100%の確率で起るシンクロニシティ その9

100%の確率で起るシンクロニシティ その9
 


早く他の本に進みたいのですが、フランク・ジョセフ氏の『シンクロニシティ』という本が気になり、今回もこの本を追求して行きます。この本には、歴史は繰返す!という内容で国家や文明のシンクロの説明も書いております。

 
何千年、何世紀というスパンでもシンクロが起きるのですから、当然、私達の周りの短期間の中でもシンクロが起きているはずです。ここでも周期があり、2年ごとに同じような記事になるのですからこれも短期間のシンクロです。そして、この本には、運命のシナリオと言うべき、血縁関係のない人物と「同じ運命」をたどるというパラレル・ライフの現象も説明しております。

 
生まれ変わりとも違い、望ましきシナリオなら歓迎しますが、望ましくない運命のシナリオのままで人生が終わってしまうなら困ります。リンカーンケネディの間にも、このパラレル・ライフの現象が起きていたそうです。

   
第十六代大統領   リンカーン
   

第三十五代大統領  ケネディ

   
二人が初めて議員に選ばれたのが、 
      

リンカーン   1,847年
      

ケネディ    1,947年

   
そして、大統領就任は、
     

リンカーン   1,860年
     

ケネディ    1,960年

  
この間には、いずれも100年の間隔がある。そして二人とも、内政の最重要課題が、「人種問題」の解決であった。また二人は、暗殺によって、その生涯を閉じた。

       
リンカーン   1,865年
       

ケネディ    1,963年
   

ほぼ100年である。しかもそれは、ともに金曜日で、妻が側で見守る公衆の面前であった。

     
さらに二人の後を引き継いだ副大統領は、
      

1808年生まれの アンドリュウ・ジョンソン
      

1908年生まれの リンドン・ジョンソン

     
リンカーンを暗殺した犯人
            

ジョン・ブースは 1,839年生まれ
      

ケネディを暗殺したとされる犯人
             

リー・オズワルドは1,939年生まれ
  
   
そして、二人とも、裁判にかけられる前に殺された。

    
さらに、リンカーンの秘書の名前はケネディであり、ケネディの秘書の名前はリンカーンであった。つまり、リンカーンの人生は、ケネディの人生のシナリオになっていたのです。ケネディは、運命のシナリオであるパラレル・ライフのままに、最後を迎えてしまったと言えるのです。

 
これは、有名人ばかりでなく、一般の人にも起っていることで、100年前に自分と同じような人がいて、同じような人生をたどっていたら運命のシナリオ通りになってしまい、因果関係の枠組みから一歩も踏み出せない!ことになります。

 
それで、因果関係を超越するために「パワーかフォースか」の本からも、因果関係の図に関する再三に渡る啓示を受け、この本の表紙からも、魔法のランプとしての図形が与えられているように思います。これ自体も、多くの人の運命のシナリオがより望ましくなるように『幸せの和』や色々な図形が与えられているようにも思えます。

 shishin.jpg

『幸せの和』も含めて、銀の匙(さじ)と魔法のランプ、そして、一二三の三(3)の数字がカギになり、望ましきシナリオに導いてくれるように確信しております。さて、ジョセフ氏は、彼自身についてもパラレルライフの経験をしており、そのことも、この本には書かれております。

                                                                                                          • -

 
1988年の初め、私は、19世紀のアメリカの作家であり政治家だった
イグナティウス・ドネリーの伝記を読む機会を得た。イグナティウス・ドネリーは、アトランティス文明研究の父祖と呼ばれていた人物なので、当然のことだった。彼の書いた『アトランティス・太古の先進国家』という本は繰り返し読んでいたが、イグナティウス・ドネリー自身にかんする本を読んだことはなかったのである。

 
伝記を読み進んでいるうちにドネリーは、私と同じ誕生日が11月3日
生まれであることを知った。母親に話したら面白がるだろうと、それを告げると彼女の顔色が変わり、本当は、私のファストネームもイグナティウスと名付けられる予定だったのを、それを母が反対してフランクという名前がつけられたとのこと。


私は、イグナティウス・ドネリーのことをもっとよく調べてみることにした。そのために、ドネリーの本を注文した。そして、注文した本が届くのを待つ間に、アイルランドへの旅に出た。それは、1988年5月のことであった。

 
その年の9月、注文しておいた本のうちの一冊を、ようやく手に入れることが出来た。それは、『シーザーの柱』という20世紀の生活を風刺した小説であった。その中に、著者、ドネリーの体験談が記されていた。それによると、ドネリーもちょうど100年前の5月にアイルランドを旅行していたのである。

  
二人の間の不思議な一致は、さらに続いた。

   
1888年11月3日、ドネリーの誕生日に。
  

彼は友人から、名前入りの黄金の万年筆を贈られた。

   
100年後の、1988年11月3日、私の誕生日にも友人から名前入りの黄金の万年筆が贈られた。ドネリーについて調べれば調べるほど、一致するものが増えていった。二人のこうした共通点は、日常のささいな点も含めると、ゆうに100を超えた。

 
「私が体験していたのは、生まれ変わりとは違う何かなのです。私は自分の身に起きた奇妙な現象に、興味を抱き、似たような事例の調査を始めました。」

 
名付けて「 パラレル・ライフ 」(平行して進行する同じ人生)まったく関係のない二人以上の人間が、時間と空間を超えて同じ人生を歩む現象のこと。

                                                                                                                    • -

          
 
イグナティウス・ドネリーが書いた『アトランティス・太古の先進国家』は、当初は『アトランティスの崩壊』という題名で出版される予定だったそうです。フランク・ジョセフ氏が書いたのは『アトランティスの崩壊』で、邦題は『アトランティスの崩壊の謎』ですから、驚きです。

  
イグナティウス・ドネリーは、心臓発作による呼吸困難で、もがき苦しみながら1901年1月1日に死んだそうです。運命のシナリオは、フランク・ジョセフ氏が、ドネリーと同じ結末を迎えることを示しています。従って、2001年1月1日が、ジョセフ氏の「運命の日」ということになります。

 
けれども、フランク・ジョセフ氏は、その後も2002年に本を出版して、いますから、運命のシナリオ通りにはならなかったのです。おそらく、古代の叡智が運命を好転させる方法を教えてくれたのでしょう。その鍵になるのが、ラセンの魔法のランプの図だと思います。
 
 
シンクロ 架け橋 数字 遺伝子 シンボル 腸内細菌 古代の叡智  

色々とキーワードが出てきましたが、意識を深めて、それぞれのキーワードを高めて行き、内在する神性を開花することが私達人類の使命として与えられているように思います。現代人は内在する神性の開花に向けて、ほとんど最初のステップすら踏み出していません。因果関係の枠組みから一歩を踏み出すためにも、運命を好転させるためにも、意識を深めて最初のステップを踏み出して下さい。