セロトニン・メラトニン M4021

セロトニンメラトニン



難病についての今までの体験談や完治例など書きたいのですが、薬事法など、色々な制限がありますので、文章として発表できないものが多くなります。確実に治る方法を知っていて、その実績もたくさんあり、全国では苦しんでいる病人が何万人も何十万人もいるのですから、尊い命を助ける!という観点からも歯がゆいところです。

 
以下は、原因不明の難病にかかり、30年以上も苦しまれた柳沢桂子さんの闘病体験記です。うつ病、花粉症、慢性疲労、さらに、糖尿やガンなども、脳内ホルモンの正常化や微量ミネラルの摂取などで、ほとんどの現代病の改善が見られるものと確信しております。柳沢桂子さんの闘病体験記を読んでいただければ、それがわかります。

 

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「命の日記」や「生きて死ぬ智慧」などの本を書かれている生命科学者であり作家でもある柳沢桂子さんという人がいます。柳沢桂子さんは、原因不明の難病にかかり、30年間も闘病生活を強いられて来たのですが・・・。彼女が30年間も地獄の苦しみを強いられた難病の原因も、脳内の『神経伝達物質や脳内ホルモンの代謝異常』だったのです。

 
彼女が全身の激痛を伴う難病にかかり、歩行も困難になり、車椅子とベッドの生活を余儀なくされ、『脳内ホルモンの代謝異常』である事がわかるまで、30年間もかかっているのです。発病以来、病苦は次々に襲ってきて、彼女が受けた手術だけでも、子宮内膜手術・卵巣摘出手術・胆嚢摘出手術と行われ、30年間も、どこの大病院も治すことができず、その病名は、診てもらった医師の数ほどもついたそうです。

 
柳原桂子さんは生化学者であり、彼女の夫は大学教授です。大都会の最新の医療設備のある大病院に、名医と称される多くのお医者さんに、診てもらったのです。彼女の本には、お医者さんの名前が実名入りで紹介されています。けれども誰一人としてこの脳内ホルモンには、気づかなかったのです。

 
何十人もの大病院の名医がいても、分析機械に数値として出てこなければ「脳内ホルモンの代謝異常」など、思いも寄らなかったのです。巨大病院の名医が悪いと非難しているのではありません。目にも見えないような、微細なものが、劇的に良くなる!とは、誰もが思いも寄らないことですから、無理もないのです。担当の医者は、病気の原因が見あたらないことから、彼女をヒステリー性の詐病と診断していたのです。

 
彼女は、この「認められない病」によって医療から受けた「言葉の虐待」ともとれる体験も書かれています。何度も死ぬことを考え、しまいには、食事が喉を通らなくなり、食物が胃に届くまでに食道が痙攣して激しい痛みを伴うので、心臓付近の中心静脈にチューブを入れて栄養分を補給しなければならなくなったのです。


三十年間の闘病の末に、モルヒネも効かなくなった激痛となってしまい、苦痛があまり長く続くので、とうとう彼女は彼女の夫に、チューブをはずしてもらう、つまり、尊厳死を告げ、夫もそれに同意したのです。そして、彼女が死を覚悟した直後に奇跡が起きたのです。息子さんの当時は将来の奥さんの紹介で、精神科のお医者さんの往診を受けることになりました。

 
そして、往診に来てくれた先生は、彼女の話しを少し聞いただけで、『慢性疼痛。脳の代謝異常です』と言って、薬を置いて行ったのです。その薬は、すぐに効果が表れ、激しい腹痛が軽くなったのです。

 
発病を1969年とすると、30年間、どの大病院でも診断のつかなかった病気を大塚先生は、たった一回の往診で治して下さった。私の病気は、神経伝達物質の中のセロトニンノルアドレナリンが不足しているのだという。抗うつ剤には、このような神経伝達物質の見かけ上の量を増や働きがあるので、効果があるということだった。

   
中略-----------------------

 
とはいえ、やはり、自分の身体で作るのとは違って、副作用もあるし、まったく健康な人とおなじというわけにはいかない。それでも、苦しみから解放されて、家族と共に静かに暮らすことができるのは、何と言う幸せであろうか。と、彼女の「命の日記」という本に書かれています。

 
30年間の苦しみの果てに、神様が与えてくれた「天恵」!と言ってしまえば、怒られてしまうかも知れませんが、彼女にとっての30年間は、想像も絶する地獄だったのです。30年間も、医療機関は何をしていたのだ!と、腹立たしくもなります。

さらに、彼女が2004年に書いた、「生きて死ぬ智慧」という本には、
この本の内容は、生物学者の目から般若心経を独自の見解で意訳されたのですが、この本のあとがきには、嘔吐や腹痛からは開放されましたが、その後、狭心症がひどくなり、歩くことができませんので、家の中を電動車いすで移動しております。と、書かれており、その後、脳脊髄液が漏れていることを、脳神経外科のお医者さんが、MRIで見つけてくれたそうです。

 
1969年の発病以来、36年も病んだことになります。と、書かれておりますので、現在でも、薬の副作用などの後遺症で、完全には回復されてはいないようです。彼女は、神経伝達物質の中のセロトニンノルアドレナリンなどの脳内ホルモンの分泌の抑制の他にも、脳脊髄液が漏れているという二重の原因が、これほどまでに悲惨な結果を招いたのです。彼女の壮絶な体験は、私達に貴重な教訓を与えてくれました。

 
今までの医療システムでは、現代に特有の病気に対しては、無力で太刀打ちできない!ことを示唆してくれているようにも思われます。神経伝達物質や脳内ホルモンは、ナノとかピコとか、ほんのわずかの目にも見えない極微の世界のものです。いくら最先端の医療機関と言えども、機械では測定できず、分析できないほどの微量な世界では、今までのレベルでは、仕方のないことだったのかも知れません。

 
こんなわずかな物質の欠乏で、恐ろしい地獄になってしまうのですから、柳沢桂子さんが体験された、30年間の苦しみは、深い意味があり、関心を寄せるべきです。そして、彼女の30年間の地獄の苦しみから解放してくれた奇跡は・・・つまり、神経伝達物質の中のセロトニンメラトニンに、注目してもらいたいのです。

 
慢性疲労を初めとする、現代人のほとんどが罹っている疾病のほとんどが脳内の代謝異常から起きて、回復においても、重大に関与しているのではないでしょうか?(セロトニンメラトニンも、松果体から分泌される同じ成分のホルモンになります。)

 
「この人はたまたま、これらのホルモンで良くなったが、他の病気はそう簡単には治らないだろう?」と、多くの人が常識的な疑問を抱かれると思います。けれども、これらの脳内ホルモンに限って、体の中にある、全てのホルモンに司令塔の役目をしていて、免疫力を高め、抗酸化力が何よりも強いので、どの病気に対しても劇的な効果を促しているのです。
 
 
彼女は30年間で、何十種類もの病気にかかったことになり、どれもこれも、名前をつけられるだけで、どんな大病院のどんな名医にかかっても、絶望という結果だけだったのです。現在、難病指定されている病気のほとんどが、病院でも原因はわからなく、多くの患者さんは、彼女の様な、扱いを受けていなければいいのですが。

 
冒頭でも書きましたが、うつ病、花粉症、慢性疲労、さらに、糖尿や
ガンなども、脳内ホルモンの正常化や微量ミネラルの摂取などで、ほとんどの改善が見られるものと確信しております。