音声による松果体の振動 M5021

音声による松果体の振動


高いお金をかけなくても、息を吐くことだけを意識する呼吸法=丹田呼吸で、大量に酸素を吸収することができます。この呼吸法は大げさな機械も必要もなく無料ですからいつでもどこでもできます。酸素を吸うと疲労回復に効果があるからこのようなカプセルを使うのですが、酸素を吸う前に、体内には二酸化炭素が大量に溜まっています。

 
二酸化炭素は、炭酸ガスとも呼ばれ、人体にとっては、肺にも全身にも溜まっている有害な毒ガスになります。この毒ガスが命を縮め、元気を無くし、体に害を加えます。疲労の元凶にもなりますから、酸素を吸う前に、この毒ガスを速やかに体外に出すのが賢明なことなのです。肺は3億個とも7億個ともいわれている肺胞からできていますが、人の肺胞を広げると、その表面積は90平方メートルもあり、テニスコートほどの広さになります。

 
そんなに表面積があるブドウ状の肺胞の中に、二酸化炭素が、びっしりと付着していて、普段の呼吸では、この毒ガスのすべてをきれいに吐き出すことはできないのです。普段の呼吸だけでは、肺胞の表面の20%の二酸化炭素だけが吐き出されるだけで、残りの80%の二酸化炭素が肺胞の奥に澱んでいるのです。ですから、20%程度しか酸素の入る余地がないのです。

 
満員電車から、少しのお客さんしか降りなければ、電車にはたくさんのお客さんが残っているので、少しのお客さんしか乗れません。一般の呼吸でも肺の状態は、この満員電車と同じように、毒ガスがいっぱいの状態になっているのです。特に現代人の肺は、運動量も少なく、たとえ運動しても、吐き出すことに意識をしていないので、肺には二酸化炭素が満員電車のようにびっしり詰まっていて、いくら空気を吸ったつもりでいても、二酸化炭素を吐き出さない限り、酸素不足に
なっているのです。

 
例えば、旅行で、山や高原などに行って、新鮮な空気を一杯吸ってください!といわれると、深呼吸をすると思いますが、ほとんどの人は、恐らく100%近くは、手を大きく広げて胸をはり、思いっきり新鮮な空気を吸うことから始めると思います。肺は、満員電車状態ですから、思いっきり吸っているようでも、20%くらいしか入ってはいないのです。

 
二酸化炭素が80%入っている状態で、酸素をいくら吸っても、20%しか入る余地がないのです。高価な酸素カプセルに入っても、吐き出すこと意識を向けなければ、あまり効果は期待できません。心を込めて徹底的に、二酸化炭素を吐き出すのです。漠然と吐き出すよりも意識して吐き出すことが大切なのです。

 
息を吸うことを意識しなくとも、徹底的に吐くことだけに意識をする呼吸に切り替えれば、新鮮な空気は今までの4倍〜5倍も入ってくるのです。現代社会の環境下では、呼吸が浅いために、全身の60兆の細胞は、常に酸素が不足しています。そして、その細胞からは休みなく血液を介して二酸化炭素が肺に送られて、肺の中は二酸化炭素でいっぱいの状態になっているのです。

 
肺の中は、有害な毒ガスで満たされ、細胞に必要な新鮮な酸素がほんのわずかな量しか供給されておりません。頭痛や肩こりなどから原因不明の難病に至るまで、酸欠状態で起きる病気が多発しているのです。呼吸は、新鮮な空気とのガス交換ですから非常に大切な生理現象になります。このことを常に意識して、理想的な呼吸法を実践してくださいね。吐くことを意識する呼吸は一日何回も、できる限り毎日行うのです。

 
息をゆっくりと吐き出しているときは、氣のエネルギーが下がっていることになります。ですから、丹田に氣を沈めていることをイメージしながら吐き出すのです。私の推奨する方法は、丹田呼吸に声を加える呼吸法になります。この丹田呼吸に、音声を加えると、丹田呼吸の最高峰とも言うべき理想的な丹田呼吸法になってきます。

 
一般的な丹田呼吸は、すぐに効果が見られないので、忍耐力が必要で、継続が困難になります。それが、呼吸とともに音声を出すことにより、継続率が高まるのです。江戸時代の白隠禅師は丹田呼吸の実践で、不治の病気から快復し、70代の年齢になっても、元気そのもので、20代・30代で、人生で一番に元気だったころよりも、さらに元気な状態を保つことができたのです。

 
私が推奨している「呼吸法」は、白隠禅師の丹田呼吸よりも、さらに一段上のエネルギーレベルや脳波のレベルも高まる「呼吸法」になりますから、健康面ばかりか、あらゆる分野で確実な奇跡を招くことができるのです。大人も子供も、息をつめる生活が日常化してしまうと、呼吸の量が少なく、十分な酸素が体の全身に行き渡りません。大人も子供も、酸素不足、脳内ホルモン不足で、いくら時代が進んでも慢性的に疲れが取れないのです。

 
現代の環境では、呼吸のリズムが狂い、望ましき脳内ホルモンが抑制され、脳内神経も弱り切って、気分を落ち込ませ、感情をコントロールできない、ウツの大人やキレル子供が増える一方なのです。


私が推奨している「呼吸法」とは、能望や五十音の実践です。徹底して息を吐くことに意識を向けて実践すれば、松果体の振動を促し奇跡のホルモンを分泌し、大量の酸素も吸収できて、脳波も最高の状態になりますので、心身ともに健康になり、気分は爽快になるのです。大量に吸収した酸素の一部からは活性酸素が発生しますが、奇跡のホルモンはこの活性酸素を無害にするので、音声による松果体の振動は、この点からも効果的なのです。