TM瞑想 M201
TM瞑想
瞑想についての質問を頂きました。今まで、座禅の様な一般的に考えられている瞑想法を取り上げてはこなかったのですが、どうして取り上げないのか?そして、どの方法が最良なのか?
このような、瞑想についての質問は、以前からありました。一般的に考えられているような瞑想を勧めても、ウツぎみの人が行うと、万が一にも問題が生じても困るので、専門家の元で、実践して下さいと、アドバイスしてきました。
瞑想にも色々な種類があります。一般的に昔から行われえている、ひたすら座ることに徹し無念無想状態を目指す瞑想、阿字観など、明確な観想対象に集中する瞑想、そして、TM瞑想のようなマントラあるいは真言を使用する瞑想。
さらに、ヴィパッサナー瞑想という、今の瞬間の自分の行動に気づかせる瞑想法もあります。ヴィパッサナー瞑想には、歩行瞑想(ウォーキング・メディテーション)などもあり、第三者の立場になり、今経験している出来事を一瞬、一瞬に気づいて確認するのが、この瞑想の特徴になります。
ですから、心の制限装置を外して、最高にパフォーマンスが発揮できる心の状態をキープする条件にも非常に類似しています。
自分から離れた第三者の目になる
イチロー選手の実況中継
「脱抑制」
10秒ごとにフロー状態へ心をリセット
このヴィパッサナー瞑想は、・イチロー選手の実況中継とほとんど同じ方法なので、どんな人にも問題なく勧めることができます。私に質問を寄せられた人達は、こんなのは瞑想ではない!と、怒ってしまうかも知れませんが、この方法で、潜在意識から湧き出てくる膨大な記憶を制御ができる!というのですから、もっと深く追求したいと思っております。
優れているものはどんどん取り入れて進化しましょう。それから、マントラあるいは真言をひたすら唱えるTM瞑想法は、太古の昔から何千年も音声を唱えていたものと思いますが、現代風にアレンジされていて、マントラや真言を心の中で唱える瞑想法になっています。
TM瞑想は、一日2回、15分から20分間、目を閉じて快適な状態で座って行う簡単な方法で、心身のストレス軽減には際立った効果を発揮し、その結果さまざまな形で健康を増進させる!と、なっていますので、これは、能望を実践する効果と著しく類似しております。
私も以前に興味を持ったことがありましたが、ヴェーダ経典の中から
一人一人に与えられるマントラ=真言のレベルが気になり深入りできませんでした。けれども、能望の実践や、スパイラルの命数(スパイラルシート)での実践などの効果と、非常に類似しているので、その効果だけでも紹介致します。
TM瞑想は、日本語では「超越瞑想」と訳されています。
これは古代インドのヒンドゥー教の聖典を、物理学者で哲学者である、マハリシ・マヘーシ・ヨーギが、現代社会に合わせた形で復興させたものです。
TM瞑想の方法は、教師がヴェーダ経典の中から選んだその人向けの「マントラ(真言)」を、心の中で15〜20分(1日2回)唱えるだけのことです。たったこれだけのことで、さまざまな効果がもたらされます。ですから、能望の実践 と同じなのです。
ストレス解消や不安感の減少といった心理的効果や、新陳代謝率のアップ・不眠症からの解放・血中乳酸塩の低下・高血圧の正常化といった生理的効果が確認されています。瞑想中、これまで感じたことがないような深い安らぎやエネルギーに満ちた状態を経験します。これは純粋意識、もしくは超越意識の体験と呼ばれ、仏教で言う「無我の境地」と同じものです。
この時、脳は最も秩序だって機能し、体も大変深く安らいでいることが科学的に明らかにされています。
<能力が高まり、満足感も増す>
純粋意識を経験することで、集中力や記憶力といった様々な能力が成長し始めます。例えば、学習能力が伸び、業務成績が向上し、仕事に対する満足感も増すことが研究によって明らかにされています。
<疲れもとれて、若返りの効果も>
超越瞑想は、睡眠よりもさらに深い休息をもたらし、ストレスや疲労を取り除きます。また、超越瞑想を規則的に行うことで、心身共に生き生きとし、若返りの効果があることが確かめられています。これは、五十音の実践の結果とも類似しております。
<ストレスのない人間関係>
ストレスが取り除かれると人は寛容になり、感謝の気持ちや豊かな愛情が自然に育ってきます。職場での人間関係や、夫婦や友人同士の関係が、より調和的になることが研究によって確かめられています。超越瞑想はテクニックですから、信じる信じないに関わらず、その効果は確実に現れます。スイッチを押せば電気が灯るのと同じことです。
<数知れない効果の秘密>
根に水を与えることで葉や枝といった木全体を生き生きとさせることができます。同様に超越瞑想は、生命の根源である純粋意識を体験することで、生命のあらゆる側面(心、体、行動、環境)を高めます。
<科学的研究によって証明された超越瞑想の有効性>
超越瞑想が世界中で広く知られている理由は、その効果が科学的に証明されているためです。これまで30年間にわたり、世界各地の200以上の研究機関において、600を超える科学的研究が行われ、超越瞑想が心・体・行動・環境に数多くの恩恵をもたらすことが確かめられています。
このように、リラックスして「マントラ(真言)」をひたすら頭の中で唱えるだけで、望ましい現象が起きています。今までに皆様から寄せられた能望の体験談と類似しているので、同じ言葉=「マントラ(真言)」をひたすら唱えることが、同じ効果があることがわかります。膨大に湧き上がってくる雑念をカットすることにより、つまり浄化する事により、純粋な意識が現れてくるのですから、その原理は同じです。
しかし、この瞑想法で問題なのは、なぜヴェーダ経典から選んだマントラでなければならないのか?どうしてそれを他人に口外してはならないのか?そして、自分に適したマントラを得るために、何度か講習に通うと、費用が25万〜30万もかかる点も気になります。意識レベルの高いマントラを与えられた人は良い結果が得られますが、そうでもないマントラだと効果が期待できません。
このマントラは、南無阿弥陀仏!でも、南無妙法連華経!でも、般若心経の大いなる真言!でも大丈夫で、これらの題目の方が意識レベルも高く、数段優れていると思います。「愛・感謝・思いやり」という言葉でも、ハワイの秘法の四つの言葉でも、心の中で15〜20分(1日2回)実践するだけで、上記の様な効果が期待できます。
もちろん、能望でも、般若心経の大いなる真言でも、南無阿弥陀仏!
でも、TM瞑想以上の効果が得られます。白隠さんが、内観の四則を丹田呼吸をしながら、心の中で、唱えていたので、500年に一人の天才僧になれた!と思われます。
瞑想といっても色々な種類があり、自分の行動を実況中継することも、マントラや真言を声を出して唱えることも、心の中で唱えることも、立派な瞑想になるのです。自然と湧き出てくる余計な邪念や妄想をストップさせせることが瞑想の目的ですから、この概念からすれば、CDを聞くだけでも瞑想になります。ご自分に合う方法を選択して能力を高めて下さい。