100%の確率で起るシンクロニシティ(−2)M1701−2
100%の確率で起るシンクロニシティ(−2)
「パワーかフォースか」の本---------------------
その状態は、他の人達によっても報告されています。私をスピリチュアルな教えに導いた仏陀や黄檗(おうばく)禅師、その他にも悟りを開いている賢者達によるものです。そしてまた、ラマーナ・マハシリやニサルガダッタ・マハラジャといった近年の聖者によると、結果的にこういった経験は、それほど珍しくないことが確かめられています。
人類は皆、内なる愛によって実際に動かされていますが、しかし、それに気づかなくなっただけです。ほとんどの人々は、自分の本質にはまったく気づかず、目覚めることなく、寝ているようにみえたのですがと、過去の聖人や悟りを開いている賢者達、そして、近年の聖者達も、ホーキンズ博士の体験とまったく同じ状態であることを確認しております。
この経験は、ホーキンズ博士だけの体験ではなくて、同じ条件になれば、誰もが同じ状態になることの示唆もしています。そして、最も大切な「自己の本質」の説明にも至り、ほとんどの人々は、自分の本質にはまったく気づかず、目覚めることなく寝ているような状態である!と、強調しております。
自我やエゴに支配され、自分の本質に気づかなくても、現在は、以前に比べてシンクロニシティーの起る頻度、そして、そのスピードとパワーが増しているように、思われます。シンクロニシティーとは、偶然の一致のことですが、多くの人がこの言葉を知り、以前に比べて関心を持ち、この現象に注意を向けているからだと思われます。インターネットの普及も一役買っているようにも思われます。
意識を深めることによりシンクロニシティーが起きる頻度が高まるのです。カール・ユングは、彼の代表作である『シンクロニシティー
・超因果律』のなかで、シンクロニシティーを「2つ以上の出来事が
意味のある形で偶然同時に起り、確率以外の何かが関与しているもの」と説明しております。
シンクロニシティーとは、因果律と超因果律という相反するものを結びつけているもので、キバリオンの極性の原理の対極にあるものも結びつけることになります。ホーキンズ博士の完全たる調和へと発展して行く!とは、相反するものや、対極にあるものを結びつけることでもあります。
U理論では、深い目的の源とつながった時、人は驚くほどの偶然の一致を経験する。U理論の最大の成果のひとつはシンクロニシティーの力が
信頼できる形で働く点にあります。と、説明されております。
ところで、先ほどの因果関係のオペランツの質問と、100%の確率で起るシンクロニシティの質問の答えですが、これは、喜ばしい偶然の一致を呼びこみ、より良い人生を実現するためにはどうしたら良いのか?という問いの答えにもなります。
次元と次元に橋を架ける虹=オペランツは、不可能と可能、そして、未知と既知の両方を含み、すべての可能性を含むマトリックスですから『命の源流』になります。そして、『命の源流』の63の中には、 マンダラ(九つの和)もあり『幸せの和』は、シンクロニシティーを頻繁に起こしてきました。
U理論での深い目的の源とつながる!とは、スパイラルの降龍でも同じ現象が起きます。
そして、降龍が至る世界は、次元を超越した極微の世界になります。この極微の素粒子の世界では、シンクロニシティが100%の確率で生じています。以前にも書きましたが、ミクロのレベルでは、100%の「偶然の一致」が起きていることが、量子力学の波動方程式でも、証明されております。
余計なものを削り落とし、物質を極限まで細分化すると、純粋になり、より本質的なものになり、シンクロニシティが100%の確率で起きるのでしょう。それは、私達の意識から余計な雑念や煩悩を削り落とし、徹底して浄化を行えば、純粋な意識になり「本質」が現れるように、人間の意識にも似ています。
氣のエネルギーは、素粒子よりも微細で、次元を超えますから、なによりも本質的になります。シンクロニシティが100%の確率で生じるのは、当たり前になってきます。
まとまりがなくなりましたが、シンクロニシティが100%の確率で起きる!いつも望ましい因果関係が作動している!このことを常に意識して、スパイラルシートや九つの和、能望の実践 、軟酥(なんそ)の法・・・など、取り組んで下さい。望ましい状態や現実化の確率が高くなります。