100%の確率で起るシンクロニシティ2(−1)M3701−1

100%の確率で起るシンクロニシティ2(−1)


 
ホーキンズ博士も、ユングも、マンダラも、すべては、シンクロでつながっている!!と、降龍を実践していて頭をよぎったので、何となく関連しているような本を並べてみました。「パワーかフォースか」「ザ・サークル」「原因と結果の法則」「丹田呼吸」「U理論の出現する未来」「シンクロニシティー・超因果律」「第11番目の鍵」「物理学の統一場」の関連本 チョプラ氏の関連本「ハワイの秘法」の関連本 引き寄せの法則の関連本。

 
これらの本に共通しているのは、カール・ユング深層心理学を含めて「内面のパワー」=無限のパワーへの気づきとその活用になります。


私達すべての生命は、心の奥でつながっている事を自覚し、宇宙の法則に従い、毎日の日課をこなすことで、自己実現、夢や願望の達成、幸せな人生を送ることができる!という内容になっています。そして、シンクロニシティという現象を重要視しています。宇宙の法則とは、愛と感謝を深め意識レベルを高めることです。

 
最初にシンクロニシティという現象を科学的見地から分析し、この言葉を使ったのは、カール・ユングです。彼は東洋の哲学やマンダラにも関心を持ち、人類の「集合無意識」の発見もしています。彼の代表作である『シンクロニシティー・超因果律』のなかで、シンクロニシティーを「2つ以上の出来事が意味のある形で偶然同時に起り、確率以外の何かが関与しているもの」と説明しています。

 
シンクロニシティーとは、因果律と超因果律という相反するものを結びつけているものですから、ジェームス・アレンの「原因と結果の
法則」の本も、大いに関連があります。この本は、100年以上も前に書かれた本ですが、世界中で現在でも読まれていて自己啓発書のバイブルのような本になっています。

 
ジェームス・アレンは、9年間の執筆活動で、19冊の本を書いています。彼の本は、この100年間に活躍してきたほとんどの成功哲学者に影響を与えています。彼は、本の内容からも仏陀の教えを強く受けていて、実際にも人が集まると瞑想や仏陀の話しをしたそうです。仏陀と言えば、上の本の思想的基盤は、東洋の哲学になっています。

 
一番驚いた私自身のシンクロ現象の体験を紹介-----------------

 
私がニュジーランドのオークランドの本屋さんで、「The Circle 」(円);願望を実現するスピリチュアル・サークルという日本語のタイトルになっている英語版の本を手に取りました。この本は、青のきれいな表紙に円が描かれていて、私が書いている『幸せの和』の円とも関係があるような気がして、何となく魅かれて手に取りました。

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この本を買おうとして財布を見たら、日本円しか入っていなかったのと、周りに家族の者が誰もいなくて、タイミングが悪くてその本が買えない状況だったのです。それでも、そういうことなのか?と、勝手に受け入れて、速読で読んで、その本の内容をできるだけ記憶しました。 

 
しかし、さすがに外国語ですから、その本の内容の半分も覚えていなかったと思います。「ザ・サークル」=円ですから、その効果は、私が書いている『幸せの和』と同じような現象になるのだろうと、勝手に思いながら内容を理解していました。円には神秘的なパワーがあることを西洋の人も感じていることに、(本を入手できなかったことは残でしたが)、嬉しく思いました。 

 
そして、1週間後、日本に帰って、事務所の郵便受けを見たら、本の小包が入っていました。開けてみると、何と日本語に訳された日本語版の「The Circle 」(円)の本が入っていたのです。ニュジーランドのオークランドの本屋さんで、読んだ本です。英語と日本語の違いだけで、本の色も、表誌の円のデザインも同じですから、同じ本であることが一目でわかりました。

 
この時は、心臓がドキドキするほど驚きました。本当に考えられない偶然でありますから、これぞ、まさしくシンクロ現象です。この本は、2〜3週間前に、はるばる関西から札幌まで、私の事務所に訪問してくれた方が、贈ってくれたのです。この方は、アフリカやインドや中近東で、恵まれない子供達のために、様々な支援活動をされております。

 
素晴らしい愛に満ちた活動です。恵まれない世界の子供達のために、私が書いた『幸せの和』も持って行ってくれました。このシンクロには、本当に驚きましたが、偶然の一致ですので、誰もが経験していることです。私達すべての生命は、心の奥でつながっている事を自覚し、心を深めていれば、シンクロ現象が頻繁に起ることがわかってきました。

 
この送ってもらった「The Circle 」(円)の本にもシンクロ現象の事が書いてあります。「偶然の一致」が人生において劇的な役割をはたしているでしょう。これらが、シンクロニシティ共時性です。

 
サークルに入ると、このような偶然の一致がつねに起こるのです。
シンクロニシティ共時性)を引き付けるプロセスは魔法ではありません。それは人間への贈り物なのです。シンクロニシティは、型通りの説明や科学的な説明を超えるような意味のある偶然です。簡単に言うと、「運がいい」と言うことです。となっております。サークルの中にいるなら、起こることはすべて幸運なのです。とも書いております。この本は30分くらいで読めるので、再度読んでみました。

 
サークルとは、存在のエネルギーが渦巻く状態のことをさします。そして、私達をお互いに、あるいは自分自身と結びつけてくれ、さらに、宇宙のもつ変化の力と結びつける働きをしています。と、説明があります。これは、『幸せの和』でもあり、まさしく、高次元につながる降龍でもあります。宇宙の根源の力=命の源流へのつながりでもあります。

 
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この本の作者は、病院でヒーラーの活動もしているそうですが、深層心理で結びつくことができれば、ヒーラーでも、なんでも可能になります。さらに、子供の頃に願った「隠れた行動指針」があり、これを白紙に戻さないと、願望は叶わない!と、本では指摘しています。 「隠れた行動指針」⇒⇒白紙に戻す。


隠(かく)れるという漢字は、穏(おだ)やかとも読みますが、白隠(はくいん)さんの漢字でもあります。ジェームス・アレンの「原因と結果の法則」の本も30分くらいで読めますが、最後のまとめに「穏やかな心」=心の平和についての説明があります。「隠れた行動指針」⇒⇒白紙に戻し、「穏やかな心」にするために、白隠さんの手法を活用しなさい!というメッセージなのかも知れません。

 
子供の頃に願って潜在意識に植えつけた昔のパターンである「隠れた行動指針」が、多くの人の願望の達成を妨げている!潜在意識は、何十年も前にインプットした願いを忠実に実行していますから。これは、意外と強力です。大人の願いと子供の時の願いは異なります。子供の時は純粋ですから潜在意識に強くインプットされています。

 
大人になると、メンタルブロックがあるので、子供に比べたら厳しいものがあります。