良い遺伝子をONにして悪い遺伝子をOFFにする その6

良い遺伝子をONにして悪い遺伝子をOFFにする その6


 
遺伝子は、私達の運命を、ほとんど決定づけていますが、前回紹介した「コンティンジェント・システム」は、その遺伝子のプログラムを書き換えることができるのです。自分の未来が望ましくなるように遺伝子のプログラムを書き換えることができるのです。

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つまり、「コンティンジェント・システム」は、遺伝子に対抗する
プログラムでもあり、私達の運命をも好転させることができるのです。前回、能望の実践が 、間脳の松果体に働きかけて、宇宙意識に同調して、このコンティンジェント・パワーを強大にする!と、書きましたが、五十音の母音を長く発声する実践を1年以上も続けていたので、その発声を能望にも応用できて、これまで以上に、能望の効果が高まり、遺伝子のプログラムの書き換えに確信が深まってきたのです。

 
今まで、能望の実践による松果体の振動による脳内ホルモンの分泌を、優れた特徴の一つとして説明してきました。そして、能望を実践しながら松果体の振動を意識すると、脳内ホルモンの分泌が促され、気持ちが良くなり、様々な神秘現象を多くの皆様が体験されています。松果体は、左脳と右脳の中間にある間脳の奥にあり、エンドウ
豆ほどの小さな器官です。

 
この器官は人間の体の中で一番最初に完成し、受胎後3週間ではっきりと確認できるそうです。医学では、1960年代までは、何の役にも立たない痕跡器官と思われていたので、現在でも、ほとんどの人に注目されていません。アジアでは、太古の昔からエネルギーが集まる第三の目として重要視されてきました。

 
松果体は、ヨーガにおける6番目のチャクラ(第三の目)と7番目の
チャクラと結び付ける大切な器管になっております。能望の実践で、エネルギーが高まれば、松果体の振動を促しエネルギーが光りとして見えるようになる体験も多くの人から寄せられております。さらにエネルギーが高まると、DNAの染色体の2重ラセンが光り輝き、それが脳裏に投影し、巨大な龍が天に昇るように見えます。光が見えるというのは、不思議なことですが、実は、眼と松果体は、脳の同じ部域(間脳)から発生し、進化的に深いつながりをもつ器官であることがわかってきています。

 
培養細胞を用いた研究によって、鳥の松果体にはレンズ、色素上皮、視細胞、ニューロンへの分化能力のあることがすでに明らかにされています。松果体は、その前半部分は目の全ての組織構造を備えていることが明らかになっていて、1つの目から2つの目に進化したさいの名残ということで、昔から第三の目と呼ばれている由縁になっています。

 
夢の映像も、イメージの画像も、松果体と右脳の密接なつながりに
より、さらには宇宙や高次元とのつながりも、松果体がカギになって
います。松果体石英質の硅素(けいそ)で出来ています。水晶に類似していますから、宇宙との交信のアンテナに適していることになります。そして、間脳の奥にある、この松果体こそが全身の「ホルモン・システム」の司令塔になっているのです。

 
間脳は人間の脳の中枢と考えられていますが、間脳の中の松果体こそ、その間脳を支配するもので、あらゆる調節器官を支配しているのです。松果体からは、奇跡のホルモン=メラトニンが生成されます。このメラトニンこそが健康のカギであり、メラトニンは、生命エネルギーそのものでもあるのです。

 
メラトニンには免疫増強作用があり、メラトニンの分泌量が多いほど、ガンに罹らず、あらゆる病気に対する自然治癒力も高まることがわかってきているのです。

 
メラトニンには強い抗酸化力と、体内を浄化する解毒作用があります。メラトニンは、水溶性や脂溶性のビタミンなどとは違い、水にも脂質にも溶ける性質があり、細胞内で活性酸素を除去することができます。そして、メラトニンは、若返りのホルモンとも言われております。

 
マウスで実験したところ、30%くらいの寿命が伸びるというデータが
出ています。他にもぼけ防止やがん予防効果などの作用が認められ、アメリカでは抗老化ホルモン=若返りのホルモンとして一気にブームになりました。 奈良時代から、お坊さんが、平均寿命の20歳から30歳は長寿であった!という調査結果がありますが、お経の実践による松果体の振動と、メラトニンの分泌で、メラトニンの抗酸化作用と解毒作用が充分に働いていて、アンチエイジング作用も効果的に行われていたのです。

 
30%も若返る!となれば、年齢の7割ガケになりますから、50歳になっても35歳、60歳になっても42歳、70歳になっても49歳ということになります。55歳でも、39歳ですから、39・サンキューの感謝になります。いつまでも元気で若々しく、感謝できるのは、能望や五十音、般若の真言の実践の御蔭になります。

 
さらに、メラトニンの抗酸化作用は、活性酸素によるダメージから細胞を護ります。脳細胞の酸化を防ぐことにより、免疫力を増強し、病気に対する抵抗力を高める作用も認められています。活性酸素が大量に発生しやすい状況には喫煙、大気汚染、紫外線、食品添加物、ストレス、電磁波、激しい運動(無酸素運動)などがあります。この活性酸素を撃退する抗酸化力が強いほど、つまり、メラトニンを分泌すればするほど病気にかかりにくく、ガンにもならず、いつまでも若々しくいられるのです。

 
昔から行われている頭や額のあたりに手をかざすという宗教的な儀式は、この松果体から出るメラトニンを促進させるための刺激だったのです。松果体視床下部のある間脳は、ホルモン放出の出発点となります。脳下垂体の活動にスイッチは視床下部から伝わりスイッチが押されて「放出ホルモン」の分泌が始まると、全身のホルモンシステムが一斉に作動します。

 
松果体は直感力、透視力、テレパシーと関係のある器官でもあり、太古の人間は、この松果体をよく働かせていたのです。太古の人達はこの松果体を意識し、奇跡のホルモン=メラトニンを生成し続けていたので、透視力やテレパシーを働かせたり、高次元の存在とも直接会話することが可能だったのです。さらに、松果体は、さまざまな脳内ホルモンをコントロールしています。

 
右脳を活性化する源泉でもあるイメージ・映像機能も、松果体から出るホルモンによって左右されます。松果体の働きが円滑になると、全身ホルモンシステムが作動するので、今まで治らなかった難病が快方に向かい、若々しくなり、noubou2.jpgさらに、運やツキが良くなるとか、逆境から脱出できるとか、有り得ない奇跡が起きてくるのです。

 
で多くの皆様に起きていた神秘体験や奇跡の「種明かし」が全身のホルモンシステムにより明らかになってきます。ホルモンの働きも、遺伝子のプログラムを変える「コンティンジェント・システム」になると思われます。脳内ホルモンは、脳内モルヒネとも言われて、モルヒネの5から6倍の効果があるそうです。

 
麻薬や覚せい剤には副作用がありますが、人間の体内ホルモンには副作用はありません。麻薬や覚せい剤よりも気持ちが良くなり、能力が高まり健康になり若返るのですから、素晴らしいことだと思います。