心の働きの指導者 M4511

心の働きの指導者



氣のエネルギーを感じる段階から、氣のエネルギーを誰もが活用できる段階へ! 氣のエネルギーへの新たな飛躍というのか?それこそ原点回帰というべきなのか?

 
この週末は、自分の内面を突き動かす漠然とした予感を感じていました。意識を臍下丹田の一点にしずめて、力を抜いた時に最大限のパワーが出る!これは、誰もができることで、すべての分野に通じることです。そして、シンクロニシティも頻繁に起きてきます
 

前回は、藤平光一氏は日本で最も優れた合気道の達人である!と書きました。その藤平光一氏の指導を受けた野球の広岡氏が、合気道の指導で、大リーグのドジャーズの“臨時コーチになる!というニュースの記事がありました。

 
何年も前のニュースなのかな?と、読んでみると、これは2010年の1月9日ですから、ごく最近のニュースです。大きな話題にはならなかったようですが、私にとっては衝撃的なニュースになります。

 
ド軍“臨時コーチ”に広岡氏!合気道指導へ(サンケイスポーツ2010/1/9 7:52)元ヤクルト、西武監督で野球評論家の広岡達朗氏(77)が米大リーグ、ドジャースの“臨時コーチ”を務めることが8日、分かった。

 
伸び悩む準レギュラーの選手たちに合気道の指導を行うためで、10日に渡米する。人間は心身を統一することですごい力が出せるという広岡流指導が、メジャーでどんな花を咲かせるか。ドジャース合気道を指導することになった広岡氏は、渡米を目前にして胸を高鳴らせた。

 
「選手個々の差は“気”が出ているか、出ていないかで決まります。その気を引き出す方法を教えに行くんです」従来の選手育成マニュアルに限界を感じたド軍は、殻を破ってほしいと合気道を採用。その理論を高く評価するド軍の興梠(こうろぎ)英三郎・アジア担当取締 役(43)が架け橋となり、強い要請で実現した。

 
広岡氏と合気道の出合いは、巨人2年目の1955年。新人王に輝いた翌年にスランプに見舞われ、救いを求めたのが気の第一人者、中村天風師だった。そこで「心が体を動かす」という人間の体に潜んでいる気の積極的観念を学び、さらに弟子の藤平(とうへい)光一師から長嶋、王らとともに指導を受けた。

 
「心を静め、へそ下10センチくらいの一点に統一する。心と体が一緒になると、信じられないパワーが生まれます。スーパースターはこれが自然とできるんです」王は「氣」を取り入れて一本足打法を完成。広岡氏も監督時代に選手指導に取り入れてヤクルト、西武を日本一に導き、ロッテのGMとしては低迷が続いていたチームを2位に押し上げた。

 
今回の渡米には藤平師の息子の信一師が同行、ドジャースタジアムで10日間にわたって実技指導や講演を行う予定。08年に117試合に出場したブレーク・デウィット内野手(24)、昨季メジャーデビューしたゼビア・ポール外野手(24)ら十数人が参加するとみられる。

 
「人間はパワーを持っているのに気がつかないだけ。呼吸法などの訓練を毎日やると、小脳が反応して自然とできるようになる。一割でも成果を出してくれたらいい」西海岸のチームは松井秀喜外野手(35)のエンゼルスイチロー外野手(36)のマリナーズに加え、ドジャースからも目が離せない。

 
そういえば、日本航空最高経営責任者(CEO)に就任される京セラの稲盛和夫名誉会長も77才でした。2人とも助っ人で、技術的なことではなく、目に見えない心の働きの指導者になります。


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氣に関して、ニュースの記事とも類似している事-----------

 
合気道の達人であった植芝盛平の門下生でもある、藤平光一氏は、昭和時代において、この世界では、日本で最も優れた合気道の達人だと思われます。中村天風氏にも師事し、氣のエネルギーについては卓越した人物で、藤平光一氏いわく、氣のエネルギーは「無限に小なる
ものの無限にあつまった状態!」と説明しております。そして、臍下の一点に心をしずめ統一する!と、氣が湧出する!と、心身統一合気道を創設し、巨人軍の王・長島などの指導もされています。

