脳の本質に関わる能力でもあります。

 
四つ葉を発見するとか、宝くじに当るとか、幸運な出来事に遭遇するとか、色々な偶然が重なって奇跡が起きるのですから、心を閉ざしていると運が開かれない状態になってしまいます。さて、イチロー選手は、またもや、あの時の動作を再現しながら、つまり、あの時の奇跡を「偶然の一致のまぐれ当り」にしておかないで、再現性を高めるために「偶然」を「必然」にするための意識を深めて試合に臨んでいるのです。あの時と同じ意識を向けながらバッターボックスに立ち、自己最多タイ記録が達成されたのです。

 
相手の投手もいることですから、スピードのある生きたボールをバットの芯に当ててヒットにすることは、それだけでも神技の様なことです。35歳になっても、絶好調の年齢の時と同じ記録になるのですから、イチロー選手の成功法は注目すべきです。イチロー選手は、WBCの時は、自分が抱えた困難は、自分を成長させる課題である!と、言わんばかりに、どの試合もあきらめずに、果敢に取り組みました。

 
その姿勢に、神が天恵を与えてくれて、最後の最後に高い壁を乗り越えられたのです。そして、現代の偉大な記録にもつながっているのです。この、いざという時に自分自身の実力が最大限発揮できる成功法は、イチロー選手が、本当に最悪のどん底のスランプの中から生み出されたものです。

 
日本人の多くの人々の熱烈なる応援の影響も多分にありますので、一人でも多くの国民が、この成功法を知るべきで、より多くの国民が共有すべきだと思います。この方法は一種の「止観法」ですから、昔からある方法で、日本人のDNAの中には刻み込まれていると思います。仏教にもある!と、言ってしまえば、ほとんどの人は引きますが、イチロー選手も行っている!と、言えば、多くの人が耳を傾けてくれると思います。

 
何千年も昔から伝わるこのような方法は、古ければ古いほど最新の量子力学の見地になり、より確実性が高いのです。世間には、ご立派な成功法則がたくさんありますが、一般に「成功者」と呼ばれる1%の人達が持っている、“成功法則”と、まだ成功に至っていない99%の人達が共有している“成功法則”とは全く違う情報になっています。99%の人達の共有している成功法則は、科学的と呼ばれているもので、強欲・無責任の資本主義の中だけに限られた、西洋からきたものです。

 
しかし、ほとんどの日本人の心情には、強欲すぎて、レベルが低すぎて合わないのです。それとは対照的に本当の「成功者」の成功法則は、古来からあるもので、自己を深めて常に進化向上させ、物語があり、今の瞬間にも使えるものなのです。世の中は常に流動・進化しています。産業社会の中に限られた99%の人々が絶対と思い込んでいるマーフィーや欧米風の成功法は、今や、アメリカの強欲無責任の資本主義とともに通用しなくなった事がはっきりしてきました。

 
GMの崩壊とイチロー選手の快進撃のニュースの発信源は米国で、昨日も今日も対照的に流れていますが、この2つの話題は時代を象徴しているようもに思います。

 
メールより------------------------------------


お知らせありがとうございます。ここ2日ほどの、 イチローに関するPDFの教材を読ませていただきまして、あらためて「今に生きる」を自分に言い聞かせました。


配信された時、PDFを開こうとするとパソコンがエラーになってしまい、何度もそうなるので、私には縁がなかったのかしら?と、あきらめたのですが、今朝、こちらのパソコンのアドビ・リーダーのバージョンが古いのではとひらめいて、インストールしなおし、やっと解決できました。(パソコンの知識が少なく、お恥ずかしいことです)


先ほど、プリントし、何度も読ませていただいています。本当に、良かった!です。マイナスに巻き込まれたとき、自分を客観的にモニタリングすることが、大切なのですね。頭ではわかっていても、そのときになると、すっかり忘れて実行できないのが、悩みでしたが、教えていただいた瞑想法を、今日から少しづづ、練習してみます。


日頃続けていると、私にも、ここ一番の必要なときに、出来るようになるかもしれません。良いことを、教えていただき、ありがとうございました。

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能望も、「誕生日までに10万回」という、自分でなんとなく立てた目標でしたが、一ヶ月早く、クリアできました。


途中、不思議なくらいつっかえて、口が回らなくなったときも、これが潜在意識の抵抗かしら??と、日頃から、先を行く読者の皆さんの体験を読ませていただいたお陰で、「そういうこともあるけど、大丈夫、続ければよいのだ」とわかっていたので、動揺や挫折したりすることが、ありませんでした。ありがたいことです。


つっかえて唱えられないときは、それこそ、無意識のうちに、何か考えているのだと、よくわかりました。負けずに「とにかく無心に!」唱えると、うそのように、また、どんどん唱えられます。本当に、不思議です。


  < 中   略 >


8万回くらいの頃、唱えているとき、虫の羽音みたいなものがかすかに聞こえて、「変な害虫が、そばに寄ってきたのかしら?」とあわてて耳を済ませてみましたが、どうも、自分が唱えると、それが聞こえるようです。


もしかしたら、「倍音」みたいなものかなと、少しは上達したという風に、気分の良い解釈をすることにしました。とにかく、続けます。お礼とともに、いろいろ書きまして、申し訳ありません。どうか、よろしくお願いいたします。

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投稿有り難う御座いました。


>マイナスに巻き込まれたとき、自分を客観的にモニタリング
>することが、大切なのですね。


自分を客観的にモニタリングする・・・。とは良い表現ですね。自分の動作をゆっくり、傍観して、心のなかで実況中継するのです。散歩は、右足、左足、右足、左足・・・と、右を先に実況中継するとふわふわ浮いたようになり、おかしげな歩き方になります。それを、左足、右足、左足、右足・・・と、左を先に実況中継するとまともな歩き方になります。色々試してみると意外な発見があり、これは子供の頃の状態に戻りますから、左脳から右脳のシフトのようにも思いました。


>つっかえて唱えられないときは、それこそ、無意識のうちに、
>何か考えているのだと、よくわかりました。


そうですね。慣れてきたら惰性になり、マイナスのささやきが聞こえるのは、明らかに過去の記憶の潜在意識の仕業であることがわかります。自分は今、唱えていますと、客観的にモニタリングしながら唱えると右脳の支配になりますから、一層の効果が高まると思います。

 
>もしかしたら、「倍音」みたいなものかなと、
>少しは上達したという風に、気分の良い解釈をすることに
>しました。とにかく、続けます。


そうです。倍音だと思います。