全脳思考 M389

フローの美しい流れに乗る!


 
思考能力を最大限に高める実践法-----------------

 
先日、本屋さんに行ったら、神田昌典さんの「全脳思考」という本が、その本屋さんのベストセラーランキングの1位になっていました。神田昌典さんの本の「全脳思考」というタイトルは、この2〜3ヶ月間、脳に関連した内容ともシンクロしています。

 
「人間の脳も、左脳と右脳があり、メビウスの輪(∞)の様に、隣り合わせになっています。」と、4月に書き出してから、右脳の第一人者であった七田先生の他界や、女性の脳科学者の奇跡の回復など「脳」に関するシンクロが、立て続けに起きていました。この様な、一連のシンクロの流れの中で、今回の神田さん「全脳思考」も、私が企画している商材にも非常に似ているので、シンクロの極めつけになると思われます。


その一部より-----------------------------------

 
クオリティの高い思考を行い、顧客や同僚、そして自分自身の期待を超える企画・提案ができるようになるためにはどうしたらよいか?シンプルな1枚のチャートを使った本書の方法を実行することによって、たんなる時間の無駄ではなく、「行動する思考」「結果を出す思考」を生み出す。

 
500ページ近くもの大作でありながら、ページを捲るごとに、脳からウロコが落ちる、快感の連続。本書で扱っている「全脳思考モデル」は、本当にシンプルでありながら、ロジカル思考の限界を突破する発想が、特別なトレーニングをしなくても誰でも、生み出せるようになる。

 
知識創造が決め手になるこれからの時代において、必須の方法論になるだろう。「一言で内容をいえば、顧客と自分の想像を超える、圧倒的なコンセプトを見出す思考法です。とてもシンプルな1枚のチャートを活用。問いを適切な順番で発したとたん、頭がフル回転しはじめます。」

 
U理論も、この本の中で説明があり、キーになっている言葉のほとんどがU理論の本から引用されているようです。シンプルな1枚のチャートとは、長方形を6等分したマトリックスと本には説明がありますが、私の使っているマトリックスは、正方形を9等分した、9マスのマトリックスと、9個の円ですから図や絵を使うという点は同じです。

 
そして、自分の能力以上のアイデアや思考を引き出し、望ましい未来を実現する!という目的や方向性も同じになります。初めて読む人は私が完全に神田さんのマネをしている!と思われても仕方のないことです。しかし、U理論については、3年前からも書いていますし、道教や仏教の心を深める概念にもあります。

 
私は、ミユー(μ)理論と称して、U理論と同じような内容を3年前に
書いています。さて、この本の評価は、なぜか2つに分かれています。心の奥底から期待はずれの本でした!結果的には、マネなのか?これで最後にします!という、批判的なグループと、素晴らしい!過去の神田昌典と 今の神田昌典は違う。明らかに進化・深化している!神田さんが海外のものをいち早く輸入翻訳紹介するのは昔から。 が、その「意訳」は素晴らしい!と、絶賛しているグループに分かれています。
 
 
私が思ったことは、本家本元のU理論の本では、西洋の思考よりも仏教の思想に近い!と、書かれていますが、神田さんの本にはそれがなく、U理論の本質である、心の深まりから神秘的な奇跡や魔法が起きる!の様な詳しい説明まで至っていないのが残念です。西洋のトップクラスの学者達は、最先端の量子力学を理解するようになると、行き詰まってきた西洋の科学の概念よりも、東洋の哲学に活路を求めているようです。
 
 
この本の最大の売りであるシンプルな1枚のチャートとは長方形を6等分したマトリックスでが、6マスでも、9マスでもチャートですから使いこなせば、右脳の領域になり、多くの人が恩恵を受けることになります。金剛界のマンダラは、正方形を9等分した9マスのマトリックス
です。そして、胎蔵界のマンダラ=9つの円を併用すれば、さらなる
右脳の活性化が図られ、プラスアルファーの天恵が期待できるのです。

