集合無意識 M669

集合無意識



能力を最大限に引き出すマトリックス・創作ノート その3


マトリックス・日記カルテ

 
その1では、日記のことを、その2では、カルテのことを、そして、その3では、日記とカルテを融合した、「日記カルテ」について、書きます。ある時は日記のように、ある時はカルテのように、それぞれの
問題解決に応じて使い分けます。

 
なぜ、マンダラのマトリックスに、こだわるかと言えば、私達は、
妄想や錯覚の世界と、真実の世界の二つの世界に住んでいる!と、量子力学や仏教でも説明されています。妄想や錯覚の世界は左脳が支配し、真実の世界は右脳が支配しているのです。

 
同じ地球に住んでいるのに、左脳の支配の人は非常に不利になり悲しくなります。けれども、マンダラのマトリックスは左脳の錯覚の世界から、右脳支配の真実の世界へ導くツールでもありますから、マトリックスの日記、マトリックスのカルテと、マトリックスに、こだわるのです。

 
マトリックスの日記とカルテを融合することにより、マンダラのパワーを二重に引き出し、妄想や錯覚の世界から離れるのです。そして、さらなるシンクロや「セレン」を呼び込む事ができて、奇跡の問題解決が、誰にもできると確信できるのです。ところで、アインシュタインは「問題を生み出した時と同じ意識のレベルでは、その問題は解決できない。」と、明言しています。

 
「問題を生み出した」という表現から、あらゆる問題は自分が生み出すもの!と、アインシュタインは当然の如く認識しています。確かに人は何らかの問題に巻き込まれている時は、意識レベルが下がった時であり、“泣きっ面に蜂”という言葉の通り、低い意識に同調するかのように問題が次々に呼び込まれます。

 
病気も、仕事も、学問も、人間関係も、様々な悩みも、個人も、企業も、国も、すべては、左脳の低い意識レベルの状態であるから問題を抱えて、渦に巻き込まれてしまうのです。低い意識レベルの状態であるから困難や様々な障害に巻き込まれるプログラムが作動してしまう!と、表現できます。

 
このことをアインシュタインは当然の如く知っていて、すべての問題は外部からではなく、自分が呼び込み、自分が生み出す!と認識しています。そして、意識レベルが低いということは、左脳の支配下の中で心身共にエネルギーが少なく元気がない!ということでもあります。


アインシュタインは、問題を生み出す時の低い意識のレベルのままでは、何も解決できないので、問題を解決するための原則は、元気にエネルギーを高めて、高い意識レベルに至ることだ!と、明言されているのです。

 
アインシュタインは、意識レベルの低い左脳は、すべての悩ましき問題を呼び込むのだから、左脳で考えてはいけない!左脳で判断してもいけない!そして、左脳で解決してはならない!と、言っているのです。


左脳が支配している妄想や錯覚の世界から早く抜け出しなさい!と、言っているのです。そして、意識レベルが数段高い右脳で考え、右脳で判断して、右脳で解決しなさい!あなたが思い通りに生きるための答えは、あなたの右脳がカギを握っているのだよ!と、明言しているのです。

 
歎異抄にも、仏教に接するとき、もっとも気を付けなければならないことは「自分で悟ったり」「自分で考えたり」しないことである。なぜなら仏教とは世界の見方を改革させようとするものであり、それはまた「自分という頑迷な城」から脱出することでもあるからだ。

 
だから絶対に「自分で考えて」はいけない。それは往々にして頑迷な城をより堅固にするだけになってしまう。と、あります。自分で考えても、つまり左脳で考えても、頑迷な城をより堅固にするだけで、妄想や錯覚の世界の迷いの渦の中に閉じこめられるだけなのです。

 
目の前に立ちはだかる問題を解決することは、成功するためのプロセスでもあり、成功願望達成への基本になるものです。一つ一つの問題を解決して、パズルのように積み上げて行けば、どんな成功願望でも達成できるのです。

 
そのために、意識レベルを高めるべく、マンダラの中に書く日記が大切になり、そして、具体的な問題解決のためのカルテもマンダラの中に書くので、相乗効果が起きて自ずと意識レベルの高い右脳の状態に
なるのです。

 
日記もカルテも、九つの和のマンダラマトリックスを書き、その中の言葉を思い出したり、常に意識していると、その背景にあるマンダラもイメージすることにもなりますから、マンダラのパワーが常に与えられることにもなるのです。

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これが、左脳から右脳にシフトすることになり、困難や様々な障害に
巻き込まれるプログラムをOFFにすることにもなるのです。さて、四方八方という言葉は、方位学でも使われていますが、元々はマンダラ=マトリックスからきた言葉のようにも思われます。

 
例えば、病気になるには、肉体のほかにも、感情や気持ちなどの心が大きなウエイトを占めていて、さらにスピリットなど、大まかに3つ〜4つの要素や原因があり、それらの修復から始めなければなりません。さらに、もっと細分化すると、微細なエネルギー体やチャクラなど、7つ〜8つの要素や原因に細分化されます。

アカシック
 
これで、四方八方にある問題点が浮き出てきて、修復すべき箇所と
その解決方法まで、マンダラ=マトリックスが右脳に共鳴して教えてくれるのです。アカシック・テストでも邪気に犯されているところは判明できます。病気のほかにも、色々な分野でも同じような四方八方に問題点があり、それらを書き出して、大局的な観点から見ると、いかに自分が渦中に巻き込まれているのがわかってきます。


渦巻きの中に巻き込まれていると、何も見えませんから心はいつも
もやもやして、渦巻きが益々大きくなり、そこから抜けきれない状態になるのです。左脳でごちゃごちゃ考えているから、いつもチャンスを逃し、 泥沼の様などん底の状態になってしまうのです。

 
素直に右脳に切り替えていれば、ヒラメキやインスピレーションが与えれらチャンスを活かして運命を好転させることができるのです。これは、マンダラ=マトリックスに、要素や条件を書いてみるからわかることで、日ごろからマンダラ=マトリックスをイメージしながら同一視している右脳型の人には理解できることなのです。

 
四方を守る四神の守り神、八方を守る、五如来、四菩薩の仏様など、
現代の私達は、長いこと、その存在にも気づかず、懐疑的でありました。しかし、人類の何千年にも渡る「集合無意識」には刻印されておりますので、これらに関しては、意識を深めれば深めるほど、望ましい現象が起きるのです。

 
「結局は、私達の思考のすべては、偉大な意識のデータベースからの
単なる借りものであり、本当の私達自身ではないという気づきに到達
するでしょう。」と、「パワーかフォース」にも書いてあります。

 
意識のデータベースとは「集合無意識」のことでもあります。心理学者のユングがそのことを知っていて、「集合無意識」に通じているマンダラを活用して、自分の問題解決や患者さんの治療にも活用したのです。

 
左脳が支配している妄想や錯覚の世界で生きるのか、それとも、右脳支配の真実の世界で生きるのか、考える前に、まずは九つの和を書いて、その中に文章を書いてから考える事をお勧めします。