良い遺伝子をONにして悪い遺伝子をOFFにする その5 M5101

良い遺伝子をONにして悪い遺伝子をOFFにする その5

 
この連載が、「その4」までになっていました。実は、「生命潮流」の
作者であるライアル・ワトソンが名付けた、「コンティンジェント・システム」について書きたかったのですがこれは、阿頼耶識の概念ともシンクロしていて、さらに、このことについて考えていたら能望の実践が、間脳の松果体に働きかけて、宇宙意識に同調して、コンティンジェント・パワーを強大にする!と、確信が持てるようになってきて、このことについて書くのは、頭の整理ができてからと、保留していました。

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もしかして、遺伝子のプログラムを操作する、意識レベルや音の響きを古代の叡智は完璧に知っていて、マントラ真言や五十音に託して、私達子孫に残してくれたようにも思えてきました。

 
遺伝子プログラムを打ち破る「コンティンジェント・システム」という言葉があります。

 
私達は、日常生活のほとんどすべてが遺伝子に支配されています。けれども、人間の精神的領域には、遺伝子に対抗してコントロールできるハイレベルの意識の場があります。遺伝子のプログラムをコントロールできる次元を超越したエネルギーの高い場になります。

 
自我を捨て、意識が無意識(純粋意識)の層とふれあい「純粋の意識」に到達すると、つまり、レベルの高い宇宙意識に同調すると、本能に根ざした「超越能力」が浮き出てくるのです。

 
これは、気功や禅、瞑想、ヨガ、武道など、東洋の修行法のすべてに
共通している心のあり方で、さらに、心の深まった状態を、「トランス状態」、「意識の変容状態」、「フロー状態」などと言われているのです。冒頭の、能望の実践でも、松果体の振動、脳内ホルモンの分泌などから宇宙意識との同調から、ホルモンによる遺伝子のコントロールなど、三次元のレベルでも、誰もが納得できるのです。

 
五十音の母音を長く発声する実践で、それを能望にも応用すると、松果体の振動や脳内ホルモンの分泌がさらに高まり、間脳を意識することににより、第三の目も開くことも容易になるのです。
 

第七章 成功と命中の極意「後半」-----------------------

 
宇宙を構成する最小単位は、原子で、その原子は、素粒子が集まって構成されています。つまり現実のすべてが、今のところの学説では、素粒子という最小単位から構成されているのです、この素粒子は人間が関心を寄せるまでは波の状態で、人間が関心を寄せると粒子になり物質化現象が起きる。と、物理学者が教えてくれています。

 
私達が関心を寄せるだけで、漂っている波の状態のものが、粒子という最小単位の現実化が起きるのです。

  
波⇔関心→素粒子→原子→分子→物質化

 
これは「引き寄せの法則」のことでもありますが、東洋では2500年も
前から提唱されていることで、最近になって西洋の量子力学が証明してくれているのです。現実に起きていることは、私達が関心を寄せていることであり、外れに関心を寄せていれば、外ればかりになるし、当たりに関心を寄せていれば、当たりばかりの現実になるのです。

 
「当たりっこないよ!」という嘆きの様な「つぶやき」を良く効きま
すが、関心を寄せるどころか、世間の多くの人は、はじめからあきらめモードになっています。漠然として、外れることを予感しているよりは、ポジティブな、命中を意識しているほうが、何十倍も、何百倍も賢明な生き方になるのです。


ポジティブな、命中を意識していることが、毎日の生活や仕事の中で得られる情報、さらに世の中に氾濫している膨大な情報の中から「当たり」に気づいている人の集合意識の仲間に入ることができるのです。

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命中は、命の中ですから、私達は生命の命の仲間になっているのです。生命の命のエネルギーの輪の中に入っているのです。生命の命の神秘さは計り知れなく、地球上に生命はとんでない確率で誕生したことになります。

 
遺伝子の専門家である、村上和雄教授は、「一つの細胞が生まれる
確率は、一億円の宝くじを百万回連続して当たり続けるようなものである」と、彼の本に書いてあります。その細胞が60兆個も寄り集まって一人の人間ができています。1分間に3億個の細胞が死に、生まれているそうです。

 
このように、天文学的な確率をはるかに越えて、命中できたから、生命が生まれ、60兆もの細胞を持った人間になっているのです。武道の達人も、仏教の高僧も、そして、松下幸之助氏も、すべて、命中する的は自分の心の中にありました。

 
外を狙えば外(はず)れるのです。命中の中は中(あた)りとも書きます。命の中でなければ、命中は有り得ないのです。これが命中の極意であり、奥義なのです。「命中」の極意を知っているか否かでは、さらに「命中」の極意を実践しているか否かでは、あなたの将来が雲泥の差になってくるのです。