「100%の確率で起るシンクロニシティ」 その20 

「100%の確率で起るシンクロニシティ」 その20


 
先日のニュジーランドからの帰りの飛行機の中では映画を見ました。座席の前についているモニターの画面には、最新の映画から古い映画まで、20以上ものタイトルがあり、その中から自分で選んで、自分の好きな映画を見るシステムになっています。

 
時間は10時間もあるので、たっぷり見られるようにも思われますが、3本も見れば飽きてしまいます。私は、魔法に関する映画はないかと探しましたが2本ほど、それらしいのがありましたが、どれも期待外れでした。

 
最新の映画や日本の映画もさらりと見て、機内食も終わりあと1時間ほどで成田に到着するという時に、もうすぐ着陸態勢に入るというのに、なぜか「サウンド・オブ・ミュージック」という映画が気になって、途中で時間切れになるのですが、この映画を見たのです。

 
40年以上も前の映画ですから、お客さんは誰も見ていないと思います。しかし、私は最初の画面から感動してしまい、ドレミの歌のシーンになると、なぜかボロボロと涙が止まらなくなりました。

 
大自然の美しさ、歌声の素晴らしさ、主人公と7人の子供達の純粋さ、この映画には愛があふれていて、私の魂の琴線に触れたのです。周りに気づかれないように涙をこらえてハンカチで拭いていましたが、自分でも子供じゃないのだから!と、困ってしまいました。

 
この物語は、トラップ一家の実話であり「出現する未来」という
本にも書かかれています。

 
以前に、この本に書いてあるラップ一家のところを読んでいた時、ちょうどNHKの番組で、トラップ一家がアメリカに渡り、80代後半の
3女が生存しており、一家の回想のインタビューに答えていました。その時のシンクロは、本の説明と同じだったので驚きました。

 
「出現する未来」の本は、この連載のその2でも触れましたが、U理論を紹介している本であり、メルマガでも紹介してきた、ものすごく重要な本の一つです。U理論は、最近は神田さんが、オットー・シャーマーの「セオリーオブ・U」の原本を紹介しています。最近の神田さんの著書の「全能思考」は、この本が基盤になっています。彼は、今後の10年間は、経営にはこのU理論が主流になるだろう!と予測しております。

 
U理論は、以前に私がメルマガで提唱していたM・μ(ミュー)理論ともシンクロしており、このU理論は、心を何段階も深めるもので、仏教や道教の考えからきているものですから、シンクロしているのは当然のことかも知れません。

 
心の内側からの目覚めを科学的見地から探求しているのですから、サークルの本とも大いに関連しています。とにかく、アメリカの大学教授が従来の経営哲学や理論を否定して、最先端の量子力学の裏づけもある仏教の概念を取り入れたこの理論を推奨しているので、有り難い理論でもあります。

 
さらに、スパイラルの降龍・昇龍へと導いてくれた理論でもあります。さて、この本から、「サウンド・オブ・ミュージック」に関連している部分を抜粋します。

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「ヴァーモントの会場にどんな魔法があったの」「魔法を理解するには、歴史をかじらなくちゃいけないが、歴史を知れば聖なる空間がどうやってできるかわかるとおもうよ」。ピーターが答えた。テントが設営された土地は、フォン・トラップ家の所有で、グリーン山脈に囲まれている。


その場所には独特の静けさがある。誰もが最初にそれを感じる。フォン・トラップ家がオーストリアから脱出した話は、「サウンド・オブ・ミュージック」としてブロードウェイ・ミュージカルや映画になったから有名だか、アメリカでの一家の生活は、それほど知られているわけではない。

 
1938年に一家がアメリカに辿り着いた時、家具道具も所持金もほとんどなかった。歌を歌ってアメリカ各地を回っていたが、ある程度、貯金ができたので落ち着くことにした。巡業先で気に入ったのが、故郷のザルツブルクに似たヴァーモント州北部だったんだ。

 
      中略

 
自然が与えてくれるものから聖なる空間をつくり出すのに、どれほど人間が貢献しているのか、ストーンヘンジシャルトル大聖堂など壮大なものから田園地帯のようにシンプルなものもそうだ。「出現する未来」から      

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この本には魔法の事も ストーンヘンジの事も書かれています。U理論の実践の最大の成果の一つはシンクロニシティの力が信頼できる力で働く点にある。と、シンクロについても詳しく説明されています。さて、書き出した文章の下りは、第三章の自然の力になる。という章題で、この章の中に書かれています。

 
この本の著者は4人ですが、その4人のうちの3人がECWという
国際的な会議に出席し、その会場に選ばれたのが、ヴァーモント州北部のフォン・トラップ家の土地だったのです。聖なる空間----生命力にあふれていて、自然と一体感を感じるような場所を会議の会場に選んだのです。

 
ニュジーランドも自然が豊かで聖なる場所がたくさんあります。先日も投稿頂いた方の土地などは、まさしく自然と一体感を感じる聖なる空間のように思われます。ところで、七人の子供達、ドレミの七音、ニュージーランドで夜に見た虹も七色ですから七と関連しています。

 
音も色も光のことです。七で光と言えば、人間には七つの光の輪=車輪=チャクラがあります。七つのチャクラとオーラの修復は降龍が最適ですが、七つのチャクラを活性化させる療法があります。

 
娘さんが百日咳にかかり、薬が効かず、容態は悪化するばかりで苦しんでいた時、娘さんの写真を前において、この療法をすると、何と2時間で完治したのです。この文章を読んだとき、降龍の実践の経験がなかったら信じることはできなかったと思いますが、降龍の実践で、七つのチャクラとオーラの修復で、いつも経験していますから、これは、あり得ると確信しました。

 
この療法は、テレセラピーと言って、宝石の発する七色の光と、マントラ真言を利用して遠隔で施術するものです。宝石の波動やマントラの波動を写真に照射することで、さまざまな病気が治癒しています。

 
インドのB・バッタチャリア博士によって掘り起こされた、密教教典、占星学、アーユルヴェーダなどの古代からの叡知と、実際の臨床
結果に基づき、いくつかの中心となる石やマントラが選ばれ、遠隔治療が体系化されています。

 
2時間で完治した、古代からの叡知、密教教典となれば、大いに関連があり、魔法のランプの図かサークルが導いてくれているようです。