逆鱗に触れる! M4411

逆鱗に触れる!



内なる龍神のパワー


「竜」は”常用漢字”で”龍”を省略した形です。音読みは、「りゅう」又は「りょう」、訓読みは「たつ」になります。「龍」は想像上の動物です。色々な動物のパーツが寄せ集められています。その意味では日本列島と類似しています。龍の頭はラクダ又はワ二、角は鹿の角、髭はナマズのひげ、耳は牛の耳、胴体は蛇、尻尾はライオンの尾、ウロコは鯛のウロコで八十一枚あります。八十一は最高の吉数になります。

 
龍のうろこは左右に四十枚ずつ、一枚がのど仏に「逆」に付いています。このうろこに触れると龍が怒りだすそうです。これが「逆鱗に触れる!」という言葉の源になります。

 
そして、一番大事な部分が、龍の足と爪で、これは鷹(たか)の足と爪になっています。初夢は、一富士(イチフジ)、二鷹(ニタカ)、三茄子(サンナスビ)の夢を見ると、縁起が良い!と言われていますが、関連があるのかも知れません。どうして龍の足と爪が一番大事な部分なのか?というと、龍は足と爪でがっちりと「宝玉」をつかまえるからです。「宝玉」とは龍が抱えている玉のことです。

 
ところで、琉球とは龍の玉という意味で、沖縄という所は龍神が住んでいた所で、縄というのは龍神の意味であり、沖は大きいに通じて「大きい龍神」という意味になるそうです。日本列島の位置関係では、沖縄は龍のシッポにあたりますから大切な位置になります。

 
沖縄や宮古島はエネルギーのレベルが高いのムー大陸とも関連がありそうです。沖縄の海底にある古代の遺跡の解明が進むことを期待して
います。古来中国では龍の持つ玉を「龍珠」と呼んでいました。これは、力の象徴であり、権力、能力、富、名声などの向上を象徴し、日本でも「登竜門」など、龍にまつわる言葉が多くあります。

 
龍珠は世界中に七つあり!というのは、ドラゴンボールですね。
ドラゴンボールのことを中国語では、『龍珠』、『七龍珠』と、書く
そうです。仏像は宝珠で、龍は龍珠ですから、一体化するとさらなる
エネルギーアップが期待できます。いづれにしても、龍が持つ玉にはエネルギーがありますから、これをイメージするだけでも、パワフルになります。

 
ドラゴンボール孫悟空里見八犬伝を原型にコラボしているそうですが、龍の持つ玉をそのまま題名にしたのはすごいですね。「宝玉」、『龍珠』、『七龍珠』、ドラゴンボールなど、呼び方は違いますが、龍が持っている玉には絶大なパワーがあります。


ドラゴンボールは世界では40カ国以上放映され、コミックは24か国以上で発売され3億5000万部を超える売り上げということですから、龍が持つ玉のパワーはすざましいことになります。フランスでの一番有名な日本人は、ドラゴンボールの作者ということですから、日本にいても世界中に普及することができるのです。

 
このアニメは氣のパワーを取り入れることで、龍珠のパワーとの相乗効果で波に乗れて、能力、富、名声の向上に拍車がかかったように思われます。作者が意図したことか、それとも無意識の領域のなせることなのか、龍は、架空の動物ですが、地球のエネルギー・水のエネルギー・支配者のエネルギー・染色体の二重螺旋構造と、有史以来の
人類に、多大なる影響を与えきたエネルギーになります。

 
龍に関する何らかの条件がそろえば、無意識の領域にも影響を与え、三次元の現象界にとんでもない奇跡が起きるのです。龍は架空の動物ですが、人類の集合無意識に強力に記憶されているので、何かの条件がそろい一端スイッチが入ると、高次元からの波動が直接この次元に反映されるのです。松下幸之助さんも、龍のパワーを味方につけて、一代で世界の松下を築き上げた先駆者でした。

 
松下幸之助さんは、真言宗の高僧を参謀にして、この智慧を授けられ、七つの事業所に七龍を祀り、龍のパワーを活用し、神がかり的な奇跡を実現させたのです。先ほど『七龍珠』が出てきましたが、松下さんの七龍もシンクロしてますね。八十八ヵ所桜の札所巡り の七十五番目に龍珠院(りゅうずいん)というお寺があります。

 
これは、四国八十八霊場をまねたものですから、紛らわしいのですが、本物の七十五番目は、空海密教を授かった唐の青龍寺を模して建立された「善通寺」です。「善通寺」は6年間もかけて建立した大伽藍で、三大霊場の一つになっています。ここは、空海の生誕の地でもあります。

 
そして、空海由来の二十一番目の太龍寺は、西の高野山と言われるほど荘厳な大伽藍が立ち並んでおりますから、ここも龍のパワーで、繁栄しているのです。このように空海も龍のパワーを活用した人物であり、自分も虚空蔵の真言の実践により、金色に輝く昇り龍の姿を体感していたので、より一層の確信を持って龍のパワーに委ねていたものと思われます。

 
日本の歴代の高僧や歴史上の人物も空海の偉業に敬服し、龍のパワーを意識してきたのです。松下幸之助さんは、真言宗の高僧である加藤大観氏を参謀にしたのですから、七龍は空海の教えであり、ドラゴンボールの『七龍珠』も最初から成功が約束されているキーワードだったのかも知れません。

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この題名も、≪内なる龍神のパワー≫ではなく、≪内なる七龍神のパワー≫とすれば、良いのかも知れませんね。ところで、3年後の2012年の干支は辰年(龍・竜)=たつ年になります。3年後の2012年は、平成24年になりますから、「パワーかフォースか」の最終章でもあり、極微の命数の最小の単位10のマイナス24乗の「涅槃寂静」とも数字が一致しております。

 
さらに、2012年と言えば、フォトンベルトやマヤ暦の終焉など、そして、心理学者のユングの言う「1つの終わりの時代にふさわしい出来事が、人類に待ち構えている」という言葉と一致しているようにも思います。2010年は、2011年、20012年の12月までの3年後の辰年(龍・竜)のXデーに向けて、ゼロからの始動を始める年になるのでしょうか?

 
龍のパワーを意識すると龍神様が支えてくれるので、2012年12月の
Xデーまでのこれからの3年間は上昇運になることは約束されています。何かが起きても、何も起きなくても、龍のパワーを本当に活用できることは魂の浄化にもなりますから大切なことです。
 
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