最初の定点 Ｍ９５１１

最初の定点

臍下の一点に心をしずめ統一する！には、どのようにすれば、効率よくできますか？との質問を電話で頂きました。

　
その方は、降龍（スパイラルシート）に取り組み、2か月になりますが、気分が良くなり、高揚感も出てきて、軽い風邪などはすぐに治せるようになりました。と、いうことでした。この分野には、かなり詳しい方でした。質問有り難うございました。

　
まず、このような取り組みは、かなり難しく、本質的なことですから、最初に知識が必要です。臍下の一点に心をしずめる！だけでも、名人や達人が何十年もかかってマスターすることです。さらに、心身を統一する！となると、心のコントロールが必要ですので、かなり厳しいことなのです。

　
弓道、剣道、合気道など、武道の修練の中でマスターするものですので、このことも知識として持ってください。けれども、私達には「降龍」というツールがあるので、完璧とまではいかなくとも、　「降龍（スパイラルシート）」の実践を重ねるごとに気分の高揚や風邪の治癒などが誰でも短期間にできるようになるのです。

　
ですから、何の知識もなく、白紙の状態で取り組んでも、目に見えないことですので、疑わしいことだらけで、途中でつぶれてしまいます。じっくり読んでくれるだけでも、ほんとうに有り難いことで、啓蒙活動という意味からも、知識が大切なのです。そして、その人だけに、反応する言葉があると思います。

　
その人にとってのキーワードになります。キーワードが多ければ多いほど、最後まで読んでくれると思います。質問を頂いた方は自分にとっての最近の「マジック・ワード」は○○○です。と、教えてくれました。

　
キーワードでもマジック・ワードでも、魔法の言葉でも、その人が読んでいて、ものすごく反応する言葉があり、それによって、心が動いて、ポジティブになり猛然とやる気がくれたら、嬉しいことです。知識というのは、その人が反応するこ言葉があれば、自然と積み重なるものです。

臍下の一点に心をしずめる！ために役立つ文章になると思いますが、以前にも書きました。氣の文字は、气　と　米からなり、气は森羅万象の意味で、米は四方八方に放射するという意味になります。

　
氣は無限に小なるもので、氣の文字の中の米の中心から湧き出て、四方八方に放射されています。氣の文字の米の中心は、森羅万象、つまり、宇宙の中心であり、この一点は体の中心でもあり、氣の海・臍下丹田の一点のことでもあります。

　
ですから、氣の文字の米の中心を意識することにより、自分の臍下丹田の一点を意識することにもなり、宇宙の中心を意識することにもなるのです。

　
氣は無限に小なるもので、臍下丹田の一点も、原子核→素粒子→さらなる微細な粒子・・・・無限に小なる一点となり、臍下の一点に心をしずめ統一する！最初の定点が定まれば、命数の奥義が楽になります。

　
心はころころ変わり、色々な想いが湧いてきますので、本当に心のコントロールは難しいのですが、無限に小なる一点に心をしずめるイメージをします。合気道の藤平光一氏は、心を2分の1、2分の1、さらに2分の1とだんだん小さくして行くと、教えています。

　
降龍は、10分の1、10分の1・・・・・と、涅槃寂静まで至りますから、はじめに、心を2分の1、2分の1、さらに2分の1としてから、降龍を実践すれば、より正確に無限小の臍下の一点に至ることができるかも知れません。

　
藤平氏は合気道で植芝盛平が存命中に10段位を許された唯一の人物ですから、確かな教えだと思います。そして、彼は、臍下丹田の一点に意識を集中すれば、自ずと体から力が抜けて、心身のバランスが一致して、最大限の能力が発揮できるのです。と、指導されておりますので、臍下の一点に心をしずめるだけで心身も統一できるのです。

　
私の場合は、毎日、和（円）を書くときに臍下の一点に心をしずめて
応用しています。アカシック・テストも精度が高くなります。
　

心が動揺していれば円は乱れて書けません。臍下の一点に心をしずめれば、体から力が抜けてリラックスできるので、氣のエネルギーも最高に出てくるので有り難いことです。先日除雪をしたときにもその感覚がつかめたので驚きましたが、まだまだ、未熟なこともわかりました。

　
降龍（スパイラルシート）の練習を重ね、ますます高揚感を高め、ご自分のお仕事にも活用されてください。まだまだ奥が深いので、進化を続けましょう。