 
それにしても、6等分のマトリックスのチャートでも、素晴らしいアイデアや直感、自分の力をはるかに超えた発想ができることをこの本で証明してくれているのは有り難いことです。
 

クオリティの高い思考


自分自身の期待を超える企画・提案ができる


「行動する思考」「結果を出す思考」を生み出す。


ロジカル思考の限界を突破する発想

 
これらの言葉からも、マンダラの「マトリックス・カルテ」と同じ能力を引き出せることが解ります。この本の、63ページには「フロー」やU理論の説明もあり、今までの既存の考え方では現状を打破できない!という考えは全く同じですので、共感が持てます。

 
U理論やCPS(クリエイティブ・プロブレム・ソルビング・メソッド)は、西洋の学者が考えたものですが、それらの応用と、神田さん独自の方法の組み合わせで、展開されております。神田さんが考えたチャート=長方形6等分のマトリックスと、マトリックス・カルテの9等分のマトリックスを併用して、色々なケースで使えば、素晴らしい方法論になることが確信できます。

 
チャートに、文を書いて、そのチャートを見ながら浮かんで来る思考やアイデアを結晶化する!という手法は、マンダラのマトリックスも全く同じ方法になります。


これは、簡単に言えば「左脳で質問して、右脳が答える!」という
思考能力を高める手法になります。従来型の“左脳で質問して、左脳が答える!”という思考法では、新しい発想は生まれてこないのです。

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先ほど、Kさんから電話があり、「九つの和に質問を書いた後に九頭龍を思い浮かべる!と、体の細胞に振動の様なものを感じます。」「お蔭様で、5月は大幅な増収に結びつき、6月も順調に行きました。」と、感謝されていました。

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Kさんは、この一連の流れを確認するために質問をされていました。九つの和のマトリックスの中に、左脳で質問して、右脳で答える!しかも、九頭龍を思い浮かべるのですから、高い次元での右脳からの答えが引き出させます。右脳での九頭龍のイメージですから、プラスアルファーの天恵もあったことと思います。

 
ちょうど、内容とぴったり同じだったので、このシンクロには驚きましたが、さらに深い確信が持てました。さて、神田昌典さんの「全脳思考」と共通している手法で、私が最近注目している『年収が10倍アップする!フィッシュボーンノート術』という本があります。これも「左脳で質問して、右脳で答える!」という右脳の力を借りるもので、作者が、年収が10倍アップする!というタイトルを付けたい気持ちもわかるような気がします。

 
右脳を使えばそれほど素晴らしい奇跡が起きることを強調したかった
のです。ルールはただひとつ、「魚の骨」の形に情報を書くという手法で、マインド・マップに似ていますが、マインド・マップより、まとまりがある点では優れていて、記憶力の向上には最適の方法になります。たった「1つのルール」で「仕事」「勉強」「目標達成」に効果あり誰でも簡単に今すぐ使えるテクニックです。だから、「仕事の効率化」「勉強」「記憶」「情報整理」「時間管理」「速読」…などで効果が出ています。という、売り文句ですが、この方法も、魚の骨にそって文字を書いて、魚の図を見ることになりますから、左脳で質問して、右脳で答える!という、神田さんの本と同じ思考法になります。


この本の紹介文より------------------------------

 
「フィッシュボーン」を考え出したのは、東京大学名誉教授の故・石川馨先生です。1952年、川崎製鉄で初めて使われ、大きな成果をあげ、超一流企業がこぞって使い始めました。実際、使っている企業をあげると、「トヨタ自動車株式会社」「日産自動車株式会社」「株式会社小松製作所」「株式会社デンソー」「株式会社コーセー」「株式会社ヤクルト本社」「株式会社日立製作所オートモティブシステムグループ」…など、あなたも一度は聞いたことがある超一流企業ばかりです。


しかも、これらの企業は全世界を相手にビジネスを展開しているのです。これらの企業は、徹底的な「効率」を進めて、今まで「不況」「円高」といったものを克服してきました。超一流企業が50年以上も使い続けているのです!結果が出るから、こんなに多くの人が、長い年月使い続けています。