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広岡さんは、王選手を指導していた荒川コーチの大学の後輩だったので、荒川コーチ藤平光一氏の合気道の弟子でしたから、その関係で藤平光一氏に合気道を習った!と、本には書いてあります。王選手も長島選手もそして、広岡選手も藤平氏心身統一の合気道の指導を受けて一流の選手になっています

 
藤平光一氏の指導の元で、王選手の一本足打法の完成、ホームランの世界記録達成、巨人軍のV9に貢献したのは有名な話です。しかし、広岡さんがヤクルトや西部の監督になり、選手達も藤平光一氏の指導を受けさせて日本一になったこと、さらに西部は、常勝軍団と言われたその背後に氣のエネルギーが関与していたことはあまり知られていません。

 
千代の富士も肩の脱臼を克服するために藤平光一氏の治療や指導を受けて横綱になったこともあまり知られていません。現代人のほとんどの人は信じ難いことですから無理もありません。


>「選手個々の差は“気”が出ているか、出ていないかで
>決まります。その気を引き出す方法を教えに行くんです」

 
藤平光一氏いわく、個人差もありますが、10倍以上の差になると断言しています。体があまり大きくない千代の富士、そして、王選手も大リーガーに比べたら小さくて体力も劣っていましたが、氣のエネルギーでパワーが10倍以上もアップできれば、名横綱や世界のホームラン王になれますね。

 
それでは、どうしてこの優れた方法が主流にならないのか?誰もが承知の事実でも、目には見えなくて半信半疑だからそれは「気のせい!」という一言で片付けられ、科学的トレーニングという西洋風の流れに押しつぶされてしまうのです。氣は色々な分野で活用できますから、早く気づいた人がより有利になります。
 

>「心を静め、へそ下10センチくらいの一点に統一する。
>心と体が一緒になると、信じられないパワーが生まれます。
>スーパースターはこれが自然とできるんです」

 
白隠禅師、弓の名人(阿波研造)、武術の達人(肥田春充)、政木和三博士、山岡鉄州、植芝盛平氏、中村天風氏など、名人、達人と言われている人達は、臍下丹田の一点に意識を集め、誰もが白隠禅師の呼吸法や内観の達人でもありました。

 
剣豪の山岡鉄州は、白隠禅師の国師号宣下に尽力しましたから、白隠禅師を熱烈に信望していたことがわかります。そして、藤平光一氏は、山岡鉄州の思想や生き方に傾倒されさらに、達人や名人の優れたところを何十年もかけて学び吸収されて、氣のエネルギーの本質に至っているのです。

 
そして、その実践で多くの人達をスーパースターに導いているのですから彼の教えは本物です。残念ながら現在は引退して息子さんが後を継いでいるようですが、氣の原理は、彼の書いた書物からでも学ぶことができます。

 
氣の文字は、气 と 米からなり、气は森羅万象の意味で、米は四方八方に放射するという意味になります。

 
氣は無限に小なるもので、氣の文字の中の米の中心から湧き出て、四方八方に放射されています。氣の文字の米の中心は、森羅万象、つまり、宇宙の中心であり、この一点は体の中心でもあり、氣の海・臍下丹田の一点のことでもあります。

 
ですから、氣の文字の米の中心を意識することにより、自分の臍下丹田の一点を意識することにもなり、宇宙の中心を意識することにもなるのです。

 
そんなに簡単に臍下の一点に至る!とは思われませんが、それでも誰もがこの方法で近づくことができると思います。氣は無限に小なるもので、臍下丹田の一点も、原子核素粒子→さらなる微細な粒子・・・・無限に小なる一点となり、武術の達人である肥田春充氏も、臍下丹田の一点=聖中心に至るまで23年もかかっております。

 
聖中心を悟得せんとする気迫が伴わなければ聖中心の鉄扉は開くものではないと述べていますから、鉄扉が邪魔をして到達を拒んでいるのです。それでも私達は名人や達人になるのではなく、彼らに近づくだけでも、すごいことですので、この氣の文字をイメージする方法だと
左脳ばかりでなく右脳も使うので、より効率的に鉄扉に近づくことに
なります。

  
臍下の一点に心をしずめ統一する!最初の定点が定まれば、命数の奥義が楽になります。この様なことを考えながら、氣の文字を和の中に夢中になって書いておりました。


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